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2015年5月 6日 (水曜日)

倉敷センター街商店街を歩く

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倉敷センター街商店街を歩く



 午後6時半。晩飯を食うため倉敷駅前をぶらつく。

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 倉敷駅前広場東側には「くらしきシティプラザ東ビル」があり天満屋倉敷店が入っている。元々は三越倉敷店で,2008年から天満屋となった。

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 倉敷駅前西側には「くらしきシティプラザ西ビル」があり,みずほ銀行倉敷支店の他に,倉敷市役所倉敷駅前連絡所や倉敷駅前郵便局,倉敷駅前交番,さらには倉敷観光案内所などの公共的な施設が入っており,上層階がアパホテル<倉敷駅前>になっている。そして,今晩の宿はこのアパホテル倉敷駅前に確保した。

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 倉敷駅南口の駅前広場のバスのりば。バスの行き先表示が「すみません回送中です」になっている。

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 JR倉敷駅の駅ビル。
 8階建てだった旧駅ビルの4階部分から8階までを解体して,3階建てに減築工事を行い,約10日前の4月27日に「サンステーションテラス倉敷(さんすて倉敷)」として開業したばかりの姿だった。

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 天満屋の前から見た西口の倉敷駅ビル。
 私の記憶の中では,学生時代の1985年頃,竣工したばかりの8階建ての倉敷駅を見たことがあるので,その大きさは頭にこびりついている。

 Wikipediaに減築工事前の倉敷姫路駅ビルの写真があるので,下に引用してみる。
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〔減築工事前の倉敷駅ビル(写真はWikipedia「倉敷駅南口」より)〕

 そうそう,私を驚かせたのは,この8階建ての倉敷駅ビルだった。
 それから時代は流れ,倉敷駅北の旧倉敷紡績工場跡地に突然エキセントリックな「倉敷チボリ公園」ができたり,観覧車ができたり,倉敷チボリ公園が閉園して空き地になったり,その空き地に三井アウトレットパーク倉敷やアリオ倉敷ができる……などなど,時代は大きくうねるように流れていることを実感する。

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 倉敷駅前のペデストリアンデッキで倉敷駅前の国道429号線を渡り,阿知二丁目の繁華街へ。

 駅前の細い路地は,実は南北を向いている。倉敷駅付近の地図を見れば,元々東西南北に向いていた通りに対して,山陽本線が右斜め45°の傾きで設置されたため,それ以降の国道429号線なども45°の傾きのまま作られ,駅の周辺で東西南北対45°の傾きのせめぎ合いが行われていることが見て取れる。

 天満屋裏側(東側)の路地は,どうやら45°の軍門に下りそうだ。
 駅前一帯の商店街はかろうじて東西南北の通りを維持しているが,その真ん中を貫く広い駅前通り(元町通)は,倉敷駅からほぼ−45°で一直線に伸びており,駅前の商店街で再開発が行われるときには45°に揃える圧力が大きくなるだろう。

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 45°の国道429号線の歩道(写真左側)から,町を南北に通る飲食店街(写真右側)へ。

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 まず眼に入ってきたのが「横浜はいから亭」。

 私は旅先の食べ歩きはあまりしないし,粗食に耐えるし,基本的には何でも好き嫌いなく食べられるので,気が向いた店にひょいっと入ることができる。

 しかし,さすがに横浜から旅に出てきて,旅先の倉敷で「横浜はいから亭」に入る理由はない。やっぱり,観光客向けではない,チェーン店でもない,どうせならその土地に根を下ろしている店で食いたい。ガイドブックで店を調べてから入るわけじゃないから,当たりの店もあれば,大外れの店もある。三日間ぐらい悔しくなるような店もあるし,平均で言えば外れの割合が意外に多い気がする。でも,そんなことも旅の醍醐味のひとつなのではないかと思っている。

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 パチンコ屋の裏側の飲食店街。倉敷中央商工協同組合の商店街。

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 駅の真ん前の路地がこの雰囲気。倉敷ってなかなか良いところだな……

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 倉敷中央商工協同組合の路地は全蓋式アーケードのある倉敷センター街商店街に突き当たる。

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 倉敷センター街商店街「BIOS(ビオス)」。倉敷センター街商店街は,全蓋式アーケードが十字に交差したエリアで構成されている。

 この先には倉敷デパートや旭商店街があるのだが,残念ながら見逃してしまった。

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 倉敷センター街商店街の倉敷駅側の入口を見る。

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 倉敷センター街商店街の全蓋式アーケードの十字の北に向かう通りを見る。

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 倉敷センター街商店街がほんの少しカーブしながら国道429号線の倉敷駅東交差点に向かって続いている。

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 倉敷センター街商店街の十字の中心の交差点を見る。

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 カレーハウス「神戸屋」。

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 倉敷センター街商店街の南側の三叉路から,商店街は「えびす通商店街」となる。

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 えびす通商店街にも全蓋式アーケードが付いている。えびす通商店街は南へと延び,えびす商店街となる。アーケードがなくなって倉敷本通り商店街となり,倉敷美観地区に続いている。

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 えびす通商店街から路地を通って倉敷駅前の元町通に出る。元町通の阿知北交差点。写真右奥が倉敷駅。

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 元町通を渡ると,倉敷駅前から真っ直ぐ南に延びる倉敷一番街商店街となる。倉敷一番街商店街にはつい最近まで全蓋式アーケードが付いていたが,一斉に撤去されている。

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 倉敷駅前から見た倉敷一番街のアーチと元町通(写真左側)。倉敷一番街商店街のアーチはアーケードのなごりらしい。

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 倉敷駅前のペデストリアンデッキの上から倉敷駅前を通る国道429号線を見る。
 倉敷センター街商店街の入口にあった中国銀行倉敷駅前支店の建物が建て替えのために取り壊されていて,シートに囲われているのが見える。

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 グーグルのストリートビューでみると,取り壊される前の中国銀行倉敷駅前支店の建物はこんな感じだった。
 たぶん戦後に建てられた三階建てだが,銀行建築のファサードを特徴付けるオーダー風の装飾が並んでいて,簡単に取り壊してしまうのはもったいない気がする。

 翌日歩いた倉敷美観地区には,中国銀行倉敷本町支店の建物が残っている。

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 これは私が翌日に撮影した中国銀行倉敷本町支店の建物である。倉敷銀行(のちに第一合同銀行)として1922年(大正11年)竣工の国登録有形文化財で,円柱オーダーが並ぶルネサンス風の銀行建築だ。

 鉄道の車両では,蒸気機関車SLは産業遺産としての価値が認められ,日本の鉄道開業時に輸入された1号機関車(国鉄150形)も保存され,動態保存しながら観光資源として活用されているSLも多い。しかし,無煙化に寄与した初期のディーゼルカーは保存されているだろうか。たとえば私が高校時代に通学に使用した磐越東線を走っていたキハユニ26はどうだろうか。当時東北本線の電気機関車と言えばED71が主流だったが,どれだけ保存されているだろうか。

 江戸時代以前の古い建築は文化財として残され,近年になってやっと明治・大正・昭和初期の近代建築に対しても,保存の意識が浸透してきた。しかし,昭和の建物は相変わらずスクラップアンドビルドで,次から次に新しい建物に変わっているような気がする。

── Canon PowerShot S100

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コメント

スクラップ&ビルド。。。現代は何でも、そうかもしれませんね。。。

投稿: ひろやん | 2015年7月17日 (金曜日) 16時25分

どうして唐突に姫路駅ビルが出てくるの?

投稿: | 2016年5月21日 (土曜日) 12時49分

typoです。

投稿: 三日画師 | 2016年5月21日 (土曜日) 17時52分

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