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2006年7月30日 (日曜日)

舞岡の里を歩く

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舞岡の里を歩く


 田舎で思いっきりのんびりしたい,と思い舞岡へ。

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 舞岡の駅を出ると,そこには田園風景が広がっている。歩道や水路がやや人工的な感はあるが,飛び交うトンボの群れが嬉しい。

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 久しぶりの晴れ間である。長梅雨の影響だろうか,稲穂の出方が芳しくないのが気になる。2003年冷害のような事態にならなければ良いが……。

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 里山の風景が続く。雲ひとつ無い青空……。気象庁は今日,関東地方の梅雨明けを発表した。

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 しばらく歩くと周辺は新興住宅地となった。

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 舞岡駅から続く水路と歩道。駅近くの田園風景の中では,その人工的な姿が気になったが,周辺が住宅地になると違和感が無くなる。

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 さらに水路を遡ると,周辺には里山の風景が戻ってくる。地図を見ると,この水路が舞岡川らしい。
 この上流に大きな舞岡公園があり,ここは公園へのアクセス路になっているのだが,人通りはまったく無い。

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 さくらなみ池。子供達がザリガニ釣りを楽しんでいる。なかなか釣れない様子を見ていると,昔取った杵柄……で,思わず口を出したくなる。
 舞岡公園は開発が遅れた谷戸をそのまま残したもので,公園のところどころに残る池は,農業用に作られたため池だったと思われる。

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 典型的な谷戸田の風景。福島県の田舎町で生まれ育った私にとっての原風景でもある。

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 虫取り網は夏の子供の正装アイテムである。

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 木製の電信柱が普通に残っている。

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 帰路。住宅化の波はすぐそこまで押し寄せてきている。

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 舞岡駅近くの舞岡八幡宮。背後には鎮守の森が広がる。

 「舞岡」と聞けばそこがどういうところか,わかる人はわかるのだが,わからない人には説明が必要だろう。
 この里山の風景が残る舞岡町は,横浜市戸塚区に存在している。最寄り駅は横浜市営地下鉄の舞岡駅。市街化調整区域として宅地開発をまぬがれ,横浜市の農業振興策もあって,谷戸田や雑木林等の里山の風景が現存する数少ない地区である。

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 ここが横浜市営地下鉄の舞岡駅出入り口。

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 舞岡駅のホームで電車を待つ。こうしていると,このホームの上に田園風景が広がっていることが信じられなくなってくる。
 今日の写真(最後の舞岡駅写真2枚は除く)は,PENTAXの*ist Dに単焦点レンズDA21mm F3.2を付けて撮影した。魚眼ズームレンズ他を持ってこなかったことを多少後悔した瞬間もあったが,こういう使いやすい画角のレンズだとカメラを構える前からある程度撮れる絵が想像でき,ファインダーを覗いてあれこれ構図を考えることが少ないというメリットもある(要は何も考えずに撮れる?)。

【使用したカメラ】
・PENTAX *ist D + smc PENTAX-DA21mm F3.2 AL Limited

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コメント

舞岡は聞いたことがない地名であったので、
ずっと写真と文章を読んでいましたら、
どこかそれこそ福島とか、もっと遠くの山陰みたいな場所かと
思ってました。
戸塚の隣の駅だなんて信じられません。
駅の写真を見て、あまりにも不思議な光景でした。
これが昭和の中期に開業したのなら地下になるわけがありません。何だか意地で地下鉄にしたようにしか思えない光景です。
将来を見越してそうしたのか、真実を知りたくなりました。
戸塚カントリー倶楽部の近くの「こども公園」はよく行きます。その辺りも相当な田舎風情ですね。
ぽっかり忘れられた地区なんでしょうか。
神奈川県というのはたまに不思議な光景があります。
異空間が残っているんです。
今度舞岡にはぜひ行ってみたいと思います。

投稿: funamyu | 2006年8月 1日 (火曜日) 01時11分

 戸塚の隣駅に田園風景が広がっているなんて,信じられないですよねぇ。

 舞岡駅が誕生したのは1985年ですから,今から約20年前になります。なぜ地下駅になったのか,ですが,「横浜市営地下鉄」の地下鉄としての意地もあったかもしれませんが,地形的な要因が大きいと思われます。

 私の自宅がある上永谷駅から戸塚までは,上永谷−下永谷−舞岡−戸塚と続きます。上永谷駅は「谷」と付くことからわかるように,谷戸の低いところに位置していて,上永谷駅の前後だけが地上に出ていて高架区間になっています。上永谷には地下鉄の車庫がありますから,地上に駅があるのは非常に合理的です。
 下永谷駅は下永谷と付いているものの,下永谷地区は駅から少し離れていて,駅周辺は「日限山」という「山」になっています。舞岡も「岡」ですから,やはり周辺(上永谷や戸塚)よりも標高が高くなっています。
 戸塚は周辺では最も海抜の低い位置にありますが,このあたりでは最も市街化が進んだところですので,鉄道は当然地下に通したいところです。
 以上の状況から,地上にある上永谷駅から海抜の低い戸塚の地下駅までを線路で繋ぐと,その間の標高の高い舞岡の駅は地下に作らざるを得なかったのだと思われます。

 舞岡が「ぽっかり忘れられた地区」だというのは,その通りだと思います。宅地化の波に乗れず,見向きもされず,ずっと忘れられていた土地が,ふと気付いてあらためて見てみたら驚くほど魅力的な場所になっていた,という感じじゃないでしょうか。

投稿: 三日画師 | 2006年8月 1日 (火曜日) 22時55分

なるほどです。
解説有難うございます。
私はひょっとしたら税金の無駄遣いはないかと
気になっていました。
すこし安心です。
公営交通は黙っていると税金の無駄遣いを平気でやります。
昔の話ですが都営浅草線は車庫の用地を探したら
終点がたまたま西馬込になったらしいです。
住民がどうのこうのではなく、あくまで体裁で決めるきらいがありました。
でも民鉄も実は鉄道王であった時代の夢をまだ追いかけているきらいがあります。
住民の利便でなく、企業の夢です。
民間企業ですからある程度は仕方がないとも思いますが、
程度問題ですね。
でも私が鉄道会社のオーナーだったら、いろんな夢を叶えようとするかもしれませんね。
既にうちの息子たちはプラレールで夢を叶えています。
まあロマンですからね。


投稿: funamyu | 2006年8月 2日 (水曜日) 00時16分

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