小田原:御幸の浜〜青物町
三連休中日の今日は,小田原の街をぶらつく。
北条氏の城下町小田原は,東海道の宿場町としても栄え,現在でも神奈川県西部の中心都市になっている。小田原沖の相模湾西部には,あの関東地震を引き起こした相模トラフ(北アメリカプレートとフィリピン海プレートの境界)があり,震源となった小田原は甚大な被害を受けた。そのため歴史的な建築物は少ない(という話を聞いたことがある)かもしれないが,果たして実際はどうだろうか……。

小田原駅に到着。
今まではIXY DIGITALの画質設定を「ノーマル(マイカラー切)」にして撮影していたが,ちょっと寒色側に寄りすぎているような気がしたので,今日からは「くっきりカラー」に設定して撮ってみた。その場では気がつかなかったが,帰宅してパソコンのディスプレイで見てみたら,ちょっと鮮やかすぎるようだ。見栄えはするかもしれないが……。

小田原駅東口前。左側のビルが箱根登山デパート・ベルジュ,右側が元丸井デパートだった小田原駅前ビルである。

御幸の浜交差点付近。

国道1号線(旧東海道)を歩く。

犬を散歩させている姿を多く見かける。

レリーフによる「店車轉自戸瀬」という文字が歴史を感じさせる。

本町の交差点。道路は真っ直ぐ続いているが,国道1号線はここで左折する。

本町の交差点から青物町の交差点にかけての商店街にはアーケードが付いている。

小田原宿なりわい交流館は小田原の町の観光案内所兼休憩所である。元魚網店の古い商家(これがいわゆる出桁造り?)を利用しており,小田原宿の様子を再現した姿になっている。

このマークに心惹かれる御仁は多いだろう。欲しいものと言えばプラモデル,プラモデルといえばタミヤ(田宮模型)である……(ハセガワさん,ごめんなさい)。

青物町の交差点付近。

北に向かってアーケードのある青物町商店街が延びる。

点在する旅館が宿場町の名残を伝える。


青物町−国際通り−大工町と,アーケードの付いた商店街が続く。かつては賑わったと思われる商店街だが,小田原駅からは離れた位置にあり,かなり厳しい状況にある。

青物町商店街の西側に広がるのが,宮の前商店街と宮小路の飲食店街。宮小路はかつての三業地だという。

小田原本町郵便局。地図を見て,古くから栄えた繁華街を探すときには,道路のかたちとともに,郵便局の位置を確認するのが確実である。郵便局が引っ越すことは少ないからだ。


落ち着いた雰囲気の飲食店街である。


小さなスナックが多い。


周囲には高層アパートが増えている。海がよく見えるのがウリとのこと。

珍しいタイルの飾りや,卯建ではないが隣家との境の形状が面白い。

早雲堂書店。


右側の緑が松原神社。「宮の前」「宮小路」の名の由来となった「宮」だと思われる。


松原神社の境内から宮小路商店街を見る。

国道1号線(旧東海道)の幸町バス停。

再び宮小路商店街を引き返す。


唐破風が印象的な店。






宮小路の「カルメン」。何の店なのかは不明。昔の店名だろうか,ベラミのネオンの跡が残っている。






日中から営業している店が少ないという事情はあるものの,やはり人通りの少なさが気になる。

大きめの共同ビルもあるが,賑わっているという雰囲気はない。

国際通りの交差点付近。すっかり暗くなってきた。
【参考(過去の記事)】
2004年10月2日 (土):『歴史ある町 小田原の商店街を歩く』
【使用したカメラ】
・Nikon D2X + AF-S NIKKOR 17-55mm F2.8G ED
・IXY DIGITAL 800IS(一部)
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コメント
自分の生まれた町をこんなにたくさん撮って頂いてありがとうございました。
敢えて撮るということが少ないものですね。
昔と随分変わってしまった所と、そのまんまで時間だけが流れてしまったものとのコントラストが興味深いです。
有難うございました。
投稿: Soichiro Saito | 2012年2月12日 (日曜日) 14時39分
小田原は古い城下町ですが,古い建物は大正の関東地震で多くが壊れてしまったはずなので,古い建物が残っているから感じる重みとはちょっと違った,何かよくわからない重みを感じます。そういうのが歴史というものなんでしょうね。
ぽっと出の政令指定都市とは,歴史が違うぞ……というものが感じられてすばらしいです。
投稿: 三日画師 | 2012年2月18日 (土曜日) 02時24分