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2006年8月14日 (月曜日)

帰宅前に津軽線で三厩へ

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帰宅前に津軽線で三厩へ


 明日の午後には仕事が待っているし,体調も思わしくないので,さっさと帰路につこうと思う。が,世の中そんなに甘くない。帰省ラッシュによる渋滞がトップニュースになっている中,すでにちまたではUターンラッシュが始まっていたのだ。結局,青森から東京までの切符は午後の遅い時間のものを確保するのがやっとだった。

 というわけで,青森駅を出発する前に,津軽線の終点三厩まで往復してみることに決めた。

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 宿泊したホテルから青森駅まで港に近い通りを歩く。青森ベイブリッジのたもとにはこのような日本家屋も残っている。

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 駅前銀座。

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 駅前銀座の入口を青森駅側から見ると,このようになっている。

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 津軽線の途中駅,蟹田まで(厳密には中小国駅の北側にある信号場)は青森と北海道を結ぶ津軽海峡線となっており,特急列車もたくさん走っている。私も蟹田までは特急列車に乗ることにした。

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 蟹田で特急スーパー白鳥を下車。

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 蟹田からは,どういう集団なのか不明だが,特急列車に乗車する集団があった。急いで乗ろうとする雰囲気が無く,なかなか乗車しないので,見ていてイライラしてしまった。発車時刻が来てもドアが閉められず,特急列車の乗務員も早く乗るように促していた。

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 蟹田始発の三厩行きディーゼルカーに乗り換える。蟹田−三厩間の列車本数は少なく,三厩−青森間を直通する列車は一日に一往復しかない。
 特急列車が発車すると,側線に停まっていたディーゼルカーが動き出し,やがてホームに入ってくる。

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 農薬撒布用のヘリコプターだろうか。シートをかぶったヘリコプターが放置されていた。
 蟹田駅を出てしばらくは,車窓に田園風景が広がる。

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 中小国を出てしばらくすると,青函トンネル〜北海道へ向かう津軽海峡線が分岐してゆく。

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 大平(おおだい)駅を過ぎると列車は津軽山地の中に入る。

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 津軽二股駅に到着。駅の階段を上るとそこは津軽海峡線の津軽今別駅,という不思議なことになっている。両駅は基本的には同じ駅だが,誤乗車防止のため別の駅名になっていると思われる。

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 終点の三厩駅に到着。ホームの横にはたくさんのあじさいが咲いていた。

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 三厩駅の駅舎。

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 駅前のバス停からは自治体が運行するバスが出ている。行き先には竜飛崎 ──『津軽海峡冬景色』では竜飛岬(たっぴみさき)と歌われる── や青函トンネル記念館がある。
 三厩は三厩「村」だと思っていたので,「町営バス」という表記に違和感を感じたが,調べてみると三厩村は蟹田町などと合併して現在は外ヶ浜町になっていた。

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 折り返しの列車に乗り込む。

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 今別(いまべつ)は津軽線沿線では最も大きな町である(と言っても人口5千人弱だが)。町の中を流れ,津軽海峡に流れ込む川の名前は今別川。北海道に○○別という地名が多いのは「ベツ」がアイヌ語で「川」を意味するためであり,今別はアイヌ語に由来する地名の可能性が高い。

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 窓を全開にして津軽山地内を走る「060814-131611.mov」ファイルサイズ:496KB

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 蟹田駅が近づいた。線路は複線になり,北海道に向かう長大貨物列車とすれ違う。

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 蟹田駅で青森行きの普通列車に乗り換えるため,跨線橋を渡る。

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 青森行きの電車に乗り込む。普通列車は,十数分遅れた特急列車の到着を待ってから発車する。
 三厩から乗ってきたディーゼルカーと違って電車にはエアコンが入っており,窓は開かない。暑いのが大嫌いな私だが,個人的には「省エネに気を配った最新の空調システム」より「窓を全開」が好きである。

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 蟹田駅を出ると車窓には陸奥湾の海が広がる。

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 青森駅に到着。

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 青森からは八戸行きの特急スーパー白鳥に乗り込む。この列車はJR北海道自慢の車両で運行されている。

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 野辺地に停車。ここ野辺地駅から七戸までには,かつて南部縦貫鉄道という小さな鉄道が走っていたが,今は跡形もない。私はその南部縦貫鉄道が好きで,野辺地駅前の小さな旅館に宿をとって,何度も訪問したのを昨日のことのように思い出す。今まで国内のいろいろな鉄道に乗ったが,その中で最も強く印象に残っているのが南部縦貫鉄道である。とにかく走行中の車内の揺れは尋常ではなかった。

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 八戸に到着。

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 新幹線との乗り換え改札に行列ができ,キンコン,カンコンと警告音が鳴り続けている。電車の中のアナウンスでも,駅構内のアナウンスでも,「在来線の特急券,新幹線の特急券,そして乗車券の三枚をすべて自動改札機に入れるように」と煩いほど繰り返していたが,結局自動改札機で引っかかる人が後を絶たないようだ。駅構内の写真を撮ったりしていた私は行列の最後方で改札機を通ったが,何の問題もなく,結局何が原因で多くの人が自動改札機に引っかかったのかは不明だった。

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 東京駅までの新幹線は通路側の席しか取れなかったので,iPodでひたすら音楽を聴き続けたら,あっという間に東京に到着した。途中,車内の電光板に「福島−仙台間の東北本線は豪雨のため運転を見合わせている」との表示が何度もあり,もしかしたら新幹線も……と不安に思ったが,次に気付いたときに列車は郡山を通過していた。

【使用したカメラ】
・Canon IXY DIGITAL 800 IS

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コメント

駅前銀座の写真、好きです。

投稿: funamyu | 2006年8月18日 (金曜日) 08時35分

250バイトの文字制限でたくさん書けません。ひどい。

投稿: funamyu | 2006年8月18日 (金曜日) 08時37分

 funamyuさん,おはようございます。
 コメント欄に文字数制限があるというのは知りませんでした。こればかりはココログの仕様なので,私にはどうしようもありません。

投稿: 三日画師 | 2006年8月19日 (土曜日) 09時29分

深夜にお邪魔しまっす。いろいろ拝見させていただきました。面白いですねぇ。何が面白いかというと、三日さんが旅して歩いたり、電車で移動したりした記録が写真を見ただけで少しの説明だけでわかりやすい所です。人それぞれですが、私だったら、後から見て、ああ、あの時はこうっだったとか、楽しく思い出すことが出来ると思います。一度、訪ねたことがある場所でも、その人の、感性や、腕や((^_^;)私は失敗をカメラのせいにしますが)、有名、無名な地、観光地であろうが、写真や、絵画は毎回違ったものに出来上がると思いますし、なにより、自分が感じたことを思い出として残るのはいいですね。青森というと、青函連絡船に乗り、銅鑼の音と、石川さゆりの津軽海峡冬景色が流れていたのを思い出しました。

投稿: べる まっちす | 2006年8月20日 (日曜日) 00時29分

追伸 豆炭、練炭、昔子供のとき、今は体によくないというアスベスト(石綿)のアンかを使いました。今はまったく必要ない所に住んでいるので無縁ですが。温泉マークのついた銭湯??の看板、これも懐かしいですね。スイカのビーチボールがぶら下がった、果物屋さん(?八百屋さん?)。大型スーパーでは絶対ない光景ですね。七戸、..寝台車に乗って、眠れないとき小窓から青森のあたりを通るとき、三戸、四の戸、八戸..のように、”戸(へ)が多いことに気がついたのと、三味線のばちのようなヘラのついた弁当、ねぶたの絵(弘前と青森は違う)、南部せんべいに、水あめ、りんごから、台風後でのわけありりんごを沢山食べたことを思い出しました。でもうらやましい。ゆっくり旅できて。それではまた。

投稿: べる まっちす | 2006年8月20日 (日曜日) 00時45分

 べる まっちすさん,コメントありがとうございます。
 私が写真を撮る理由,ブログを書く理由は,出かけたところ,目にしたところを「記録する」ことですので,私の行動の記録がわかりやすいと言っていただけると本当に嬉しいです。
 単なる記録だと思うと,写真の作品を作る上では重要な天気や太陽光のあたる向きも,それこそ土砂降りの天気でもそれはそれでその時の記録になりますから,がっかりする度合いが少なくなります。

 そういえば,青森駅構内には津軽海峡冬景色がBGMとして流れていた記憶があるのですが,今回はぜんぜん違った音楽で,意外に思いました。

投稿: 三日画師 | 2006年8月20日 (日曜日) 23時00分

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