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2015年5月 7日 (木曜日)

倉敷川畔の倉敷美観地区

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倉敷川畔の倉敷美観地区



 重要伝統的建造物群保存地区にもなっている倉敷川畔の商家町,倉敷美観地区を歩く。

 もともとは倉敷市玉島町を歩くつもりで倉敷までやってきたのだが,地図を見ているうちに,まずは倉敷駅前から歩いて行ける倉敷美観地区を見てみたくなった。玉島町は新倉敷からバスになるので,今日は倉敷美観地区と水島臨海鉄道の栄・常磐・水島に沿って続く水島の商店街を歩き,そのまま倉敷駅前の宿に泊まって,玉島町を歩くのは明日にする。

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 倉敷駅前の倉敷一番街商店街。
 午前中は薄曇りだが,午後からは晴れて暑くなるらしい。

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 倉敷えびす通商店街へ。えびす通商店街を南へ歩くと倉敷美観地区になる。

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 全蓋式アーケードのあるえびす通商店街。大原美術館方面と書かれている。大原美術館は倉敷美観地区にある。

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 倉敷えびす通商店街を南へ。

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 「えびす通商店街」をしばらく歩くとアーケードの柱の色や街路灯,行灯看板が変わり,「えびす商店街」となる。

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 阿智神社の西参道の階段のところで「えびす商店街」のアーケードが終わる。

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 えびす商店街の南側は倉敷本通り商店街となる。倉敷本通り商店街からえびす商店街を振り返る。

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 倉敷本通り商店街の山田サイクル。

 30年近く前にロードバイクに乗っていたことがあって,タイヤはナショナルのチューブラータイヤ(軽量化のためにリムセメントという接着剤でタイヤをリムに貼り付けて固定するヤツ)を使っていた。確かパナレーサーというブランドだったが,なんと今では会社名がパナレーサーになっているらしい。

 若い人にチューブラータイヤの話をすると,「えっ,チューブレスですか?」という反応があったりして,今ではマニアックな人か本格的なレースをする人にしか知られていないらしい。確かに,パンクをしたときにはタイヤを縫い閉じてある糸をほどいて中のチューブを引っ張り出す必要があって,さらにパンク穴をふさいだらタイヤを縫い合わせなくちゃならないから,現実的にはその場でパンクを直せず,常時予備タイヤを持ち歩かなければならないなど,面倒くさいタイヤだった。
 「今はワイヤードオンWOでも軽くできてるからチューブラー使わなくなったんだね」などと言うと,「何それ? 今はクリンチャーって言うんですよ」とか言われちゃう。年寄りはつらいね……

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 阿知二丁目の倉敷本通り商店街。

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 倉敷本通り商店街の丁字路にある小豆島ラーメンHISIO。
 全国の観光地で根付いてきた感のある観光人力車が,景観に彩りを添えてくれる。

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 阿知二丁目の阿知町ひろばと阿知町東部商店街。

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 阿知町東部商店街から倉敷本通り商店街の丁字路を見る。

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 阿知町東部商店街の愛文社書店横から中央一丁目の倉敷川畔に続く奈良萬の小路。きれいに修景されている。江戸時代からの老舗旅館「奈良萬旅館」が閉店した跡を改装,それを中心に飲食店が集まった複合飲食施設だという。

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 奈良萬の小路……

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 奈良萬の小路をゆく人力車。

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 倉敷中央通り・元町通の美観地区入口交差点から倉敷川畔に続く通りに出る。なまこ壁と白漆喰塗り込めの商家が並ぶ。

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 美観地区入口交差点を見る。土産物屋が並んでいる。

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 倉敷屋の前から美観地区入口交差点を見る。

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 中央一丁目側から奈良萬の小路を見る。ここが人力車の待機場所のひとつになっているようだ。

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 亀遊亭の前から倉敷川畔方向を見る。建物全体が蔦で覆われた建物が喫茶「エル・グレコ」。

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 蔦に覆われた喫茶「エル・グレコ」。隣の大原美術館にエル・グレコの『受胎告知』が展示されていることからの命名かな。

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 倉敷川に架かる今橋。川の向こうに見えるのは有隣荘。大原美術館を設立した大原孫三郎の別邸で,緑御殿とも呼ばれるという。

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 倉敷川の右岸。

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 倉敷川に架かる今橋と国重文の大原邸。

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 今橋から見た倉敷川。

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 今橋と大原美術館。大原美術館には福島県が生んだ夭折の画家関根正二の「信仰の悲しみ」が収蔵されており,ちょっと後ろ髪を引かれた……

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 倉敷川左岸沿いの家並み。お食事処「カモ井」,料理旅館「鶴形」が並ぶ。

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 倉敷川左岸の家並み。

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 料理旅館鶴形とカモ井の間の路地を入る。

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 料理旅館鶴形の裏の路地。

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 鶴形の裏の路地にギャラリー「十露」の入口がある。

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 有隣荘・大原邸裏の路地。

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 路地をそのまま北に抜けると倉敷本町郵便局の隣の有鄰庵の前に出る。

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 倉敷市本町の有鄰庵に行列ができている。たまごかけご飯とプリンが人気なんだとか。びっくり。どんなに美味いとしても,並んでまでたまごかけご飯は食べないなぁ……

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 倉敷市本町の旧街道の家並み。基本的には平野部にある倉敷美観地区だが,遠くに見える向山や鶴形山の緑が瓦屋根の上に見え,景観に彩りを添えている。

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 倉敷市本町の中国銀行倉敷本町支店(元の第一合同銀行倉敷支店,現在は倉敷本町出張所)。
 1922年(大正11年)竣工の国登録有形文化財だが,倉敷美観地区ではあまり人気がないようで,この建物を見ている人はほとんどいない。たとえば昭和になってから建てられた有隣荘(大原家別邸)よりも古くて歴史のある建物なんだけどね。これは奈良の三条通の南都銀行本店も同じだった。素晴らしい家並みや建築物をほとんど見ず,たまごかけご飯に行列ができる……。私にはちょっと理解できない。

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 中国銀行倉敷本町支店正面入口の6本のドーリア式オーダーとアーチ窓。

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 中国銀行倉敷本町支店の横,本通り商店街の端にタクシーのりばがある。

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 倉敷市倉敷公民館の前から見た本通り商店街。備前焼の竹宝堂やギャラリーが並ぶ。

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 倉敷公民館の横から鶴形二丁目方向に抜ける鶴形山隧道。

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 鶴形山の裾に沿ってカーブする旧街道の家並みが美しい。残念ながら国指定重要文化財井上家住宅が改修のために大きなテントに被われていて,それを避けるように撮影している。

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 本町倉敷屋の前の丁字路から東側を見る。

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 本町倉敷屋の前の丁字路から西側を見る。右側のテントが国重文井上家住宅。

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 倉敷市本町の家並み。白漆喰となまこ壁の商家や土蔵が並ぶ。

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 からしさ屋,互茶,吉井旅館……

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 虫籠窓にもいろいろ種類がある。倉敷格子や漆喰塗り込めもあれば,格子の部分が鉄の丸棒だったりして面白い。時代毎に流行があったのだろうか。

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 本町倉敷屋の前の丁字路に「倉敷帆布」の幟が立つ。倉敷周辺はかつて綿花の栽培が盛んだったこともあって,帆布生産が現在でも行われている。

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 土産物屋が並ぶ。トルコ雑貨の店もある。

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 備前焼ギャラリー倉敷一陽窯のある四つ辻。新旧の道標が立っている。

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 旅館「くらしき」の前の広い路地と火の見櫓。

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 オート三輪がある。Vespaの「Vespacar P50」という車種らしい。

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 あちの郷(阿智神社・旧街道への近道)の蔵びあ亭,浜吉ままかり亭,つね家。

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 倉敷考古館の横から倉敷川の中橋の横に繋がる水路。

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 中橋の袂に架かる無名の橋。倉敷美観地区の倉敷川に架かる橋は,今橋・中橋・高砂橋(・前神橋)の三つ(四つ)あり,観光マップやWeb上にもそれしかないかのように書かれている。あれこれ探したが,この無名の橋の名前は見つけることができず,Twitterで呼び掛けてようやく,かつては「かいやばし」とか「清音橋」と呼ばれていたという情報を得た。今は無名らしい。

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 倉敷川には白鳥がいる。倉敷川の端から端まで泳いでいたが,たまたま無名の橋をくぐってきたところを撮影。

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 無名の橋のたもとから倉敷川の左岸を見る。このあたりには常夜灯(川灯台)や雁木がある。雁木といっても,上越などの雪国にある軒からひさしを出した雪避けではなく,舟から荷揚げするために岸に作られた階段のことである。

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 中橋と倉敷館(観光案内所・川舟乗船券販売所)。倉敷館は1917年(大正6年)に倉敷町役場として建てられた洋風の木造建築。かつては倉庫などとして使われ,荒れ果てて取り壊されるところだったらしいが,市民から保存の声が上がり,解体修理されて現在に至るらしい。残したのは慧眼だったと思う。

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 中橋から倉敷考古館,火の見櫓,そして無名の橋を見る。橋の袂が人力車の待機場所になっている。

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 中橋の下をくぐろうとする観光川舟「くらしき川舟流し」。

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 中橋をくぐり,倉敷館の前をゆく川舟。

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 倉敷川の川舟流しが白鳥とすれ違う……

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 中橋をくぐってきた人気者の白鳥。後ろは倉敷考古館。

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 旅館「くらしき」の前の雁木。

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 川舟乗船場を出た川舟が中橋に向かってくる。

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 料理旅館「鶴形」の前を川舟がゆく。

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 くらしき川舟流し。のんびりして,気持ち良さそうだ。

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 旅館「くらしき」の前の雁木と川舟。後ろに見えるのは中橋。

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 常夜灯と倉敷館(観光案内所・川舟乗船券販売所)。

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 常夜灯と旅館「くらしき」。

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 中橋と倉敷館。

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 倉敷川の左岸,かまぼこ「黒田」と地酒「土手森」の並び。

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 かまぼこ「黒田」の横から倉敷アイビースクエアに続く路地。奥の「蒲鉾」の看板はヤマウ蒲鉾店。ヤマウ蒲鉾店は明治45年(1912年)創業の老舗だ。

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 老舗ヤマウ蒲鉾店の前の路地。土産物屋が並ぶ。

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 日差しが出て,暑くなってきた。

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 倉敷アイビースクエアの西側の入口の前から北を見る。右のレンガ造りの建物は児島虎次郎記念館。

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 倉敷アイビースクエアの西側入口。アイビースクエアはクラボウこと倉敷紡績の工場跡地を利用した観光施設で,旧倉敷紡績所は西日本綿産業の近代化産業遺産群33に認定されている。

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 倉敷川左岸から見た右岸の倉敷民藝館。江戸時代末期の米蔵を利用して,国内外の民芸品を展示している。

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 倉敷川左岸の家並み。地酒「土手森」,そば屋,うどん屋,喫茶店などが並ぶ。

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 地酒「土手森」は大正15年(1926年)創業の老舗酒屋。

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 倉敷川左岸の家並み。

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 備中そばやぶ……

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 手打うどん「おおにし」の前から倉敷川左岸の家並みを見る。

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 凸凹堂,手作り箸工房遊膳……

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 喫茶「こいまり」。

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 凸凹堂,手作り箸工房遊膳の前をゆく川舟。

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 倉敷美観地区のほぼ南端にある高砂橋。すぐ横にあるのは前神橋。この写真ではわかりにくいが,前神橋の欄干は龍がうねっている。

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 高砂橋の袂から倉敷川の左岸の家並みを見る。右は廣榮堂本店倉敷店。

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 高砂橋東詰の廣榮堂本店倉敷店の屋根には風見鶏がある。

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 池田薬局と酒房「八重」。

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 倉敷川畔の東側に平行する通り。本町倉敷屋のある丁字路に続いている。

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 倉敷川畔の東側に平行する通りの本町側から南の船倉町を見る。船倉町はその名の通り,舟運で賑わった倉敷川の船舶の船蔵があったところらしい。

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 地酒の井筒屋。

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 地酒八木商店の“まぼろしの酒”と岡山名産桃ジュース。

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 Tシャツ工房「あらた」,うま処「味加久」。白漆喰なまこ壁本瓦葺き屋根の家並みと,阿智神社のある鶴形山の緑が美しい。

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 うま処「味加久」の横の四つ辻。

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 GOHOBI(ゴホウビ)倉敷美観地区店。

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 本町の吉井旅館の前から東側を見る。

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 本町の吉井旅館の前から西側を見る。

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 おいしいものブティック平翠軒。明治43年創業の森田酒造場の大正時代に建てられた倉庫が店舗になっている。
 やき鳥「高田屋」の手前に阿智神社の登り口がある。

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 酒林が並ぶ森田酒造場。

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 阿智神社の鳥居。

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 和菓子の倉敷道満本店。かりんとうが美味いらしい。

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 倉敷市本町の家並み。

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 喰い処・呑み処「東千」の前から本町の東側を見る。

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 提灯上島商店の前から西側を見る。

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 喰い処・呑み処「東千」の前から本町の西側を見る。

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 倉敷市本町の森田畳店。国産畳イグサの生産高は熊本県が日本一で,国内の8割近くを占めている。熊本県産イグサを使っている店にはくまモンの絵が掲げられていることもあったりする。

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 阿知二丁目の倉敷本通り商店街の中原三法堂本通店(写真右)と林源十郎商店(写真左)。

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 本通り商店街の丸窓のYOMOGI本店と喫茶ウエダ。

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 倉敷本通り商店街の奥田商店と喫茶ウエダ。

 倉敷美観地区を歩いたあとは真っ直ぐ倉敷駅に戻り,水島臨海鉄道の栄・常磐・水島に沿って続く水島の商店街を見て回ろうと思っていたが,倉敷美観地区の地図を見ているうちに阿知南交差点の西側の家並みが気になり,川西町をぐるりと回って一番街を通って駅前に戻ることにする。

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コメント

ブラタモリを見て倉敷の歴史を知りました。古い町並みがたくさん残ってるんですね。行ってみたくなりました。

投稿: イッシー | 2017年6月30日 (金曜日) 18時46分

 倉敷の町並みはすごいです。綺麗すぎると感じるほどでした。交通の便もいいですし,お薦めです。

投稿: 三日画師 | 2017年7月 1日 (土曜日) 17時42分

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