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2010年5月 4日 (火曜日)

『西の西陣・東の桐生』絹織物の町 桐生を歩く

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『西の西陣・東の桐生』絹織物の町 桐生を歩く


 絹織物の町,桐生の街中を初めて歩いてみる。ノコギリ屋根の工場が多く残っているという話は聞くが,下調べ無しでは見過ごしてしまう可能性が高いだろう。でも,まぁ,とりあえず北の方の桐生天満宮まで適当に歩いて,適当に引き返すことにする。

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 スタートは西桐生駅。駅の裏側からギャンブレル屋根の部分を撮影。正面から見えない部分にも,美しい細工が施されているのはさすがだ。

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 とりあえず西桐生駅前の道路を北上する。

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 桐生一高の北側にある交差点。
 桐生一高(勘違いしてました)桐生の県立桐生高校といえば,甲子園に左腕木暮と四番阿久沢を引き連れて出場したときには,強いインパクトがあった。阿久沢はとんでもないバッターに成長しそうな雰囲気を持っていたけど……。

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 ふと見た掲示板。政治家のポスターが貼ってあったが,よく見ると,能楽館1・2・3,オリオン座の文字が読み取れる。映画のポスターが貼られていないところを見ると,映画館もなくなってしまったのだろう。

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 宮本町のちょっとした坂を下りる。

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 落ち着いた家並みが続いている。

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 ちょっとしたノコギリ屋根になっている。他のノコギリ屋根と同様に,太陽光が直接入らない北側に窓が付いていて,外光の色温度に影響されないで絹織物の出来具合を確認できるようになっている。

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 こういう路地は車の通行が少ないのが良い(多少は通るけど)。

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 本町2丁目付近に出た。キリンビールの矢野本店の看板が重厚だ。奥に見えるレンガ倉庫も素晴らしい。

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 矢野本店の前をおばあちゃんが横切る。こういうおばあちゃんが,気楽に街に出て歩けるような街づくりは大切である。

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 キリンビールの矢野本店を正面から。
 撮った写真を整理整頓せずにアップしてしまういい加減さが,このブログの持ち味だと思ってほしい。

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 矢野本店の横が見事な土蔵作りになっている。

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 いや,これは素晴らしい路地だと思って写真を何枚も撮っていたが,歩いて通る人はほとんどいなかった。たまにクルマで通る人がいて,大きなリュックを背負った私は車を避けるために何度も壁に張りつくような格好になった。

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 工場の従業員用の入口かな。

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 東側をぐるりと回って駅前通りに戻った。

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 八百健商店がある。

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 井戸が珍しいので撮らせてもらった。「井戸がそんなに珍しいの?」と驚かれた。

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 裏路地のノコギリ屋根。
 落書きがちょっと面白い。「自然に帰れ」「たぶん一部にとって真実でもない,全体にも……」「Gandhi 1869〜1948」

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 本町一丁目交差点の西側の壁。

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 本町一丁目のバス停付近から桐生天満宮方向を見る。

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 本町一丁目の一の湯。

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 伝統的な作りが素晴らしい。

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 桐生天満宮。いろいろな樹木が生えていて,荘厳な感じがする。

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 桐生天満宮から桐生の中心街を見る。

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 桐生天満宮の前から南に下る通り。

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 裏道を通って桐生駅に戻ることにする。

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 仲町1丁目交差点近くにある芳乃湯。

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 市立青年の家桐生市青少年センター(何やるところ?)の裏手。この部分だけ道路幅が広くなっているので,駐車場になっている。

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 東町付近。

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 泉町の広い通りを渡ると,そこそこ集積のある飲食店街になる。

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 柳の木の雰囲気が良い。

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 スナック「きみこ」。そこそこの年齢のオッサンだと,クラスには「きみこ」さんがいた可能が高いので,ドキッとするだろう。

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 細い路地を入ってみる。スナック「ほのぼの」。

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 細い路地を通って隣の通りに出た。この通りのほうが風俗店が多い感じだ。

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 遠藤商店のある通り。

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 スナック「花咲」が目立っている。

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 本町5丁目交差点のある通りから,スナック「花咲」方向を振り返る。

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 本町五丁目交差点の裏側,東武桐生本町ビルやセト粂商店の裏側付近。

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 本町五丁目交差点。本町歯科医院が入っている山亀ビルに注目。

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 本町五丁目交差点から両毛線のガードをくぐり,錦町に続く通り。
 両毛線のガードの手前のビルは,意外に複雑なファサードにもかかわらず,本町五丁目交差点の山亀ビルにそっくりなのだ。

 さて,桐生の商店街が両毛線の南側まで延びているというのは想像以上だった。とても今日中に歩き回る元気はないので,とりあえずまたの機会に先延ばしするとしよう。
 まずはJR桐生駅に向かう。

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 細い路地をJR桐生駅方向へ歩く。日が落ちて,西日が赤く輝き始めた。

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 駅前旅館やビジネスホテルが建ち並ぶ一郭。ただし,店仕舞いしているところも多いようだ。

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 JR桐生駅が近づいてくると,このようになっている。「あーあ,やっちゃった感」を感じる。
 こういうのは全国どこにでもあるのだが,何をどのようにしようとしたのか,意図がまったく見えてこない。

 わざと座れないように斜めに切ったチェーン用のポール。こういうものを作ると,何がどういう理由で歩行者が歩くようになり,活気が出るのか。担当者に聞いてみたいものである。少なくとも,私がゆっくり駅まで歩いた間に,ここですれ違った人は一人もいなかったことだけは確かである。

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 桐生駅前のオブジェ。今までいろいろな駅前オブジェを見てきたが,これは桐生の町を直感的に表していて好印象だ。
 桐生はノコギリ屋根の建物が多いということで有名だが,事前情報無しで歩いてもそこかしこにノコギリ屋根があるというわけではなかった。肝心の所を見逃している可能性はあるが,ノコギリ屋根の密度は,今年1月に訪問した愛知県一宮市玉ノ井(記事「ノコギリ屋根が並ぶ 玉ノ井」)のほうがずっと高いように感じた。

 ── Panasonic LUMIX DMC-GF1 + LUMIX G VARIO 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. or SONY Cyber-shot DSC-HX5V

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コメント

>桐生一高といえば,甲子園に左腕木暮と四番阿久沢を引き連れて出場

懐かしい名前が出てきてびっくりしましたが…すみません、それは桐生一高ではなくて、県立桐生高校の方です。

古くから、群馬県の高校野球の牽引車となっていたのが県立桐生高校。OBには元プロ野球(東映)の毒島選手等がおります。

桐生一高は、裁縫女学校を起源に持つ私立校で、かつては桐ヶ丘高校という名称でした。その頃の野球部は県予選1回戦負けの常連校というイメージしかなかったのですが、何がどうしたのかわからない内に、いつの間にか野球部を強化し、とうとう全国優勝まで成し遂げてしまいました。

優勝当時の主戦でプロ入りした正田投手、その後プロに進んだ一場投手も、残念ながらいまひとつぱっとしない戦績ですが、頑張って欲しいものです。

投稿: もりあき | 2010年5月14日 (金曜日) 03時50分

 あらら,大失敗。木暮と阿久沢は県立桐生高校でしたか。
 てっきり,北関東から東北地方にありがちな,旧制中学の流れの一高と,高女の流れの二高で,桐生一高は県立だと思い込んで,ごっちゃにしてしまいました。

 正田,一場は,ボール自体は良い球投げてるので,そろそろ飛躍してほしいですね。
 阿久沢は,対戦した一流選手の話でも「阿久沢はものが違う」といわれてたほどの逸材だったんですけどねぇ。今となっては「夢」でしたね。

投稿: 三日画師 | 2010年5月14日 (金曜日) 04時12分

>旧制中学の流れの一高と,高女の流れの二高

群馬県の場合、旧制中学由来の学校は殆どが実質的に男子校のままで、旧高女の流れは…女子高校、という区分になっております。

因みに、呼び方は普通科男子校の場合…高(たか)と言います。例えば、前橋高校、高崎高校、桐生高校、太田高校などはそれぞれ「まえたか」「たかたか」「きりたか」「たたか」と略呼称しております。

女子高の場合は…女(じょ)と略呼称します。

他県でよく言う…高(こう)という呼び方をすると、それは工業高校(…工)の略呼称となるので、注意が必要です。

前橋高校へ用事で来た他県の先生が、前橋駅前のタクシー乗り場で、ついいつもの調子で「前高(まえこう)へ行って下さい」と言ってしまったら、そのまま方向違いの前橋工業高校(前工=まえこう)へ連れて行かれてしまった…等は、県内ではよく耳にするネタ話です。

一部の県民には、この手の間違いに非常に敏感な人もいます。特にその人の母校の略呼称を、うっかり間違えて言ってしまおうものなら、途端に機嫌が悪くなってしまったりする事もありますので、他県の皆様はお気をつけ下さい。これも一種のブランド崇拝の成せる業、でしょうか。

栃木県や茨城県は言うに及ばず、三日画師さんの地元・福島県でも、旧制中学のブランドを尊ぶ傾向は、未だに根強いものがあるみたいですね。

福島県いわき市での法事に出席した折の事、会葬者の間で交わされた会話の中に、「あの人の息子さんは磐高(ばんこう=県立磐城高校)出ててさ…」といった表現が、頻繁に出てきたのを思い出します。

投稿: もりあき | 2010年5月14日 (金曜日) 14時09分

「まえたか」「たかたか」……って面白いですね。

 奇妙な高校ブランド崇拝は,おっしゃる通り,福島県では根強いです。就職や結婚式で経歴が紹介される場合も,旧制中学由来の高校(磐高・福高・安高・会高)出身であることが,どこの大学を出たかよりも優先されるという(噂)話も根強いです。

 最近は状況が変わっているかもしれませんが,大学で学歴ロンダリングできない事情から,それらの高校に入学するために中学浪人することが(かなりの割合で)行われてきて,それについては昔から問題視されていました。古い話ですが,私の同級生にも年上の人がいました。すぐに慣れましたけど。磐城地区はそれが特に顕著だったはずです。

 正直なところ,大学の合格者実績等では福島県の高校は,他県よりもかなり見劣りするのが実情で,井の中の蛙的な風習だと思います。

投稿: 三日画師 | 2010年5月14日 (金曜日) 20時26分

西桐生駅~桐生一高~宮本町~矢野本店~ふるた文具~天満宮は生活圏内でした。
今、私は42歳ですが、10歳までその周辺に住んでいました。
あまりにも変わらない町並みにびっくり。
本当にいい写真を見させていただけて感激です。ありがとうございます。

投稿: yabecci | 2015年6月 3日 (水曜日) 23時12分

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