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2013年7月15日 (月曜日)

天空を横切る東海道貨物線 上星川

 三連休の最終日は,上星川駅周辺の商店街を見て回ることにする。

 相模鉄道の電車に乗ると,車窓から見える駅前の商店街が気になっていた上星川。戦前は厚木駅(現在のJR相模線・小田急線の駅)から二俣川までが神中鉄道として開業し,二俣川から横浜方面に線路を延ばして現在の上星川駅の場所まで開業したときには,上星川駅ではなく星川駅だったという。

 明治時代後半の古い地図を見ると,帷子川の傍らの蔵王神社前交差点付近の小さな坂本の集落と,両郡橋を渡ったところにある何かの工場が目立つぐらいで,田んぼばかりの土地だったようだ。その工場は,昭和初期の地図では既に冨士紡績の大規模な社宅群に変わっている。最初に上星川に工場を作った冨士紡績(現在の富士紡ホールディングス)が急速に事業を拡大し,北程ヶ谷駅(現在の相鉄線星川駅)の北側にさらに大規模な工場を作って移転し,跡地を従業員用の社宅にしたものと思われる。

 現在,星川駅の北側の冨士紡績(富士紡績)の工場跡地は,保土ケ谷区役所や警察署,イオン天王町店や大規模なアパート群となり,上星川の社宅群は何の特徴もない住宅地になっている。上星川の特徴と言えば,街の上を横切る東海道貨物線の高架橋ぐらいかもしれない……

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 湘南台駅から相鉄いずみ野線の各停横浜行きに乗り,上星川駅で下車する。

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 上星川駅の橋上駅から北口駅前を見る。相鉄バスが停まっているが,転回できるような場所はなく,転回用のターンテーブルも見当たらない。
 左側上方に見えるのが,東海道貨物線の高架線。住宅地の真ん中にあるため,線路は防音壁に囲まれていて,貨物列車は見えないようだ。

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 上星川駅北口。山腹にびっしりと建ち並ぶ住宅が印象的だ。

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 北口のバス乗り場では,七里堰・羽沢経由横浜駅西口行きのバスが発車待ち。車内はガラガラだけど,ちょっと乗ってみたい経路だ。

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 横浜駅西口行きの相鉄バスが発車し,国道16号線(八王子街道)の上星川駅前交差点に向かって走り去った。

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 上星川駅北口。狭いところに路上駐車がいっぱい。

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 上星川駅前交差点を見る。崖の上にも住宅がびっしり並んでいる。

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 上星川駅北口の駐輪場。

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 上星川駅北口の西側をぐるりと回る。

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 富寿司と立ち飲みの鳥せん。

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 国道16号線(八王子街道)の上星川駅前交差点から上星川駅を見る。

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 上星川駅前交差点の歩道橋から,駅の北側の斜面(釜台町)に建つルネ上星川を見る。19階建て分の高さがあるらしく,上下方向の移動のために斜行エレベータが付いている。今まで,尼崎市塚口の「つかしん」の斜行エレベータしか乗ったことがないが,横方向の(停止時の)加速度を抑えるためか速度が非常に遅く,日常の移動装置としては微妙な印象がある。実際のところはどうなんだろう?

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 歩道橋から上星川駅前交差点を見る。国道16号線に架かっているのが,東海道貨物線の高架線。

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 上星川駅前交差点。横断歩道の横に「横断禁止」の看板が掲げられている。

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 上星川駅前交差点から上星川駅を見る。

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 割烹花しん,ダイニングK’S DELI,アクアマリーン,BAR PolePole,しゅうほう……。
 買ったばかりの広角ズームレンズAF-S Nikkor 18-35mm F3.5-4.5G EDをD800Sに付けているが,こんな逆光でもコントラスの低下が少なく,安心して撮れる。

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 再び上星川駅へ。

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 上星川駅の横の路地を西側へ。

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 上星川駅北西側の踏切。上を通るのが東海道貨物線。

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 踏切のすぐ北側を国道16号線が通っていて,上星川商店街入口交差点がある。

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 上星川商店街入口交差点と相鉄線の踏切。上を東海道貨物線の高架線が通る。

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 上星川商店街入口交差点の北西側を見る。国道16号線(八王子街道)に沿って商店が並んでいる。

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 上星川商店街入口交差点。奥にはルネ上星川が見える。

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 上星川駅の北西側の踏切を渡る。

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 東海道貨物線の高架橋の下に上星川商店街が延びる。相鉄線の横に上星川浴場(銭湯)がある。

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 上星川商店街の高級果実の鯛屋商店。鯛屋だけど果物屋さん。

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 橋脚の陰に飲み屋,手づくりの味「真砂」がある。

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 神奈川県内に店舗展開する富士スーパー。神奈川県で売上高第2位のスーパーマーケットチェーンだという。

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 食品・雑貨の田中商店の前から相鉄線の踏切を振り返る。

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 上星川商店街の上を東海道貨物線が通る。

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 上星川商店街を西へ。

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 飯塚生花店。

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 田辺青果店。

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 Googleマップで「洋品田辺屋」となっているところで,ブライエント横浜上星川という7階建ての共同住宅建築中。

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 帷子川に架かる両郡橋。名前の通り,旧都筑郡西谷村と旧橘樹郡矢崎村の境界に架かる横浜水道道路の橋である。

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 帷子川に架かる両郡橋。やっぱり東海道貨物線とルネ上星川のインパクトが強い。あえてこういうデザインの欄干を作るってことは,都筑郡と橘樹郡の間で何かがあったのかな。

 横浜水道道(水道道路・水道みち)は,その名の通り,横浜市の水道の水源である相模川(道志川)から野毛山の浄水場まで続く導水管に沿った道路で,両郡橋の上流側には平行して導水管が通っている。導水管工事の際に,鋳鉄管を運搬するためにトロッコ用の線路を敷設したそうで,その線路跡がまだ残っている場所があるらしい。

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 水道道に沿った上星川商店街を西へ。
 横浜水道道路は,1885年(明治18年)に着工され,1887年に開通した導水管に沿った道路だが,明治時代後半の地図を見ると,それ以前からあった八王子街道(現国道16号線)よりも水道道沿いのほうに集落が発達している。

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 水道道に沿った上星川商店街。この左側が,かつて富士紡績の大規模な社宅群があった場所である。

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 Googleマップで菓子問屋宮本商事となっている場所でも共同住宅の建築中。

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 ヤナセテック(トノックスとヤナセの合弁会社)の西側。

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 水道道の寿司正。

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 裏路地を通って上星川駅前に戻る。

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 上星川商店街に戻る。

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 ゆう整骨院の横に星華園,上には旺福楼,中華料理屋が隣接する。

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 相鉄線の線路横に上星川浴場がある。

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 果物の鯛屋商店の側面のレリーフ状の装飾。

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 フラワーショップ「ハナコー」の横にも富士スーパーの入口がある。

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 上星川駅南口。駅前にももちろん富士スーパーの出入口がある。

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 上星川駅南口には相鉄ローゼンもある。Wikipediaによると,相鉄ローゼンは神奈川県で売上高第1位のスーパーマーケットチェーンらしい。

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 上星川駅南口。

 Nikon D800Eで広角ズームレンズAF-S Nikkor 18-35mm F3.5-4.5G EDを使ってみた。廉価版のズームレンズなのにとても良く写るという印象だった。さすがに新しいズームレンズは良くできてる。AF-S Nikkor 16-35mm F4G ED VRのような手ぶれ補正が付いていないことを嘆く声もあるらしいが,個人的には手ぶれ補正はなくても充分だと思った。

 デジタル一眼レフに移行し始めた頃は,APS-CサイズのFinePix S2 ProやNikon D2Xを使っていて,広角が24mmからだったAF-S Nikkor 24-120mm F3.5-5.6G EDを多用したが,四隅の像の流れや片ボケがひどくて(何度か新宿のニコンSSで点検してもらったけど正常だと言われた),一眼レフ用レンズの手ぶれ補正機能には少し懐疑的な印象を持っている。
 手ぶれ補正機能が働くと合焦した部分は手ぶれが低減することは十分理解できるけど,そこから離れた部分は像が流れてしまったりするんじゃないだろうか(合焦した部分にだけピントがあっていて,他はボケていたほうが良しとする写真ならば良いけど,私が撮っている商店街の写真のように隅々までピントがあっていてほしい場合は特に)……というふうに,羮に懲りて膾を吹くような悪い印象を持ってしまったのかもしれない。

 これで,愛用していた大口径広角ズームAF Nikkor 20-35mm F2.8Dの使用頻度が激減しそうな予感がする。

 ── Nikon D800E + AF-S Nikkor 18-35mm F3.5-4.5G ED [New!]

【参考】
2012年3月4日 (日曜日):干鰯分けて何してんの有頂天で…星川

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