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2009年5月16日 (土曜日)

下北沢駅前食品市場と鈴なり横丁

 暗い曇り空の今日は,自由が丘や三軒茶屋と並ぶ若者の街,下北沢を歩いてみることにする。小田急沿線に住んでいたときには頻繁に訪れることもできたが,横浜に引っ越してからは疎遠になってしまっていた。

 下北沢の話題がHOTなのは,小田急線の複々線地下化工事に合わせて,下北沢駅周辺地区計画が策定され,現在の街を分断する補助54号線や,そこから駅前広場に続く世田谷区画街路10号線の計画が浮かび上がってきたためだ。車の入らない狭く入り組んだ路地に,雑貨屋や飲食店がひしめいている状況こそが下北沢の魅力だ。そこに広くて車が通行する道路を通し,駅前広場を設けよういうことである。下北沢の街の一ファンとして,下北沢の魅力を無くしてしまおうとする計画には反対の声を挙げておきたい。

 偶然にも,今日訪問しようとしている下北沢駅前食品市場(下北澤驛前食品市場)と鈴なり横丁(ザ・スズナリ)は,補助54号線と世田谷区画街路10号線の計画と重なっていて,実際に工事が始まれば無くなってしまう運命にある。観光地の写真とは違って,こういう普通の街の写真は無くなってしまってから資料を探しても,まとまったかたちで残っていることが少ない。自分なりの写真を残しておくことは,それなりに意味のある作業だと思っている。

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 下北沢駅の北口を出る。正面には大丸ピーコック。

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 下北沢駅前食品市場(ミネ薬品)の前の通り。人通りは多く,自転車の数も半端じゃない。

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 駅前から下北沢駅北口を見る。

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 下北沢駅前食品市場。右側にはミネ薬品が入っている。これだけ若者が多い街も珍しい。

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 下北沢駅前食品市場に入ってみる。戦後の闇市の名残りの場所だ。

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 若手の経営者が小さく個性的な店を出しているところは,吉祥寺のハーモニカ横丁に通じるところがある。テナント代がそこそこ安く抑えられているのだろう。

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 北側の別の入口から下北沢駅前食品市場を覗いてみる。明るいうちから酔っぱらいたくなる雰囲気だ。

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 再びミネ薬品の横の路地を入る。子供が引き寄せられる下北沢つみき工房。「タウンホール・本多劇場近道」の看板は昔からのもの。

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 食品市場だけあって,乾物屋さんが多い。

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 以前,線路側に斜めになっていた壁(写真右側)は修復されたようだ。

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 カラフルな傘やカバンがぶら下がる。

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 北側の一郭には衣料品店が多い。

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 正面のフェンスの裏側を小田急線が走っている。

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 てっちゃん提灯のすき間から旨そうな匂いが漂ってくるので,ここで引き返す。

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 小田急線の北側の踏切に続く出入り口。左側は画材屋さん。

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 小田急線の踏切に出た。新しいロマンスカーが踏切を通り過ぎる。

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 踏切側の出入り口から,下北沢駅前食品市場内を見る。右側が画材屋。

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 左側の壁の裏側に小田急線の線路がある。

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 踏切へ。

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 電車が頻繁に通過するので,踏切は閉じたままになることが多い。休日の午後のダイヤだと,開かずの踏切になることはなさそうだ。

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 踏切を渡って,踏切の東側から。

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 小田急線に乗り入れている営団地下鉄千代田線の電車。

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 下北沢駅の東側に広がる下北沢東会商店街(あづま通り)。右側はスーパーマーケット「オオゼキ」。

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 踏切から東に向かって軽く下り坂になっている。右側が本多劇場である。

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 本多劇場の前から小田急線の踏切を振り返る。

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 本多劇場の前。

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 左側が本多劇場。街に笑顔があるというのは,やっぱり良い。

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 本多劇場の東側,下北沢(劇)小劇場の横から,京王井の頭線の電車が走るのを見る。

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 本多劇場の前から,さらに「あずま通り」を下る。

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 テクノプラザ下北沢の前。

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 あずま通りを下ったところにある路地。

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 あずま通りを東へ歩くと,茶沢通りに出る。
 左側が北沢タウンホールで,茶沢通りに面した側がバス転回場になっていて,「駒沢陸橋」行きのバスが出ている。

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 古くからパソコンをいじっている人は知っている,「Commodore AMIGA」の看板が残っている。

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 鈴なり横丁前で茶沢通りが左へ大きくカーブしている。

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 鈴なり横丁横のスナック街。

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 茶沢通りを渡って鈴なり横丁前へ。

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 西の方向を見ると,小田急線の踏切を電車が通過するのが見える。

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 スナック街を坂の上から見る。

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 鈴なり横丁の前。

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 鈴なり横丁(ザ・スズナリ)。ザ・スズナリは,飲食店(アパート)の2Fに作られた小劇場演劇専用の劇場である。こういうところが下北沢らしさを作り出している。

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 茶沢通りを西へ。

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 茶沢通りの小田急線踏切の横から,茶沢通りを振り返り見る。正面が鈴なり横丁。

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 小田急線の複々線化工事(地下化工事)により,小田急線の線路が1本分だけ西側に移動している。踏切には安全のために複数の警備員が常駐している。

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 茶沢通りは,踏切を渡ると下北沢一番街商店街となる。

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 踏切は渡らず,線路に沿って下北沢東会商店街(あずま通り)を歩く。

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 本多スタジオのある通り。

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 茶沢通りの踏切よりも,ひとつ下北沢駅寄りの踏切。ここにも警備員が立っている。

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 手前側の線路は踏み板の部分しか残っていない。

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 踏切に沿った本多スタジオ。

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 踏切を渡って,小田急線の西側へ。一番東側の線路は既に剥がされている。その先の下北沢駅のホームには電車が停まっていて,電車はどこを走ったんだ???という絵面になる。

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 踏切の西側から踏切を見る。小田急線が地下化されると,こういう光景は見ることが出来なくなる。

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 新宿行きの電車が走り去る。

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 北沢二丁目の商店街を歩く。

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 街を歩いていても,電車が通ると電車の方向が気になってしまう。

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 角の店では,女の子がミルクを高いところからバケツに注ぐようなパフォーマンスで,なにかフワフワなものを作っていた。

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 右側の店はせんべいの玉井屋。

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 この堂々たる店構えには感動すら覚える。素晴らしい。

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 下北沢北口方向に戻る。

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 下北沢駅前食品市場の飲み屋。すっかり客でいっぱいになっている。

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 下北沢駅前食品市場の正面。

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 大丸ピーコックの3Fから俯瞰する。

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 だいぶ暗くなったので,下北沢駅の構内へ。乗り換え階段の窓から駅前食品市場の方を見ると,隈無く歩いたはずの駅前食品市場の中に,未踏の地が……。

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 小田急線上り新宿方面のホーム。複雑な下北沢駅では,駅員さんが台の上に乗ってホーム上を見張っている。

 ── Nikon D3 + AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D or RICOH GR DIGITAL II

【参考】
2004年2月7日 (土曜日)/下北沢の商店街を歩く

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コメント

ほんとに東京はにぎやかですねぇ。出かけようとすれば行く所、あちらこちらにありますね。下北沢のことはよく知りませんが、”未踏の地”というのは、あの写真の”てっちゃん”ではない、立ち飲み屋のあたりのことですか?少し人通りから離れた所にあるなら、また、違った年代の多種多様な方が来られるのでしょうね。人生の縮図のようないろいろな生き方をしてらっしゃる人間を知り勉強になる立ち飲みありますからねぇ。

投稿: べる まっちす | 2009年5月18日 (月曜日) 22時41分

 東京の中でも,下北沢は特別な街かもしれないです。活気がありますし,若い人が多いです。

 未踏の地は,おっしゃる通り「立飲みコーナー 日本一安い!」です。駅から見て気付きましたが,やはり普通に歩いていてはたどり着かないと思います。駅のすぐ横なんですけどね。
 店の造りなんかを見ると,昔は駅の出入り口の正面だったんじゃないかと想像してます。

投稿: 三日画師 | 2009年5月18日 (月曜日) 23時52分

いつもflickrにて写真をみてたんですけど、ブログがあったんですね。

投稿: mulgogi | 2009年5月22日 (金曜日) 21時11分

 mulgogiさん,こんばんは。

 このブログで使った写真を,時々まとめてFlickrにアップしてます。他の人のFlickrの写真に比べて,サイズが小さいのは,ブログ用に縮小した写真だからなんです。

投稿: 三日画師 | 2009年5月22日 (金曜日) 21時42分

写真借りてさすげねべが?
下北沢の不動産会社の者です
下北沢ずいぶん変わってしまいました
三日画師さんが2009年に撮った写真
たった5年前なのにすごく懐かしいです
会社のHPで紹介したいんですけど
(うまく出来るか自信ないですが)
さすけねが?いーが?
(山形県出身です)
株式会社藤友 濱野

投稿: 株式会社藤友 濱野 | 2014年1月20日 (月曜日) 16時44分

 濱野さん,コメントありがとうございます。
 ずいぶん前に,小田急の下北沢駅が撤去されるニュースを見ました。今では大きく変わってるんでしょうね。また行ってみたいです。

 写真は使ってさすけねぞい。ご自由に使って下さい。

投稿: 三日画師 | 2014年1月21日 (火曜日) 18時27分

三日画師さま
昨日・今日と写真お借りして会社のブログ書き込みました
三日画師さんのHPの他の写真をチラリと見たら・・・
去年の8月に私の故郷山形県新庄市にいらっしゃったのですね
急行食堂では勿論とりもつラーメン食べましたか?
そして三角州のあけぼの街飲食店街
写真にも写っていますが キャロル という店
外見はスナックですが一歩入るとカウンターには
氷の上に新鮮な魚介類がビッシリ 鮮魚市場のようです
矢沢永吉ファンのマスターが一人で切り盛りしています
何を頼んでもてんこ盛りでしかも美味しく
そしてそして安いんです!!
ああ三日画師さんにもっと早く教えたかった
もしまた行くことがあれば是非 予約必須ですが
そして牛肉弁当どまんなかは新幹線に乗ってから乗務員に注文して米沢で出来立てのを受け取りましょう
間違っても東京駅で買ってはいけません(まずい)
三日画師さんの写真を見て興奮して思わず長文になってしまいました すみません
では
また写真使わせてくださいね さすけねば

投稿: 濱野 | 2014年1月24日 (金曜日) 14時29分

 濱野さん,こんばんは。
 新庄のご出身でいらっしゃいますか。民話の町ですね。

 急行食堂の鳥もつラーメン,ちゃんと食べましたよ。前回新庄を訪問したのも8月で,そのときは非常に暑くて,冷やしラーメン(冷やし中華じゃないやつ)を食べましたが,そのときから「鳥もつラーメン」は気になってました。「鳥もつ」という言葉からの想像とは全然違って,とてもさっぱりしてて,妙にクセになる感じのラーメンですね。

 新鮮な魚介類が食べられるスナック「キャロル」,メモしておきますね。写真まであって,場所はばっちりです。マスターが矢沢永吉なのが強烈に伝わってくる店名ですね。

 駅弁はやはり現地で食べたいですね。近所のスーパーなどでたまに駅弁大会をやってて,牛肉どまんなかは人気弁当なのでラインナップに入っていることも多いですけど,こちらのは確か委託生産なんですよね。でも,買えるだけで満足してます。

 写真は,使うとコメントしていただければ,いつでも使って下さってかまいません。使ってさすけねぞい。

投稿: 三日画師 | 2014年1月25日 (土曜日) 02時20分

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