槻木から阿武隈急行で福島へ
岩沼の隣の槻木から福島までは阿武隈急行線の電車が走っている。槻木から丸森までを結んでいた超ローカル線の国鉄丸森線を引き継いだ,第三セクター鉄道である。丸森線はもともと,福島と宮城の県境に急勾配区間を抱える東北本線の勾配緩和のためのバイパス線として作られた鉄道だが,未完だったため超ローカル線になってしまった。「全通すれば…」ということで,第三セクター鉄道として全通したものの,複線電化している東北本線と競合して厳しい経営を強いられている。

岩沼から東北本線の下り電車に乗る。

槻木に到着。阿武隈急行のホームには電車が乗り換え客を待っていたが,乗るのは次の電車にして,しばらく槻木の街を歩いてみることにする。



槻木駅の駅舎は古いホームの上に作られている。廃ホームを見ていたら,阿武隈急行の電車が槻木駅を発車していった。


古い旅館が残っている。見事な佇まいである。





「川っぱだ」は「川の端(はた)」のことだ。東北出身の私にとっては耳になじんだ言葉である。

が,その川はすっかり暗渠化されてしまっている。

槻木駅のホームに阿武隈急行の電車が入ってきた。折り返しが福島行きの電車となる。

槻木駅から福島駅までは,阿武隈急行で940円。JR東北本線を使うと950円なので,阿武隈急行の運賃は通常の第三セクター鉄道の感覚からするとずいぶん安い。JRが意識しているのか,阿武隈急行が意識しているのか,ほぼ同じ時刻に槻木駅を発車する電車があるのが面白い。

大半の乗客は丸森で下車。福島と宮城の県境を挟んだ区間は乗客が激減する。

列車は阿武隈川に沿って走る。



福島駅に到着。阿武隈急行は福島交通飯坂線の電車と島式ホームを共用する。




東北電力に横付けするタクシーが行列をなしていた。

置賜町の吾妻通り。置賜町といえば福島随一の繁華街だが,このあたりはスカスカになってしまっている。




いつも驚きの最高気温を記録する福島市。今日も気温がうなぎ登り。少しでも木陰があると嬉しくなる。
ここは米沢に通じる国道13号線である。


栄町交差点では駅前通りと国道13号線が交差する。

もう少し商店が密集していても良いところだが,大型店が撤退した跡地が残ったままである。




福島駅前にある広場。有効活用されているようには見えない。座る場所でも設ければよいのに,と感じた。本当の一等地なのに,もったいない使い方をするものである。福島駅前には自転車の乗り入れが禁止されているようだが,無駄に空けておくなら,自転車置き場にでもしたほうがよほどマシだと思う。


福島の小売店の代表でもある「中合(なかごう)デパート」。
【使用したカメラ】
・KONICA MINOLTA DiMAGE A2
・Canon IXY DIGITAL 800IS
・PENTAX Optio WP
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