« 丘の上に住まう暮らし 横浜市東戸塚 | トップページ | 横浜市瀬谷で人間ドックに入る »

2016年10月22日 (土曜日)

大船駅東口 大船商栄会商店街を歩く

161022-190055-Edit

大船駅東口 大船商栄会商店街を歩く


 せっかくの土曜日にもかかわらず,定期的な通院で大船へ。主治医による診察診断以外に接するのは優しい看護婦さんばかりではあるが,やっぱり病院は苦手だ。前回の検査結果はおおむね改善傾向にある中,肝心の腎臓の数値が悪化傾向なのがヤな感じ。慢性腎臓病の治療は現状維持が目的で,改善は期待できないからだ。

 そんなわけで,あまり歩き回れない状態で,大船駅東口の駅前の商栄会商店街を撮って歩くことにする。

161022-174337
 大船駅東口の階段を下りたところにある交差点。正式名称はなさそうだが,大船駅東口前交差点といえば通じるかもしれない。
 横断歩道を渡ったところに大船駅前交番があり,警察官が立哨している。

 私は長年商店街や繁華街の写真を撮り続けているが,運が良いのか何なのか,今まで一度も職務質問を受けたことがない。
 ちょっと前に読んだ「職務質問される怪しい人の基準」という記事には,季節感のない服装をしていたり,変な汗をかいていたり,目をキョロキョロさせていたりすると職務質問の対象になりやすいと書かれていた。

 10月も終わりに近づいたのに,私は季節感のない半袖シャツだし,汗っかきな上に病気の影響もあって,少し歩いただけで息切れして汗ばんでしまう。顔は無精ヒゲだらけで,大きなレンズを付けたカメラを抱え,どこをどのように撮ろうかとキョロキョロしながら歩いている。自分を第三者の眼で見れば,明らかに職務質問の対象になる人そのものなのだが,この日も職務質問はされなかった。人によっては交番を撮影しただけで警察官に取り囲まれた,ということもあるらしい。
 ひょっとしたら私からは,“職務質問しないほうがいいよオーラ”が出ているのかもしれない。

161022-174440
 立哨している警察官の横に立って大船駅東口の階段,そして大船ルミネウイングを撮影。もちろん,警察官にちょっかいを出しているわけではなく,会釈してから横に並ぶぐらいのことはしている。

161022-174650
 駅前の交差点から東に延びる芸術館通り(旧松竹通り)の大船商栄会商店街。鎌倉芸術館方向に延びている。

161022-174800
 駅前から根岸線(京浜東北線)の線路に沿って北に延びる県道203号線(大船停車場小袋谷線・駅前県道)の大船商栄会商店街。

161022-174904
 大船駅東口前の交差点と大船ルミネウイング。もっとたくさんの人が横断歩道を渡っている様子を撮りたかったのだが,多くの人が写るということは,写ってほしくない場所にも人が写る可能性(たとえばレンズの前にアップで人が写り込むなど)が高くなるため,なかなか思ったような写真は撮れない。
 立哨する警察官と交番の前のパトカーも写っている。警察官から離れて撮っているように見えるが,使っているのが超広角レンズなので,実はかなり近くで撮っている。

161022-175010
 鎌倉芸術館方向に続く芸術館通り(旧松竹通り)の大船商栄会商店街。亀屋万年堂や観音食堂,携帯電話ショップが並んでいる。

161022-175226
 サカナとさかなは魚で肴の観音食堂。ご存じの通り,鮮魚店「魚廣」が経営している観音食堂は,大船で魚が食べたくなったときに真っ先に思い浮かぶ店である。煮魚定食や刺身定食がなかなかいいのだが,各種魚介類をつまみにして昼間から飲んでいる人でいつも賑わっているので,禁酒を決心してからは行くのがつらい店になってしまった(個人的な理由だね)。

161022-175248
 SoftBankとauが並ぶ。

161022-175300
 観音食堂の向かいには伝説のすた丼屋大船店がある。「すた丼」とはスタミナ丼のことらしい。いつか入ってみようと思いつつ,まだ利用したことのない店だ。

 スタミナといえば,30年ぐらい前に住んでいた百合ヶ丘駅前の「カッパ大王」(駅の北側に2店舗,南に1店舗あった)のスタミナ麺を思い出す。怪しげなどじょう髭の店主が中華鍋をふっていて,店もスタミナ麺(その他のメニューも凄かった)もインパクトがあった。その店主がお亡くなりになってから変わってしまったという声も聞こえてくるが,店はまだ健在らしい。久しぶりに行ってみようかな。

161022-175509
 観音食堂の前,仲通りと芸術館通りの四ツ辻。
 写真右のゲームセンターが入っている大船駅前ビルには,かつては本屋さんが入っていた。島森書店も2011年に閉店してコンビニになり,大船駅前の道路に面した本屋さんがなくなって久しい(漫画が専門の中田書店を除く)。西友やルミネウイング,駅ナカのDila大船に本屋があるとはいえ,島森書店の品揃えはやはり魅力的だった。

161022-175548

161022-175636
 観音食堂の前の仲通りと芸術館通りの四ツ辻。
 大船では,昔ながらの商店街に人があふれている。

 人口17万人の鎌倉市域ではあるが,大船地区の人口は約4万人であり(山ノ内・台・小袋谷・岩瀬・今泉・今泉台を含む),一部では「大船市」と言われているように鎌倉地区とは別の都市の様相を示している。わずか4万人規模の都市の商店街がこれだけ賑わっているのには,何か理由があるはずだ。駅前の商店街が寂れてしまって困っている都市は,一度大船の商店街を見たほうがいいと思う。

161022-175701
 大船駅前ビルのゲームセンター横の大船商栄会商店街。南側の大船仲通商店街から南北に連続している。

161022-175750
 ゲームセンター。

161022-175929
 2階は居酒屋「あじたろう」,1階の奥にうなぎの「うな菊」がある。

161022-180042
 仲通りと西友前通りの交差点。

161022-180305
 西友前通りにはチェーン店の居酒屋や飲食店が多い。

161022-180346
 西友前通りの「やきとりセンター」。大船名物?の「大船おでんセンター」に匹敵するようなマニアックな店かと思ったが,居酒屋チェーン店っぽい感じがする。

161022-180619
 西友大船店。6階の「くまざわ書店」は,現在の大船では一番大きな本屋だと思う。

161022-180638
 西友大船店の前の西友前通り。西友前通りには銀行が多い。

161022-180746
 西友前通りを大船駅方向に引き返す。

161022-180924
 打保歯科の横の仲通りの大船商栄会商店街。

161022-180953
 中華そば「天下一品」の前。このあたりにもチェーン店の飲食店が多い。商店街に賑わいのある大船の街だが,最近はチェーン店が増えて味気なくなってきている。と言っても,チェーン店が味気ないと感じるのは“おっさん”だけらしいので,チェーン店はますます増えることになるだろう。

161022-181020
 仲通りの南側を振り返る。

161022-181121
 仲通りと松竹通り(バス通り)の交差点。

161022-181447
 居酒屋「大船1丁目やきとん」がある松竹通り(バス通り)と仲通りの交差点。交通量は多いが信号機がなく,絶妙な譲り合いで成立している交差点だ。

161022-181624
 松竹通り(バス通り)と砂押川と大東橋交差点に囲まれた三日月街区。大船駅笠間口ができて,このあたりの利便性が大きく変わった。

161022-181712
 大東橋交差点が現在のような丁字路になる前のなごり。

161022-181844
 駅前県道から松竹通りがなだらかなカーブで繋がり,さらに三日月街区の前でS字カーブを描いてサンビル裏通りに繋がっていた頃のなごり(ガードレールがあるのでわかりにくいが)。

161022-181937
 三日月街区が三日月であることがわかるように撮ろうと思ったが,なかなか思うようには撮れない。写真左が大船駅笠間口。

161022-182011
 スクランブル交差点になっている大東橋交差点。

161022-182027
 大東橋交差点。

161022-182049
 大東橋交差点と三日月街区。

161022-182301

161022-182347
 大東橋交差点から駅前県道の大船駅東口方向を見る。
 道路の左端には「大船駅」の降車専用バス停があり,バス停車帯が整備されている。大船駅東口の前は片側一車線の道路になっているため,大船駅東口交通広場のバスターミナルに入る路線バス(そういう路線があるのかどうかは知らない)や,大船駅前を通って鎌倉方面に抜けるバスが,この降車専用バス停を使うようだ。

161022-182447
 三日月街区とS字カーブのなごり。

161022-182628
 大船の老舗「石狩亭」。その周辺の店は移り変わりが激しい。

161022-182742

161022-182759

161022-182840
 駅前県道の大船商栄会商店街と大船駅東口の大船ルミネウイング。

 大船駅東口市街地再開発事業の第1地区が大船ルミネウイングと湘南モノレール大船駅,そして交通広場のバスターミナルであり,1992年に事業が完了している。この写真の大船商栄会商店街や大船仲通商店街も,大船駅東口再開発事業第2地区として再開発が計画されてはいるが,いろいろと問題があって進んでいない。

 駅前県道に面した街区は2階部分に歩行者デッキが設けられ,歩車分離がなされるのだと思われるが,気になるのは地上に商店街が残る仲通りおよびその東側一帯と歩行者デッキの人の流れをどのように結びつけるのか,である。大船駅周辺の賑わいが続くのか,それとも駅に隣接したビルの中だけが賑わう街になってしまうのかはそこに掛かっているように思う。

161022-183200
 駅前県道に面した大船商栄会商店街。歩道の上に雁木のように屋根がついている。

161022-183303
 大船商栄会商店街。

161022-183342
 ありがちな写真だと「焼鳥」の提灯に近づいて,提灯以外を大きくボカしてしまったりするのだが,私の場合は“一歩下がって撮る”が基本である。この日使用しているのは35mm判フルフレームのカメラなので,それでなくても普通に撮るとピントが合ったところ以外はボケボケになってしまうので,“二歩下がる”ぐらいの気持ちで撮っている。

161022-183635

161022-183721
 大船商栄会商店街。

161022-183905
 大船駅東口の交差点。

161022-184005
 大船ルミネウイングの凝った曲面。内部を見てもわかるように,ややバブリーな建物である。大船ルミネウイングの開業は1992年9月。バブル経済時代に設計・建築され,開業がバブル崩壊による景気後退真っ只中。ルミネウイング以降の大船駅東口再開発事業が進まなかった一番の理由はそれかな。

161022-184113
 大船駅東口にある江ノ電バスの大船案内所。バスターミナルやバス停ではなく,ぽつんと駅前にあるのが面白い(少々わかりにくいかも)。

161022-184135
 江ノ電バスの大船案内所。正式には江ノ電バス横浜の大船案内所らしい。そういえば,江ノ電バスには,同じ経路を走っていても営業所の異なるバスが混在している区間があって,バス停に書かれている営業所に電話で問い合わせたら,その便は○○営業所のバスなので○○に電話してくれと,まるで別会社のような対応をされたことがあった(実際に別会社なのだが)。そのへんは改善されているのかな……。

161022-184153
 ドコモショップ大船店の横の交差点。

161022-184313
 大船ルミネウイングの歩行者デッキとドコモショップ大船店の横を結ぶ歩道橋。大船駅東口再開発事業が進んで,大船駅直結の歩行者デッキと商店街が,ことごとくこのような歩道橋で結ばれるとしたら悪夢だね。

161022-184333

161022-184505
 ドコモショップ大船店の横を通って大船仲通商店街の方向へ。

161022-184608
 数年前までピンサロだったところが大衆酒場「わらい」になっている。

161022-184720
 大船仲通商店街。ここから南に賑やかな商店街が延びている。大船仲通商店街の大船商栄会商店街側の交差点にある河合果実店のシャッターが閉じている。

161022-184737
 大船仲通商店街の河合果実店の前から大船ルミネウイング側を振り返る。

161022-184751
 大船仲通商店街。

161022-184923
 大船仲通商店街。

161022-184945
 大船仲通商店街にある近道横丁。JR大船駅への近道と書かれているが,南北格子状の街区を斜めに横断できるわけではないので,1mmたりとも近道になっていないのはご愛敬。

161022-185111
 シャッターが閉まったままの河合果実店の貼り紙が気になったので近づいてみる。

161022-185138
 ガガーン,55年の老舗が9月30日で閉店してた。昨年閉店してしまった鮮魚の三和商店に続いて,商店街で印象的だった店が閉店。寂しくなる。

161022-185223
 大船仲通商店街の河合果実店の前から大船商栄会商店街を見る。

161022-185326

161022-185359

161022-185432
 カラフルな果実店があるのとないのでは,商店街の印象が大きく違ってくる。

140809-180748
 2014年に撮影した河合果実店と大船仲通商店街。

161022-185505
 大船商栄会商店街へ。

161022-185553
 鮮魚「魚廣」と観音食堂。

161022-185700
 大船商栄会商店街の観音食堂。日本酒のイメージが強い観音食堂だが,看板はコカコーラとスプライト。

161022-185821
 大船の他の場所に先行して道路拡幅・整備が行われた芸術館通り(旧松竹通り)。居酒屋「いちぜん」の場所には以前は煤けた焼鳥屋があって,焼鳥のにおいと煙がただよっていたっけ……

161022-185904
 大船駅東口方向を振り返る。

161022-185943

161022-190049
 “サカナとさかなは魚で肴”の観音食堂の横を通って大船駅へ。

161022-190249
 大船駅東口が見えてきた。写真左が大船駅前交番。
 狭い芸術館通りは19時まで駅前県道からの車の進入が禁止されているのだが,この写真を撮る直前に一台の車がゆっくりと進入してきた。交番前に立っていた警官があわてて運転席横に駆け寄ったのだったが,時計を見たら運良く19時01分で,ぎりぎりセーフ。

161022-190339
 大船駅前交番の前の横断歩道を渡って大船駅東口・ルミネ側へ。

161022-190417
 下りエスカレーターとエレベーターが付いて,広かった階段がだいぶ狭くなった大船駅東口の階段。なかなか下りエスカレーター・エレベーター工事が行われなかったのは,たぶん駅前再開発と同時に歩行者デッキを付ける計画があり,それと同時に整備する予定だったのではないかと思っている。なかなか再開発が進まなかったため,バリアフリー時代に取り残され,しかたなく暫定的なエレベーターを設置したのではないだろうか。

161022-190535

161022-190715

 駅前を軽くぐるりと廻ってみた。さて,晩飯はどこで食べて帰ろうかな。

── SONY α7S + Vario-Tessar T* FE16-35mm F4 ZA OSS

|

« 丘の上に住まう暮らし 横浜市東戸塚 | トップページ | 横浜市瀬谷で人間ドックに入る »

・14 神奈川県鎌倉市」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。いつも楽しく拝見させていただいております。
大船で生まれ、本郷台で育ち、今は戸塚に住んでいる自分にとって、このあたりの街の写真は懐かしかったり、新しい発見があったりと見ていて飽きません。もちろん、知らない街の風景も新鮮です。河合果実店、閉店してたんですね・・・
最近、カメラにちょっと興味も出てきました。まだm3/4も使いこなせていないぺーぺーですが、いつか三日画師さんのような写真が撮れたらいいなぁ、と思います。

今後も色々な町の日常の写真を楽しみにしております。

投稿: dice-k | 2016年11月11日 (金曜日) 12時18分

 はじめまして。コメントありがとうございます。

 私の写真は自分勝手な我流ですので,あまり参考にならないと思いますが,ひとつだけ言えることは,カメラや写真の理屈を覚えたりするより,好きなものをたくさん撮ることが上達への近道だと思います。いっぱい撮ってください。

投稿: 三日画師 | 2016年11月12日 (土曜日) 13時22分

やはり大船商店街の賑わいは格別のものがありますね。駅前が狭くて車の通行が制約される中で人の行き来が盛んなことが繁盛につながっているようにもいます。飲み屋街で性格は違いますけど京急生麦駅なんかも同じような雰囲気があります。踏切があるわけでなし、できればこのまま維持して隣の戸塚駅西口のような再開発だけは避けてほしいと思います。

投稿: 道草人生 | 2016年11月16日 (水曜日) 21時22分

三日画氏さま、返信ありがとうございます。手軽に持ち歩けるような小型のカメラを愛用していますので、たくさん撮って上達したいと思います。

道草人生さんのご意見にはまったく賛成です。自分も戸塚在ですが、飲み食いするのはいつもバスセンターより南側の、昔の面影が残る地域です。大船の再開発では戸塚の徹を踏んで欲しくないと心から思います。

投稿: dice-k | 2016年11月18日 (金曜日) 19時32分

 商店街に車が通行しにくいことが,大船の反映に繋がっているように思いますね。お二人がおっしゃるように,戸塚のような再開発にはならないでほしいですね。

 dice-kさんが,飲み食いするのはいつもバスセンターより南側の再開発されなかったエリアとおっしゃること,よくわかります。カレーにしろラーメンにしろ,人気の店が再開発から取り残されたエリアにあるのは,皮肉な感じがします。珈琲貴族という昔ながらの喫茶店もこのエリアですね。

投稿: 三日画師 | 2016年11月19日 (土曜日) 23時17分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/14019/64472010

この記事へのトラックバック一覧です: 大船駅東口 大船商栄会商店街を歩く:

« 丘の上に住まう暮らし 横浜市東戸塚 | トップページ | 横浜市瀬谷で人間ドックに入る »