« 三井倉庫と廃船と貨物線瑞穂橋梁 神奈川 | トップページ | 屏風ヶ浦の白旗商店街再訪 横浜市磯子区 »

2018年10月28日 (日曜日)

天王町から東海道程ヶ谷宿を歩く 保土ヶ谷

181028152716edit
181028162536edit
181028142721edit

天王町から東海道程ヶ谷宿を歩く 保土ヶ谷


181028-142021
 湘南台駅から相鉄いずみ野線の各停横浜行きに乗り,天王町駅で下車する。

181028-142231
 天王町駅の改札を出て,北側にでると旧東海道が洪福寺松原商店街へと続いている。こっち方向も魅力的だが,今日は南側の程ヶ谷宿方向へと歩いてみようと思っている。

181028-142329
 天王町駅の南側へ旧東海道が延びている。

181028-142408
 天王町駅前公園。10月も末だというのに日射しが強い。

181028-142421
 相鉄天王町駅を振り返る。

181028-142608
 天王町駅前公園の西側の一郭。三平瓦店,Pub「Asuka」,CAFEBAR・KARAOKE「MiMiZuKu」の並び。

181028-142629
 天王町駅前公園。小さな公園に橋の欄干のモニュメントが設置されている。現在は相鉄線の東側を流れている帷子川だが,1964年(昭和39年)の河川改修工事前はこちら側を流れており,ここに旧東海道の帷子橋が架かっていたことを示している。

 ここに帷子川が流れていたことを考えながら地図を見ると,西にある帷子公園は川の跡だし,その西側には明らかに川の流れを示すカーブも残っており,「旧古町橋跡」もある。

181028-142702
 帷子橋のモニュメントを旧帷子川の下流側から見る。

181028-142721
 天王町駅前公園から天王町駅を振り返る。ここが旧東海道である。

181028-142742

181028-142814
 横浜環状1号線の天王町駅前バス停。

181028-142828
 天王町駅前から環状1号線の南側を見る。ここから旧東海道の程ヶ谷宿の下岩間町・神戸(ごうど)町・帷子町……が続いている。

181028-142846
 天王町駅前公園。

181028-143008
 CAFEBAR・LIVE・KARAOKE「MiMiZuKu」。この天王町駅前公園の西側から神戸町公園の前に続く道路は岩間町一丁目と神戸町の境界になっていて,ひょっとしたら旧今井川の流路ではないかと思っている。

181028-143147
 大衆食堂「かちどき食堂」の前の天王町駅前バス停。

181028-143242
 横浜環状1号線(旧東海道)を南へ。

181028-143331
 横浜岩間郵便局。

181028-143515

181028-143727
 横浜環状1号線の大門通り交差点。旧東海道と大門通りが交差する。大門とは神明社の大門だと思われる。

181028-143819
 大門通りを東へ入り,大門通り交差点を振り返る。大門通りは戸部村と保土ヶ谷(程ヶ谷)宿の往来に使われた保土ヶ谷道の一部であり,保土ヶ谷宿の先に神明社があった。

181028-144042
 今井川に架かる大門橋。

181028-144126
 大門橋から今井川の下流側を見る。

 今井川は,江戸時代には「日照りの時はすぐに水が涸れ,大雨の時には下流の帷子通りで氾濫する」と言われ,ここ岩間町付近で東海道の西側を流れていた川を東側のここに付け替える改修工事が行われたわけだが,大雨のときにだけ水量が増加するというのがよくわかる景観になっている。

181028-144509
 大門通りを東に歩くと東海道本線に突き当たる。角には北井だるま薬品商会がある。

181028-144612
 東海道本線に架かる跨線橋の途中から大門通りを見る。

181028-144643
 大門通りの大門橋方向を振り返る。

181028-144940
 大門通りが突き当たった東海道本線の先には杉山神社がある。大門通りの東西に杉山神社と神明社が向き合うかたちになっている。

181028-145054
 大門通りを引き返す。正面に横浜ビジネスパークの野村タワーズが見える。イーストタワーかNRIタワーかは判別できず。

181028-145302
 今井川に架かる大門橋。

181028-145702
 大門通り交差点の西へ。太田とうふ店がある。

181028-145744
 ワイン食堂ツルカメ。「バカはうまいよ」のつるかめ食堂@思い出横丁ではなく,イタリアンである。

181028-145856
 ハンコと印刷「赤坂印舗」。後ろに横浜ビジネスパークの野村タワーズNRIタワーがそびえる。

181028-145940
 赤坂印舗の前から天王町駅前公園に向かって延びる道路。神戸町と岩間町の境界にあるこの道路,先に書いたように旧今井川跡だと思うのだが……

181028-150003
 大門通り(相州道)と古東海道が交差する神明社前交差点。傍らに庚申堂がある。

181028-150035
 相州道と古東海道が交差する神明社前交差点の横にある庚申堂。

181028-150107
 神明社前交差点。写真左が相州道(大門通り),右が古東海道。この先に旧古町橋跡がある。
 古東海道は,現在の横浜環状1号線の西側を流れていた旧今井川を避けるように,旧今井川のさらに西側を通っていたのではないかと推測する。

181028-150224
 神明社前交差点から相州道(大門通り)を振り返る。庚申堂の横に相州道・古東海道の道標が立っている。

181028-150346
 相州道の横に延びる神明社の参道。地図を見ると神明社の参道のほうが大門通りと真っ直ぐに繋がっており,相州道が神明社を避けて通っていることがわかる。

181028-150409
 神明社の鳥居。

181028-150431
 横浜ビジネスパークと中華「八珍」。

181028-150801
 信心の足りない私だが,参拝して境内で休ませていただく。

181028-150825
 鳥のさえずりが聞こえる森に囲まれた神明社。ベンチに座って休む。
 颯爽とした女性が参拝する姿に見惚れてしまった。この女性だけなく,かくしゃくとした老人など多くの参拝者が訪れる。日常生活に神社が溶け込んでいるのだろう。

181028-151039
 神明社横の横浜ビジネスパーク。

181028-152631
 風致保安林に囲まれた神明社。天照大御神を祀る。

181028-152716
 神明社の絵馬掛け。アワビの殻に願いを書いた絵馬(アワビ絵馬)も下がっている。

181028-152752
 清流・人形(ひとがた)流し。人の形をした紙で身体(ケガや病気をしている部分)を撫で,息を吹きかけて清流に流すと,積もり積もった心身のけがれを取り除くことができるという。

181028-152805
 清流と池。

181028-153225
 信心の足りない私だが,ちゃんと人形を流した。

181028-153733
 相州道(大門通り)を引き返す。田中金魚店。

181028-153939
 神明社前交差点から古東海道へ。柿の実がたわわに実る。

181028-154215
 かつての今井川の跡だと推測してみた見光寺(写真左)と香象院の間の路地を歩いてみたが,川の跡かどうかはわからなかった。私の推測では,見光寺の参道を今井川が横切っていたのではないかと思う。

181028-154321
 横浜環状1号線に出る。

181028-154516
 岩間町二丁目の環状1号線を南へ。Coffee「Toda」と理容「ベニス」。

181028-154538
 環状1号線の斜向かいには生そば「二五八屋」。

181028-154545
 髪型製作所。いかにも工場 or 倉庫っぽい建物なので,カツラの製造工場なのかと思ったが,ヘアサロンだった。

181028-154643

181028-154656
 Coffee「Toda」と理容「ベニス」の間の路地の先に天徳院の瓦屋根が見えたので行ってみる。

181028-154734
 子供がひとりも遊んでいない「岩間子供の遊び場」。

181028-154757
 いまどき珍しく遊具も残っている公園なのだが……

181028-154838
 路地の先に天徳院の山門が見え始めたココ! ここの絶妙なカーブに注目。このカーブは写真右側の先で見光寺の前に続いている。やっぱりここは今井川の元の流路に違いない。

181028-154911
 天徳院の山門と古東海道。古東海道は旧今井川の西側を通っている。古東海道は今井川を避けるために旧東海道よりもずっと西のほうを通っていたのではないだろうか。

181028-154945
 神戸山天徳院。曹洞宗の寺院である。

181028-155340
 路地を抜けて生そば「二五八屋」の前に出る。

181028-155510
 横浜環状1号線を南へ。喫茶「キング・オブ・ジョイ」。“Rock, Soul and Blues”……いいね。

181028-155545
 横浜環状1号線の反則センター交差点横の「交通反則通告センター」が閉鎖されている。新しくなった二俣川の運転免許センターの中に移転になったようだ。

181028-155601
 すぐ横の環状1号線の交差点名「反則センター」がしばらくそのまま残るのかと思ったら,既に「岩間町交番」交差点になっている。
 確かに交差点の角に岩間町交番があるので,ちっとも間違いではないが,バス停名は「帷子町会館前」になっていて,帷子会館(帷子町一丁目町内会館)が横にあるので,それを交差点名にしても良かったのではないかと思う。

181028-155624
 元交通反則通告センターの向かい側,ヘアーサロン「赤石」の横に路地がある。

181028-155651
 小さな商店街かと思ったが,既に店じまいして住宅街になっているようだ。

181028-155726
 月見台に続く坂道に出る。

181028-155750
 路地を振り返る。

181028-155828
 モダンな感じの遍照寺真雅会館涅槃堂。写真左側に遍照寺の参道がある。

181028-155842
 遍照寺の前から岩間町交番交差点へ。

181028-155934
 岩間町交番交差点(旧反則センター交差点)。傍らに「旧中橋跡」の案内板が立っている。

 河川改修前の今井川はここで東海道程ヶ谷宿を横切っており,ここに「中橋(なかのはし)」が掛けられていたという。つまり,東海道(環状1号線)の東側を流れていた今井川は,ここで旧東海道を横切って東海道の西側に流れを変えていたのである。
 旧東海道の西側を流れる今井川は天徳院の前を古東海道とともに横切り,見光寺と香象院の間を曲がりくねりながら流れて天王町駅方向へ。たぶん間違っていないと思う。

181028-160111
 今井川に架かる今井橋の上から上流の保土ヶ谷駅方向を見る。

181028-160124
 今井橋から今井川の下流を見る。今井橋の下流側は付け替えられた今井川の新しい流路となっている。

 今井川の流路の疑問が(自分の中では)晴れると,今度は今井川・帷子川という川の名前が気になってくる。

 保土ヶ谷宿の保土ヶ谷・上岩間・神戸・帷子・下岩間に沿って流れる今井川。今井川の名称は,上流にある今井集落(横浜新道の今井インター付近,現在の今井町。集落と呼べるほど家屋が集まっていない)に由来する。
 それに対して,帷子川流域に帷子という地名はなく,今井川が流れる上岩間・神戸あたり,現在の保土ヶ谷駅付近の帷子町の名が帷子川に付けられている。なぜ帷子を通らない川が帷子川になったのだろう?

181028-160342
 岩間町交番交差点に戻る。

181028-160404
 岩間町交番交差点横の帷子会館(帷子町一丁目町内会館)。

181028-160640
 保土ヶ谷駅前の三叉路(五叉路)。正面が旧東海道。環状1号線から旧東海道が分岐するかたちになっている。

181028-160716
 三叉路の立ち呑み屋「立ち呑み家」。

181028-160732
 横浜家系「ラーメンほどが家」。

181028-160800
 三叉路。

181028-160823
 横浜家系「ラーメンほどが家」。

181028-160911
 フジヤのペコちゃん。ミルキーのペコちゃんはオーバーオール姿がトレードマークだったけど,店頭のペコちゃん人形はスカート姿が多い。着せ替えやすいのが理由かな。

181028-161154
 保土ヶ谷駅西口を流れる今井川。

181028-161235
 保土ヶ谷駅西口。

181028-161654
 保土ヶ谷駅西口の南側を流れる今井川。東海道本線(東海道線・横須賀線他)の電車が走る。

181028-161730
 今井川の左岸に第二常盤湯の煙突が見える。

181028-161758
 第二常盤湯。

181028-161901
 今井川を渡り,旧東海道へ向かう。やけに狭い歩道が両側にある。ほとんどの人は歩道を使わず,車道を歩いているようだ。

181028-162018
 旧東海道,金子クリーニング商会。

181028-162054
 旧東海道。ふとんのないとう,サノ靴店……

181028-162139
 帷子町二丁目の横浜帷子郵便局。

181028-162157
 ふとんのないとうの横,細い路地の先に第二常盤湯がある。

181028-162318
 ふとんのないとうの前から旧東海道の南側を見る。

181028-162434
 帷子町二丁目の第二常盤湯へ。「通り抜けできません」の看板が立つ。

181028-162536
 路地の奥,稲荷神社と並ぶように第二常盤湯がある。

181028-163111

181028-162636
 旧東海道に戻る。

181028-162725

181028-162736
 クツとサンダル「サノ靴店」。

181028-162807
 焙煎珈琲の「帷子珈琲」と「野菜の家」。

181028-163404
 旧東海道を北側に引き返す。

 自販機の缶・ペットボトル回収ボックスの横に「助郷会所跡:各助郷村の代表は,ここに出勤して問屋場の指示に対応するとともに,村が手配した人馬が不公平な割り当てを受けたり,不正に使用されないよう監視する場所でもありました」という説明書きが書かれている。

 街に保土ヶ谷(程ヶ谷)宿の痕跡はほとんど残っていないが,各所に宿場町時代の説明板が設置されており,歴史を伝え続けようとする努力が感じられる。

181028-163639
 再び今井川を渡り,東海道本線沿いの通りへ。焼肉「小野味屋」。

181028-163708
 宿場そば保土ヶ谷宿「桑名屋」。古い建物にも見えるが,店の部分を見ると比較的新しそう。

181028-163732
 桑名屋の前から保土ヶ谷駅西口方向を見る。

181028-163818
 南側の東海道線・横須賀線の踏切方向を見る。

181028-163949
 保土ヶ谷駅西口のタクシーのりば。

181028-171126
 保土ヶ谷駅西口で晩飯を食い,同じタクシーのりばへ。

181028-171157

181028-171257
 保土ヶ谷駅西口。

181028-171310
 保土ヶ谷駅西口。送迎のマイカーでいっぱいになる。

181028-171458
 保土ヶ谷駅西口の「ビーンズ保土ヶ谷」から駅前を俯瞰する。

181028-171618
 保土ヶ谷駅から電車に乗って帰る。

 次の逗子行きまで5〜6分ある。保土ヶ谷から二つ目の戸塚までしか乗らないので座れなくてもどうでもいいが,2両連結されているグリーン車の位置が横須賀線逗子行きか湘南新宿ライン逗子行きで全然違うので,ホームの前のほうに降りるか後ろのほうに降りるか,ちょっと悩む。

 駅の電光掲示板やアナウンスでは「横須賀線の逗子行き」という情報しかない。グリーン車を利用する人も,利用しない人も,グリーン車の位置がどこになるかは比較的重要な情報だと思うが,ホームに降りて「次の電車のグリーン車はここです」表示を見ないとグリーン車の位置はわからない。そのまた次の電車のグリーン車の位置はどこにも表示されない。

 時間があったのでiPhoneの乗換案内で調べたら次の電車は湘南新宿ライン逗子行きと判明。どうせなら座って帰りたいので,ホーム後方の横須賀線のグリーン車の位置で電車を待っていたら,案の定乗っている人が少なく,運良く座ることができた。本ブログで何度も書いているが,私は混雑した電車が大嫌いなのである。

── SONY α7R III + Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS or iPhone 7 or RICOH GR

天王町〜神明社〜保土ヶ谷

【関連記事】
2007年4月 1日 (日曜日):保土ヶ谷駅周辺を歩く

|

« 三井倉庫と廃船と貨物線瑞穂橋梁 神奈川 | トップページ | 屏風ヶ浦の白旗商店街再訪 横浜市磯子区 »

・14 神奈川県横浜市」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/14019/67333278

この記事へのトラックバック一覧です: 天王町から東海道程ヶ谷宿を歩く 保土ヶ谷:

« 三井倉庫と廃船と貨物線瑞穂橋梁 神奈川 | トップページ | 屏風ヶ浦の白旗商店街再訪 横浜市磯子区 »