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2010年7月31日 (土曜日)

浮世草子聞き偲ぶ 雑色

 PENTAX K-7 の新しいファームウェアで,カスタムイメージに「リバーサルフィルム」モードが追加になった。リバーサルフィルムといっても,いわゆるプロビアやアスティアの忠実度の高いフィルムではなく,超高彩度を誇ったベルビアに近い設定だという噂だ。

 今までデジカメで撮ってきた写真……どちらかというと低コントラスト&暗部ゆるめの写真とは正反対の写真になってしまいそうな予感はあったが,最近はノスタル爺になりつつあって,昔ライトボックスにリバーサルフィルムを載せてルーペで覗いたときの,あの感動をもう一度……という気分になって,さっそく設定してみた。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 というわけで,京急本線の雑色駅で下車。
 午後から雲が広がり,あまり芳しくない天気だ。
 しかも,ベルビアでの街撮りは,原色系の看板などが多くて,ドギツイ写真になりがち。街を撮り始める前から不安がよぎる。

 ちなみに,京急本線の雑色駅は,京急蒲田駅を中心とした高架化工事の真っ最中であり,2-3ヶ月前に上り線が高架化されたばかりである。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 雑色駅の西口。
 高架化工事に伴って,駅の構内で上り下り線の乗り換えができなくなったため,雑色駅西口は上り線品川方面専用の入り口になっている。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 雑色駅北側の踏切の両側には,全蓋式アーケードの付いた雑色商店街が広がっている。
 踏切から東側のアーケードを見る。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 急に踏切が鳴り出したので,踏切の東側に待避し,アーケード商店街の西側を見る。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 普通列車の新逗子行きだった。
 雑色駅の東口も,アーケード商店街の踏切の横にある。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 まずは雑色商店街の西側を歩く。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 このあたりでも有数の賑やかな商店街だ。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 京急線の踏切を振り返る。理想的には,ここで赤い車体に白い線が入った電車が走ってきてくれると絵になるのだが,そんなにうまい具合にはいかない。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 自転車が多すぎるのが気になるが,賑やかな商店街を見ていると気分が明るくなる。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 花屋さんは街に彩りを作り出す。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 花屋の豊花園の横にある小さな飲み屋街。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 雰囲気の良い商店街である。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 東西に走るアーケードを北側に一歩抜けると,ちょっとした飲み屋が並ぶ一郭がある。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 遠くの京急線踏切を,白い線が入った赤い電車が走るので,何にも優先して撮影。やっぱり絵になる車体だ。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 アーケードの西端までやって来た。
 仲六郷を南北に貫くこの道路の部分で,アーカードは途切れている。
 こういうとき,思うような色・形のクルマが来るまで待ったりするのだが,皆さん渋い色の車体がお好きなようで,真っ赤なフェラーリとか黄色いRX-8なんてのは来てくれないのだ。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 アーケードの西端。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 アーケードはなくなっても,雑色商店街は続く。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 商店街を走る自転車の多さには驚く。もう少しスピードを落として走ったほうが良さそうに感じた。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 自転車に追い越されるときには多少怖い思いをするが,それでもクルマが走ってこないというアドバンテージは大きい。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 このあたりで,既にK-7のポストビューでの色が派手すぎて,元に戻したくなったが,とりあえず今日はこのまま「リバーサルフィルム」モードで撮り続けてみることを決心した。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 賑わう八百屋さん。遠くまで声が通る。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 焼き鳥の竹沢商店も健在。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 雑色商店街を西に歩くにしたがって,買い物客の量は減少するが,それでも並の商店街よりはずっと多い。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 焼き鳥の竹沢商店を振り返る。帰りにはちょっとだけ買って帰ろう。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 ファサードの三本柱が気になる。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 地方都市で,このような商店街が成立しないのはなぜなのだろうか。市街地の大きさと人口密度(夜間人口)ならば,遜色のない地方都市は多いはずだ。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 相変わらず,撮った写真を選別せずに大量にアップしている。少し細かい間隔で撮りすぎなのだろうか。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 ここまでの写真からもわかるように,青系の色がずいぶん強く出るようだ。青空が出ていたら,どんなふうに写ったんだろうか。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 前回来たときにはおもちゃで溢れていたおもちゃの丸善屋さんは,シャッターが閉まったままになっていた。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 賑やかな商店街でも(だから),栄枯盛衰は激しい。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 子供が捕獲したカマキリをたこ焼き屋さんに報告に来ていた。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 写真の枚数は大変な量になってきているが,雑色の商店街はまだまだ続く。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色

浮世草子聞き偲ぶ 雑色

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 ね,洗って。の,クリーニング屋さん。私のTシャツは汗だくになっている。サッと洗ってほしい気分だ。

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 雑色商店街の西側の車両通行止め看板。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 東海道本線・京浜東北線の踏切の横。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 東海道本線・京浜東北線の踏切の向こう側にも商店街が続いている。
 雑色駅の東側をもう一度見てみたいので,今日はここで引き返すことにする。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 東海道線・京浜急行線の踏切から雑色商店街の西端を振り返る。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 雑色駅方向に引き返す。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 ここからがクルマの進入が禁止となる。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 正直,同じようなところの写真を何枚もアップしてしまっているが,細かなことを気にしてはいられない。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 街にはいろいろな人が歩いているのである。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 花屋さんの写真はどうしても絵になるので安易に撮ってしまうが,目で見たときのように綺麗に仕上がることはほとんど無い。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 失礼ながら,お年を召したカップルが手を繋ぎながら買い物をしている姿に感動してしまった。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 竹沢商店で焼き鳥を買い込む。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 雑色商店街のアーケードの西端が見えてきた。「ぞうしき」だから「ぞう」のキャラクター。迷いがない。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 アーケードの西端。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 バスがやってきたので,歩道を渡らずにバスの写真を撮る。行き先は「仲六郷−六郷橋−羽田車庫」だ。どこをどのように走るのだろうか。ちょっと興味があったが,乗るのはまたの機会にしよう。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 アーケードのある側から,アーケードのない雑色商店街を見る。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 このパン屋さん,店頭でコッペパンにジャムやピーナッツバターを挟んでくれるようだ。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 今や貴重になったボタン屋さん。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 京急線の踏切が見えてきた。踏切の横にあるのは今井時計店。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 京急線雑色駅の東口。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 雑色駅の東口側にも全蓋式アーケードの付いた雑色商店街が続いている。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 この地上を走る京急線の電車も,あと何年かすると懐かしく感じるようになるだろう。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 雑然とした,日本らしい,アジアらしい商店街である。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 こういう風景がたまらなく好きな人と,整頓されたショッピングモールを,カートを押しながら買い物をするのが好きな人に,二分されるような気がする。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 雑色商店街の東側のアーケードを出ると,そこは国道15号線(第一京浜)。雑色駅入口交差点を渡ると,水門通り商店街となる。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 水門通りも昔ながらの商店が並ぶ老舗商店街だ。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 水門通り商店街も,クルマの通行が禁止され,歩行者よりも自転車が多い状態になっている。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 雑色商店街ほどの人出はないが,通行する人は意外に多い。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 国道15号線(第一京浜)方を振り返る。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 のんびりした感じはとても良い。これで通過する自転車の速度をもう少し落としてもらえば……。
 江戸手描提灯って,どんなものだろうか。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 澤之鶴やアサヒビールの看板,何年頃のものだろう。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 水門通り商店街の建築物は,なかなか興味深いものが多いのだが,どうも最近多くなっている踵の痛みが強くなってきたので,そろそろ雑色駅に引き返すことにする。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 いろいろな特色を出して,まだまだ生き残ってもらいたい商店街である。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 水門通り商店街を少し戻ると,雑色商店街のアーケードが見えてきた。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 雑色商店街のアーケードを正面から。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 雑色商店街の横にある,「OKジャンボ・サガン」。ディスカウントストアらしい。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 名残を惜しむように,水門通り商店街方を見る。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 踏切を電車が通ったから慌てて撮った一枚。電車も買い物客も……ってのはタイミングが難しいね。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 京急雑色駅東口から駅前を見る。着物を着た人が多いのは,今日が隅田川の花火大会だからだろうか。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 京急雑色駅東口。こういう姿を見られるのもあと少しだ。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 橋上駅じゃないと,道路からすぐにホームの高さ分を上がっただけで電車に乗れる。その手軽さを無くしてしまうのはもったいないような気もする。

浮世草子聞き偲ぶ 雑色
 雑色駅の下りホームに入ると,ちょうど新逗子行きの普通列車が発車間近だった。
 ドタバタに巻き込まれるのは好きじゃないので,次の電車を待つことにして,電車を撮影。

 さて,PENTAX K-7 のカスタムイメージ「リバーサルフィルム」だけど,やっぱり街並み写真には向かないかもしれないな。しばらくはこれで撮ってみようと思うけど,自然の風景には向くのかもしれない。

 ── PENTAX K-7 + smc PENTAX-DA★16-50mm F2.8 ED SDM

【参考】
2007年11月3日 (土曜日):雑色駅界隈を歩く《前半》
2007年11月3日 (土曜日):雑色駅界隈を歩く〜ねぶた《後半》

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コメント

偶然このページに通りかかりました。
懐かしいです。

昔20歳の頃初めて美容室に就職して一人暮らしした街です。


写真を見ていると苦しいかった時や楽しく騒いだりした思い出が蘇ってくる様です。

今度の休みに行ってみたくなりました。
素晴らしいブログをありがとうございます

投稿: M・S | 2013年11月22日 (金曜日) 01時08分

 M・Sさん,コメントありがとうございます。

 若い頃に暮らした街の記憶は,その後も印象に残るのかもしれませんね。実は私,今でもその頃の街が夢に出てくることがあります。

投稿: 三日画師 | 2013年11月23日 (土曜日) 00時44分

三日画師さん返信ありがとうございます。

この前の日曜日12年ぶりに雑色に行ってきました。
今は美容業からは、離れて会社勤めですが当時働いていたお店をのぞいてみたりしました。

商店街を一通り歩いて水門の方から、六郷の土手まで行ってみました。

大分変わっていましたが、下町の面影はそのままでした。
当時一緒に働いた同僚達の事やよく話しかけてくれた町の人達はどうしているのかと思いながら、思い出に浸りました。

投稿: M・S | 2013年11月26日 (火曜日) 23時18分

 12年ぶりの雑色ですか。この記事では地上を走っていた京急の下り線も高架に移り,もう踏切はなくなってるんですよね。商店街の雰囲気はそのままでも,駅周辺の変わり方には驚いたことと思います。

投稿: 三日画師 | 2013年11月30日 (土曜日) 01時17分

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