« 北前船今なお悦に入る 三津七湊今町湊 直江津 | トップページ | 筒石の木造三階建て漁村集落と舟屋 »

2013年5月 2日 (木曜日)

直江津から北陸本線で筒石へ

130502110056edit

直江津から北陸本線でトンネルの駅 筒石へ


130502-060823
 5月2日,直江津の朝。
 天気予報は芳しくなかったけど,雲の切れ目から「天使の梯子」が見えている。長年の夢だった筒石への旅を一日ずらしたのは正解だったかもしれない。

130502-102438
 直江津駅から北陸本線の富山行き各駅停車に乗る。気温は6℃と低い。自販機で暖かい飲み物を買う機会はあまりないが,珍しく暖かい缶コーヒーを買って電車に乗り込む。

130502-102655
 あれっ,今日は俺一人の貸切予約したっけな?

130502-105055
 途中の有間川駅。列車に乗っていて海が見えてくるとワクワクする。

130502-110022
 筒石駅に到着。筒石駅は頸城トンネルの中にホームがあることで知られている。

筒石駅はトンネルの中にホームがあるため、ホームに突風防止の扉がついている
 筒石駅は頸城トンネルの中にホームがある。北陸本線は「特急街道」と呼ばれるほど特急列車が多く,トンネル内を通過するときの突風が危険なので,ホームの入口には引き戸の扉が設置されている。

130502-110134
 ホームから改札口までは長い階段があることも有名だ。このあたりは上越線の土合駅に似ている。

130502-110206
 少し階段を上ったところから下を見下ろす。まだこれしか上っていない……

130502-110226
 しばらく長いスロープが続いている。「長い階段」があることはわかっているので,この先にまだ階段があることを思うとイヤになってくる。

130502-110310
 スロープの途中に,直江津方面の下りホームへの階段が現れた。

130502-110400
 最後の一直線の階段。左側はたぶん,将来エスカレーターが設置される可能性を想定して設けられたスペースだと思われるが,JR西日本の経営状況や,北陸新幹線が開業(2015年春)するとここは北陸本線ではなく第三セクター化されることから,エスカレーターが設置される可能性は限りなくゼロに近いと思われる。

130502-110655
 息も絶え絶えに階段を登り切る。トンネルの出入口には,突風を防ぐためのついたてが設置されている。

130502-110744
 筒石駅の改札口。一日の利用客数はとても少ないが,無人駅にはなっていない。しかも,ホームに各駅停車が停車するときには,駅員さんがホームまで降りていって客の安全を確認することになっているようなので,窓口業務と合わせて最低3人の駅員さんが働いていることになる。

130502-110848
 筒石駅の駅舎。駅の周囲には数軒の家があるだけだ。

130502-111139
 筒石駅前の木々に囲まれた坂道を少し上ると視界が開ける。これが筒石駅前だ。見えるのは山と谷と北陸自動車道だけ。北陸自動車道は徳合トンネル(写真に見えているトンネル)と筒石トンネルの間のこの区間で,少しだけ地上に出ている。

130502-111157
 周辺はフォッサマグナの糸魚川静岡構造線上にある。褶曲による地層の傾きも見え,悠久の地殻変動を感じる。

130502-111523
 どんどん坂を下る。ここから坂を下って海に出ると,そこが目的地の筒石集落だ。

130502-111558
 海が見えてきた。チラッと見えるのは学校のグラウンドだろうか。

130502-111746
 海が近づいてきた。もうすぐだ……

130502-112148
 家屋が増えてきた。

130502-112157
 このカーブを曲がると海岸沿いの筒石の集落に出る。

130502-112404
 海岸沿いに出た。

 この左側の自転車道が,旧北陸本線である。1912年に開通した北陸本線(当時は信越線?)の糸魚川〜直江津間は,急峻な山と海の間の狭いスペースを縫うように線路が設置されたが,糸魚川静岡構造線の地質は複雑で,地すべりによる土砂災害(走行中の列車が巻き込まれる等)が頻発したらしい。元の筒石駅も,何度か地すべりに巻き込まれたという。

 そんなわけで,北陸本線が1969年に電化・複線化する際には,海岸沿いにあった線路を内陸に移し(ほとんどがトンネルになった),名立駅・筒石駅・能生駅は集落から遠く離れた内陸部に新しい駅が作られることになった。特に名立駅から能生駅の間はほとんどが全長11,353mという頸城トンネルだったため,途中の筒石駅はトンネルの中になってしまったという経緯がある。

 ── Nikon D800E + AF-S Nikkor 24-85mm F3.5-4.5G or Canon PowerShot S100 or iPhone 5

|

« 北前船今なお悦に入る 三津七湊今町湊 直江津 | トップページ | 筒石の木造三階建て漁村集落と舟屋 »

・15 新潟県」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

鉄道」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 直江津から北陸本線で筒石へ:

« 北前船今なお悦に入る 三津七湊今町湊 直江津 | トップページ | 筒石の木造三階建て漁村集落と舟屋 »