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2010年6月27日 (日曜日)

絶やす麗らかさ 京急安浦

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絶やす麗らかさ 京急安浦


 横須賀三遊郭のひとつ「安浦」は,今ではすっかり普通の住宅地に姿を変えていると聞く。何年か前,駅名がまだ「県立大学」ではなく「京急安浦」だったころに歩いた記憶はあるのだが,それらしい風景はほとんど残っていなかった。

 そんな「京急安浦」がちょっと気になって,梅雨の合間にさりげなく(あからさまなのは地元の方も迷惑だろうし)訪問してみることにした。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 上大岡から乗った各駅停車の終点が金沢文庫だったため,次の列車を待つ。
 快速特急三崎口行きの前半分が先に発車し,残りの各駅停車浦賀行きが残る。これに乗れば県立大学駅(旧京急安浦駅)にたどり着けそうだ。
 京急線が面白いのは,こういう風に途中駅で列車が分割するときも,後ろ側の列車は先頭車両が走り去ったあとに一度動き出して,ホームの中央で再度客扱いをすることだ。
 小田急相模原駅のホームで,ホームに電車が停まっていないのに「藤沢行き発車しまーす!」とアナウンスがあり,ホームの端の新宿方から4両編成の電車がするすると動き出して,ホームの真ん中を通過していってしまうのとは,ずいぶん違っている。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 横須賀中央駅からひとつめの県立大学駅で下車。右側の丘陵地帯から左側の海岸沿いへ,地形が斜めになっている。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 県立大学駅前の正面から海に向かって真っ直ぐに下る通り。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 駅前から落ち着いた外観の県立大学駅を見る。元の京急安浦駅の面影はどこにも残っていない。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 県立大学駅前の坂を下り,国道16号線の県立大学駅入口交差点の方向に歩く。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 県立大学駅のホームの下を通り,国道16号線の安浦町三丁目交差点に出る通りには,小さな商店が並んでいる。駅前の通りよりも少し広くなっていて,歩道が整備されている。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 歩道にはいろいろな木が植えられていて,目に楽しい。突き当たりが国道16号線の安浦町三丁目交差点。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 街のあちこちにアジサイの花が咲いていて綺麗だ。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 ふと振り返ると,県立大学駅のホームに電車が停まっていた。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 やさい・くだものの相模屋。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 左奥が国道16号線の安浦町三丁目交差点。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 国道16号線の安浦町三丁目交差点(堀ノ内方面)。歩道にはアーケードが架けられている。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 国道16号線の安浦町三丁目交差点(横須賀中央方面)。
 画面右の白い車が画面に収まってくれたら良かったのだが,このタイミングならむしろ画面の外に出てからシャッターを切るべきだったかな。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 安浦神社の前を通り,氷菓卸梅鉢屋の前から「よこすか海辺ニュータウン リーデンス・コート」を見る。「海辺」は,「うみべ」じゃなくて「かいへん」かな。「改変」を連想するので,それはないかな。最近は「海辺のカフカ」のほうが「海辺の光景」よりも有名だろうし。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 道ばたに咲いていたアジサイの花を入れて……。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 氷菓卸梅鉢屋。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 国道16号線の東隣に平行する路地を南東へ。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 AMERiCANS WELCOMEなSNACK RiCHと清水質店。周辺にはやはり質屋が多い。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 店のつくりは床屋さんかな。ガラスには「良美軒」と書かれている。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 良美軒。雰囲気があるなぁ。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 腰の具合が良くなかったので,コンパクトデジカメしか持ってきてないが,やっぱり一眼レフを持ってくれば良かったと後悔……。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 路地から国道16号線の方向を見る。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 国道16号線に出たところから安浦町三丁目の街を振り返る。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 国道16号線の信常寺出口交差点。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 サボテン(ウチワサボテン?)にたくさんの花がついていた。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 こんな感じで,たくさん花が咲いているので,遠目にはサボテンに見えない。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 居酒屋「初音」。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 居酒屋「初音」と銭湯「日の出浴場」の間にある細い路地。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 日の出浴場。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 日の出浴場がある路地を東側から見る。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 日の出浴場の路地をさらに南東側へ歩き,三春町一丁目側から振り返ると,路地の入口にアーチのフレームが残っているのが見える。何て書かれていたんだろう。それとも店の名前がずらりと並んでいたんだろうか。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 安浦町三丁目と三春町一丁目の境界にある道路。
 三春幼稚園の文字が心を揺さぶる。なにしろ「三春」は,私が生まれ育った福島県の田舎町と同じ地名だ。

 中学校の修学旅行で東京・横浜を見て廻る途中の宿泊先は,三浦半島の先にあった国民宿舎のようなところだった(二日目は東京の九段会館)。横浜のライオン油脂の工場,横須賀の三笠丸,油壺マリンパーク,城ヶ島などを見て回った覚えがある。その途中で,バスがこのあたりを通ったときのバスの中の騒ぎは忘れられない。「三春町」という地名は自分たちが住んでいるところにしか無いと思い込んでいたからね。

 そうそう,三浦半島の宿舎に入ったとき,女子の部屋から「うわぁ〜! 海がキレイ!」という声が聞こえてきて,男どももさっそく窓を開けたら,見渡す限り一面のキャベツ畑だったことも憶えている。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 安浦町三丁目に戻る。本当は三春町一丁目も少しは歩いてみたかったのだが,某警備員(小泉の純ちゃんち)がじろじろこっちを見てて,気を遣わせたら可哀想なので引き返したのだった。
 この日は梅雨らしく,一日中小雨がぱらついたりする蒸し暑い日だったが,やっぱりアジサイは生き生きしてるように見えた。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 日の出浴場の裏手あたり。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 細い裏路地なのに,街灯の柱の細工が凝っている。
 左側にちらっと見えるのは,煙突を引っ張るワイヤ。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 角がタイル貼りになっていて,何か看板が掛かっていた痕跡がある。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 東南側を見る。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 青いタイルが印象的な建物の横に,綺麗なアジサイが咲いていた。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 丸みのあるタイルの張り方とか,雰囲気があるよね。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 地面に這いつくばって撮影……といきたいところだが,とりあえずカメラだけ這いつくばってもらった。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 傾いた標識。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 通って良いんだかマズいんだか,わからないような細い路地も多い。まっ,部外者なので通らないほうが良いかな。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 県立大学駅に戻る。
 今晩のNHKスペシャル「深層崩壊」が面白そうなので,ちょっと早めに帰ろうと思う。

県立大学(京急安浦)・絶やすうららかさ
 京急県立大学駅のホームで電車を待つ。

 ── SONY Cyber-shot DSC-HX5V

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コメント

写真を拝見してまして
民家のタイルの造作を見て
吉行淳之介の鳩の街を思い出しました

投稿: ソフィアザール | 2010年8月17日 (火曜日) 09時28分

 吉行淳之介の鳩の街ですか。「原色の街」ですね。タイルを使った外壁は,色街に特有ですね。
 吉行淳之介といえば,「砂の上の植物群」にコーフンした記憶があります。

投稿: 三日画師 | 2010年8月18日 (水曜日) 10時45分

はじめまして。
以前から拝見させて頂いております。
青いタイルの建物は、すでに取壊された様ですね。
ご存知の方には色々と話題のあった建物の様でしたが・・・

投稿: 昭和 | 2011年8月14日 (日曜日) 11時50分

 青いタイルの建物……最も印象的な建物でしたけど,取り壊されてしまいましたか。
 建物自体が過去の忌まわしい記憶なのかもしれないので,仕方のないことかもしれませんが,ちょっと寂しいです。

投稿: 三日画師 | 2011年8月14日 (日曜日) 18時22分

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