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2005年12月の12件の記事

2005年12月31日 (土曜日)

名古屋市西区那古野の街並み

 名古屋の地名は複雑である。現在,「名古屋」と書いて「なごや」と読むことに違和感はないが,以前は「那古野(なごや)」とも表記されていたらしい。東海道本線名古屋駅の開業時の駅名は「名護屋(なごや)」である。また,金のシャチホコで有名な「名古屋」城ができる前の城は「那古野」城で,これは「なごの」とも「なごや」とも称されていたそうだ。さらに,名古屋駅の東側の堀川沿いには「那古野」という地名があり,現在は「なごの」と読まれている。
 ひとつの読み(および多少の変形)に対して,万葉仮名を使ったような複数の表記を持った地名はよく見かけるが,名古屋のような例は珍しいのではないだろうか。

 ということで,堀川沿いに広がる那古野周辺を歩いてみることにする。

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 道路の片側に白壁の土蔵がならび,もう一方側に格子窓の商家が並んでいる。

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 屋根神様は岐阜や愛知で時々見かけるが,これは見事な作りである。

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 最近あちこちで見かけるレトロな居酒屋。「食堂」に期待すると残念な思いをする。

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 名古屋の夕景。名古屋圏の経済が元気だとあちこちで言われるが,高層ビルが増える様子を見ると,さもありなんと感じる。

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名古屋の中村遊郭跡を歩く

 名古屋駅の西側には全国でも屈指の規模を誇った中村遊郭跡がある。もちろん,昭和33年の売春防止法施行によって遊郭は無くなったが,料亭や旅館の建物として遊郭時代の栄華を色濃く残していることが多い。

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 料亭稲本の建物は古さを感じさせない。

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 デイサービスセンターとなった松岡大正庵。

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 大門通りに面した長寿庵の見事な建物。

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 長寿庵の建物の横には浮世絵が飾られている。

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 二階の窓が意匠を凝らした作りになっている。
 奥に写ったビルはスーパーマーケットのユニー。

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 廃屋となった建物。廃屋だが定期的に手入れがなされているのかもしれない。

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 大門通りはちょっとした商店街になっている。

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 大門通りの隣にある大門横丁。小さな飲食店街である。

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 遊郭時代の街並みはすでに消え,特徴的な妓楼建築物が点在するばかりになっている。名古屋市都市景観重要建築物に指定されている建物も多く,今後もいくつかの建築物は「点」としては残りそうだが……。

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2005年12月30日 (金曜日)

小田原・熱海・そして藤枝へ

 久しぶりの連休となる正月休み。東北の故郷には帰省せず,西へ西へとブラつくことにする。

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 小田急線小田原駅に到着。数年前に完成した橋上駅は,国内の駅には珍しい空間を持った構造で,雰囲気が良い。

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 小田原駅の駅ビルはずいぶんと立派なものになり,駅前にはペデストリアンデッキも設置された。ペデストリアンデッキができて視点が高くなったため,駅前から小田原城が見えるようになった。

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 熱海駅はJR東日本とJR東海の境界となる駅で,各駅停車のほとんどは熱海駅止まりとなるため,ここで電車を乗り換えることになる。乗り換え時にホームや階段を走って席取り合戦をするのが好みではないため,いつも電車を一本待つことにしている。利用者のひとりとして,「不便」という印象ばかりが残る駅である。

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 熱海駅前には小さな蒸気機関車が展示されている。その昔,東海道本線が熱海を通らず,国府津から現在の御殿場線のルートを通って沼津に向かっていた頃,小田原と熱海を結んでいた熱海鉄道の蒸気機関車である。

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 駅周辺の商店街を歩いてみることにする。

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 熱海はホテルや旅館が建ち並ぶ古くからの温泉地だが,近年は首都圏への通勤客を対象にしたと思われるマンション・アパートが増えている。

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 熱海といえば……干物である。

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 平和通り名店街を歩いて駅へ戻る。

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 熱海駅の横には土産物屋が軒を連ねている。

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 熱海ではKIOSKで売っているものも様変わり。

 さて,そろそろ,さらに西へ向かおうと思うのだが,新幹線は帰省ラッシュで大混雑。旅慣れない人々の中には目が血走っている感じの人も多く,そういう雰囲気には耐えられそうに無いので,在来線の各駅停車を乗り継いで移動することにする。

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 特に意味もなく,藤枝駅で途中下車する。

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 藤枝駅前広場。藤枝は東海道の宿場町だが,東海道本線の藤枝駅は宿場町の中心から遠く離れたところに設けられたため,駅周辺に歴史を感じさせる雰囲気はない。

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 藤枝駅前の商店街。

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 完成間もないJR藤枝駅。ガラスをふんだんに使った明るい駅舎である。

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 藤枝駅南口。横には仮設の跨線橋が残っている。

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2005年12月25日 (日曜日)

清水・みなとまち・お茶の町

 朝から晴天。気分が良いので,前回の静岡訪問では乗りそこなった静岡鉄道に乗って,港町清水に向かうことにする。

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 静岡鉄道の新静岡駅へ歩く。静岡駅近くの松坂屋デパートの駐車場横には,公道の一車線を使った駐車場待ち行列ができている(写真は行列になっていないが)。一般的には,デパートが整理員を出して駐車場待ちの車が路上に留まらないように整理するのが常識だと思うのだが,ここ静岡ではそのまま路上で待つように促している。信じられない光景である。

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 バスと電車が集まる新静岡センター。静岡鉄道に乗る客は,まず地下の食品売り場を歩かされることになる。静岡鉄道の新静岡駅は地上に櫛形のホームを持つ頭端式の駅なので,地上からそのまま乗れるようになっていれば便利なのだが(実は,かつてはそうなっていたのだが),わざわざ乗客が遠回りするようになっている。

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 ごく普通の食品売り場である。なぜ電車に乗る客がここに誘導されるのか,奇妙な感じがする。

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 新静岡駅のホームに電車が入ってきた。スマートなステンレス製の車体である。

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 あっという間に新清水駅に到着。電車は,新静岡から新清水まで約10kmの距離を20分で結んでいる。驚くべきはその運転間隔で,日中でも路面電車並みの6分間隔を誇る。

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 新清水駅前,国道149号線のアーケード。閑散としている。

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 新清水駅周辺は飲食店の多い商店街になっているが,活気があるとは言えない状況である。巴川沿いの道路は綺麗に整備されている。

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 巴川を渡る電車を撮影する。なにしろ電車の運転間隔は6分,上り下り合わせると3分おきに電車がやってくる。

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 新清水駅の駅舎。

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 新清水駅の前には交通量の多い国道が通っている。向かい側の商店街へ渡るには,狭く暗い地下道をくぐらなければならない。対岸の商店街にとって,この国道の存在は橋の無い川のようなものである。

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 清水銀座商店街の横を東海道本線の電車が通り過ぎる。

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 歩道の上に張り出した建物が特徴的である。

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 銀座小路。商店街にはこういう小路の存在が重要だと思う。

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 清水駅前銀座商店街には,高さのあるアーケードが設けられている。

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 ここは清水随一の商店街である。

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 JR清水駅前に出る。

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 駅前から少し離れたところに「清水駅前バスターミナル」がある。

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 バスは清水駅前の降車場も駅前広場の対岸にあるにもかかわらず,自家用車は駅に横付けできるようになっている。これではバスの利用者は増えない。海外では,鉄道のホームにバスが横付けするような例まで存在するのだ。このあたりの行政の交通政策の遅れは困ったものである。

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 JR清水駅の東側には清水港がある。

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 小田原から小田急線の電車内……三連休の最終日,皆さんお疲れの様子である。
 さて,私もその仲間に加わることにする……Zzzzzz

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2005年12月24日 (土曜日)

天竜浜名湖鉄道に乗る

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 JR新所原駅に到着。JRのホームから見ると,天竜浜名湖鉄道のレールバスがすでにホームに停まっていた。

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 天竜浜名湖鉄道の新所原駅構内にはウナギ蒲焼きの匂いが漂っていた。売店でウナギ弁当を売っているらしいので,さっそく買ってみる。列車の発車時刻までは10分もあるのだが,店の人は「間に合うかなぁ」などと不安げである。なんと,これから蒲焼きを焼くらしいのだ。これは期待できそうだ。

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 で,これが発車時刻に間に合ったウナギ弁当である。焼きたての香ばしい香りがたいそう美味であった。

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 国土地理院の地形図で撮影ポイントを探し,周囲に人家の少ない原田駅で下車する。

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 駅横の土手の上から。手前の茶畑が綺麗に写る予定だったが,この季節はすでに日が傾き,茶畑は日陰になってしまった。

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 さらに山を登って茶畑の上から見おろす。どんどん日が傾き,かろうじて列車に日が当たる状態だったが,写真の露出を考えると最悪の条件かもしれない。

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 土手のススキと茶畑に林立する霜除けファンにのみ西日が当たる。

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 茶畑の中にポツンとミカンの木が立つ。畑仕事の合間にミカンをとって食べたりするのだろう。

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 原田駅に戻り,掛川行きの列車を待つと,定刻通りにレールバスがやってきた。

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 天竜浜名湖鉄道,略称天浜線の掛川駅。

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 JR掛川駅から東海道線の電車に乗り換える。

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2005年12月23日 (金曜日)

知多半島 内海の集落を歩く

 日本列島に第一級の寒波が到来し,日本海側を中心に大雪を降らせている。皮肉なことに冬型の気圧配置になればなるほど天気が良くなる東京から,とりあえず名古屋までの切符を買って西へ向かう新幹線に乗った。
 列車が動き出すと「関ヶ原付近で徐行運転をしており,京都以降の到着は1時間以上遅れる見込み」とのアナウンスがあった。列車は三河安城付近から徐行運転になり,名古屋到着は定刻から10分程度の遅れ。怖いもの見たさでそのまま乗り続けたい気分もあったが,素直に下車することにした。

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 名古屋駅到着寸前の車窓。青空が覗いていたが,線路には雪が残っている。

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 名古屋駅前名物?の大名古屋ビルヂング。

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 名古屋から名鉄の電車に乗り,終点の内海(うつみ)で下車する。名鉄知多新線の内海駅は,ローカル駅には似つかわしくない感じの高架駅だった。

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 内海駅北側の山の上から内海の集落を見る。

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 山腹にはミカン畑が広がっている。

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 内海駅南側の集落を歩いてみることにする。

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 板壁で覆われた建物。知多半島の古い集落に多く見られる。

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 なんということもない風景だが,路地の角を曲がるたびにワクワクしてくる。

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 この地が「南セントレア市」などという奇妙な地名にならなくて良かった,と心から思った。

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 集落の中を流れる内福寺川。ここから約1km下流は太平洋だ。

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 国道257号線は町のかつてのメインストリートである。

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 内福寺川に沿って歩く。大きな建物は造り酒屋だろうか。

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 伊勢湾に沈む夕日。吹き付ける風が冷たかった。

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2005年12月18日 (日曜日)

登戸・溝の口・そして小杉へ

 今日は久しぶりに散髪&パーマへ。なじみの店まではるばる出かけることにする。

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 登戸で小田急線からJR南武線に乗り換える。登戸駅周辺は区画整理事業と駅舎の改築工事が進み,訪れるたびに姿かたちが変わっている。

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 あちらこちらで工事中だ。商店街の一部はすでに取り払われている。

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 JRの駅から駅前通りを見たところ。以前の駅前を思い出すのが難しくなりつつある。

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 どのように変貌するのか,非常に楽しみではある。

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 JR登戸駅ホームの奇妙なベンチは相変わらずである。異様な雰囲気もあってか,ホームに立っている人は多いのだが,このベンチには誰も座っていない。ベンチにバッグを置いてデジカメをしまおうとしたが,座面が異常に狭いのでバッグが不安定だった。まったく使えないベンチである。

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 武蔵溝ノ口駅で下車し,バスに乗り換える。
 バスの発車時刻まで時間があったため,溝の口西口商店街周辺を歩いてみることにする。

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 溝の口西口商店街は,東急田園都市線溝の口駅と旧大山街道の間に残る昔ながらの商店街である。

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 商店街のすぐ横を南武線が走る。

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 残念ながらシャッターを閉めた店が多くなっている。

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 旧大山街道に沿った高津から溝の口の街並みが栄えた時代は遠くなり,溝の口の商業の中心は田園都市線の東側に完全に移行してしまった。そのうちに西口側や南武線の南口側の再開発も進み,この商店街のあたりも高層アパート等に変わってしまうだろう。

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 バスで武蔵小杉駅前に出る。
 今日は快晴だが,強い冬型の気圧配置のため冷たい風が吹き荒れている。伸びた髪をいつものようにバッサリと切ったため,首筋や耳元がものすごく寒く感じる。

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 あっという間に日が沈み,暗くなってきてしまった。
 昨日修理が完了したニコンのAF-S24-120mmレンズの試し撮りを兼ねてあれこれ撮影してみたが,気になっていた片ボケはある程度改善されているようだ。ただ,手ぶれ防止機能が強く働いた(と思われる)ときの周辺画質の低下はひどく,ある程度はあきらめる必要がありそうだ。

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2005年12月17日 (土曜日)

三鷹の街が寒々と感じた

 野暮用もあって中央線の三鷹駅で下車した。
 三鷹で下車したのは何年ぶりだろうか。その昔,三鷹駅北部の某研究所に出張したときと,中央線緩行線に103系電車が走っていた頃に撮影のために下車したぐらいしか記憶にない。

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 まずは駅の北側に出る。三鷹駅の北口側は三鷹市ではなく,実は吉祥寺と同じ武蔵野市であるというのはよく知られている。街路樹の銀杏が印象的な駅前だが,商店街らしきものは無い。

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 銀杏の葉っぱが綺麗に輝いていた。

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 うっかり「若い芽を摘む親の目地域の目」と読んでしまった。

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 三鷹駅北口の味気ないビル。駅周辺に商店街らしきものが無かったため,駅前広場をぐるりとまわって駅に戻ってしまった。

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 工事中のペデストリアンデッキから三鷹駅南口を見おろす。ここが三鷹市の表玄関になる。

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 ペデストリアンデッキは人通りが多い。周囲の道路とペデストリアンデッキの間には,上りと下りのエスカレーターが設置されている。
 三鷹駅前なのに,なぜか「代官山のマンション」のチラシを配る人がたくさんいた。

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 南口側のメインストリートだが,商店街という雰囲気がまったく感じられなかった。
 中央線沿線は,東中野,中野,高円寺,阿佐ヶ谷,荻窪,西荻窪,吉祥寺……と,それぞれ活気のある商店街を抱えた駅が続くのだが,不思議なことにここ三鷹駅周辺には商店街らしきものが見あたらない。

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 桜の木と小さな橋が見える。玉川上水である。三鷹駅の真下を玉川上水が横切っているのだ。

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 駅ビルやスーパーマーケットがあれば生活に困らないのかもしれないが,商店街や飲食店街の無い街はちょっと寂しいような気がする。

 冬型の気圧配置になると日本海側とは逆で晴天になる東京だが,吹く風はさすがに冷たい。このまま街を歩いても暖まれそうにないので,新宿に戻り,先日修理に出したニコンのレンズを受け取りに行くことにする。

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 新宿ニコンプラザから京王百貨店や新宿駅南口方向を眺める。
 修理に出したレンズが「規格範囲内」「異常なし」でそのまま戻ってくるのが怖かったが,不具合が無事に発現し,調整されて戻ってきた。

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2005年12月11日 (日曜日)

くりでん廃止まであと一年と少し

 朝から降り続いた雪もやみ,昼近くには快晴となった。仙台に来たからには,「くりでん」こと,くりはら田園鉄道に乗りに行く。くりはら田園鉄道は2007年3月末で廃止予定となっており,乗れるときには乗っておきたい鉄道である。

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 朝まで降り続いた雪が残っている。

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 閑散とした仙台駅のホームで東北本線小牛田行きの電車を待つ。

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 小牛田駅で一ノ関行きの電車に乗り換える。小牛田は石巻線,陸羽東線が分岐する交通の要衝となる駅である。広い構内にはラッセル車やディーゼルカーがたくさん停まっている。

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 一ノ関からの2両編成の各駅停車が到着。折り返し一ノ関行きの電車となる。小牛田以北は列車が一時間に一本しかなく,天下の東北本線も並のローカル線と変わらない。

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 石越駅に到着。

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 JR石越駅の正面にくりはら田園鉄道の駅が立っている。小さいけれども美しい駅舎である。

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 ファサードの曲面が駅舎内に映り込む。

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 駅前の風景に石越駅の駅舎が溶け込んでいる。

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 駅の隣の建物も見事なたたずまいだ。昔は何の建物だったのだろうか。

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 駅の近くには大きなバス車庫がある。宮城県の北部では主要な町がことごとく東北本線から離れて位置するため,東北本線の駅からのバスはかつて重要な交通手段だったのだろう。現在は道路が整備され,各町からは仙台までの直通バスが走るようになったため,駅前のバス車庫はすっかり寂れてしまったようだ。

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 石越駅の北側でくりはら田園鉄道の列車がやってくるのを待つ。遠くで踏切の警報機が鳴る音が聞こえ,しばらくすると赤いディーゼルカーが走ってきた。
 架線柱が立っているが,すでに架線は張られていない。かつては電化されて電車や電気機関車が走っていたが,コストダウンのために現在は電化設備は廃止されている。

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 赤いディーゼルカーはカメラを構えた私の横をかすめ,石越方面へ走り去った。地方鉄道にありがちな,ゴテゴテした派手な塗装ではないところが嬉しい。
 くりはら田園鉄道は,石越駅と細倉マインパーク前を結ぶ25kmほどの小さな鉄道である。前身は栗原電鉄(愛称「くりでん」。「くりはら田園鉄道」という名称は,愛称「くりでん」を残すための妙案である。)であり,細倉鉱山で採掘された鉱石の輸送を主要な目的とした鉄道だった。元々沿線人口が少なく,鉱山が閉山してからは苦しい運営を強いられている。電化設備を廃止して電車からディーゼルカーへ転換したり,他社に先駆けてワンマン運転を実施するなどの経営努力をするも業績は回復せず,2006年度限りで県からの補助金が打ち切られ,とうとう廃止することになってしまった。

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 石越駅に停車するくりでんのディーゼルカーの横を,東北本線の下り普通列車が走ってゆく。
 くりはら田園鉄道は典型的な赤字ローカル線であり,列車の本数は1時間に約1本と少ないが,実は東北本線の列車も1時間に1本しか走っていない。

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 ディーゼルカーに乗り込む。木材をふんだんに使用したインテリアになっている。
 ドアの横には小さなクリスマスツリーが置かれていた。鉄道会社が置いたのか地元の利用者が置いたのかは不明だが,JRや大手私鉄では見られない光景である。

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 隣の荒町(あらまち)駅で下車する。石越駅に置いてあったくりでんの時刻表を見たところ,若柳駅より先までディーゼルカーに乗ってしまうと,自分が乗っている列車しか撮影できないことになる。時刻表に載っていない回送列車が車庫のある若柳駅から石越まで走ると予想されることから,若柳の手前の荒町駅で下車した。

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 予想通り石越行きの回送列車が走ってきた。

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 側面に太陽光が当たってキラリと光る。

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 石越駅で乗客を乗せた列車が戻ってきた。

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 荒町駅方向に走り去る。

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 線路横の田んぼには藁ロールが並んでいた。藁ロールの向こう側遠くには東北本線の架線柱が並んでいる。夕日に輝く藁ロールの向こう側を東北本線の列車が走るシーンが撮影できるかと期待したのだが,夕日が沈むまでに東北本線に列車は走らなかった。

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 西空が赤く染まる時刻になると,周辺の川などにいた白鳥が伊豆沼方向に次々に飛んでいった。

 石越から荒町へ向かう列車「051211-161800m.mp4」(ファイルサイズ:720KB)

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 歩いて石越駅前に戻る。夕闇が迫り,駅前の食堂にも明かりがともった。

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 東北本線の仙台方面への各駅停車が来るまで時間があったので,くりはら田園鉄道の駅で列車が到着するのを見ることにする。
 待つことしばし,ディーゼルカーが石越駅のホームにゆっくりと到着した。何人かの乗客が降りてくるのかと思ったが,乗客は一人もいなかった。駅で待っていた客も一人もいなかったから,列車はそのまま折り返していくことになるだろう。つらい現実である。

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2005年12月10日 (土曜日)

杜の都仙台へ。そして仙石線に乗る。

 特に理由はないが,仙台へ行くことにする。

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 東京駅のホーム。列車時刻表示板が新しくなっていた。文字がずいぶん見やすくなったようだ。北へ向かう新幹線は路線および列車種別が非常に複雑なので,従来の表示板では表示可能な情報量があまりに少なすぎたが,やっとまともな案内板になったような気がする。

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 仙台に到着。福島県の郡山を過ぎたあたりからみぞれが本格的な雪になったが,仙台に着く頃には小雪がちらつく程度になっていた。

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 クリスロード商店街(中央通り)には立派なアーケードが設置されている。ここと一番町の商店街は東北一の賑わいを誇る。

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 雪やみぞれが降ったりやんだりするあいにくの天気だが,最近電車が新しくなったという仙石線に乗ってみることにする。
 仙石線の仙台駅が地下化されるのに伴って,仙台駅の西側の商店街の方まで線路を伸ばし,あおば通駅が新設された。どうせなら一番町まで伸ばせば良いのに……とも思うが,いろいろ事情があるのだろう。
 あおば通駅で折り返しの石巻行き快速列車に乗る。

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 電車の中で考えた結果,海の横に駅がある陸前富山か陸前大塚で途中下車することに決めた。どちらも快速が停まらない駅なので,松島海岸で下車し,後続の各駅停車に乗り換えることにする。

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 松島海岸駅の西側にはトンネルがあり,トンネルの向こう側にも海岸線が見える。後続の各駅停車がトンネルに入るところを撮影しようとホームの先端で待ちかまえていると,どんどん雪が強くなってきた……。

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 陸前大塚駅で下車する。「海に近い駅」を主張する駅はたくさんあるが,ここ陸前大塚駅も海の近さなら負けてはいない。妙な主張の無さが好ましく感じる駅である。

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 陸前大塚駅の近くには,周辺のカキの養殖場からカキを水揚げするための小さな船だまりがある。駅からそこまで歩いていったところで電車がやってきた。あわてて撮影する。

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 電車が走り去る。
 右側に積まれているのはホタテの貝殻である。カキの養殖は,ホタテの貝殻を海中にぶら下げ,そこにカキの幼生が着いたものを海中で育てることによって行うらしい。

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 ホタテの貝殻の束。

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 船だまりの横には収穫したカキを剥く小さな工場がある。
 カキの殻の山の向こうを仙石線の電車が走る。

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 近くの道路の高いところから俯瞰する。

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 海側から撮影する。このあたりは島々が入りくんだ松島湾の奥に位置するため,風は強いが波は穏やかである。まだ午後4時前だというのに暗くなってきてしまった。

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 仙台(あおば通)行きの電車に乗り込む。

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2005年12月 4日 (日曜日)

疑惑のレンズを修理に出す

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 ニコンプラザのある新宿エルタワー28階からの眺めである。今年の後半,この新宿の風景を見るのはこれで何回目になるだろうか。どうにもこうにも写りが悪いレンズは,結局修理に出すことにした。

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 西新宿の超高層ビル街をぶらつく。

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 秋も深まり,街路樹も色づいている。

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 まだ午後3時過ぎだというのに日が傾きはじめている。

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 新宿三井ビルとセンタービルの間の交差点の信号機は,丸いリング状の枠に設けられていて面白い。

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 枝がたくさん付いた木の陰が不思議にシンプル(ウソ)。

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 東京都庁の西側に広がる新宿中央公園。

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 新宿白糸の滝……。絶句。

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 都庁周辺には奇妙な形のオブジェが多く,バブリーな時代の名残を感じさせてくれるが,中には「これはマズいだろ」と思わせる安直なものも見られる。

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2005年12月 2日 (金曜日)

ドイツ土産のキャビアを食らふ

 職場の上司が一週間のドイツ出張を終え,今日から復帰。今回の土産は……

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 キャビアである。もちろん,スプーンひと掬い数千円もするチョウザメのキャビアでないことは確かだが,キャビアの味を語れるほど食べつけているわけではないし,味覚が優れているわけでもないので,たとえイミテーション・キャビアでも美味ければ問題ない。

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 たっぷり掬い取って,むしゃぶりつく。美味なり。
 こういう商品は,99%の人はチョウザメのキャビアではないことを知った上で買っているだろう。イミテーション・キャビアといったまがい物として売るのではなく,堂々と「ランプフィッシュの卵(かどうかは不明だが)」を名乗ってもいいんじゃないだろうか。

 以降は味覚オンチの私の戯言だが……,要はチョウザメの卵とランプフィッシュの卵の価格の違いは,その味覚の良し悪しではなく,希少価値の高低によるところが大きいのだ。かつては学校給食用の安価な動物性タンパク質として大量に使用されていたクジラの肉が,今や高級食材として定着している。チョウザメのキャビアとは無縁な我々庶民が平穏な毎日を送るには,「キャビア」にまつわるものをエポケー(括弧入れ)し,事象そのものへ立ち戻る必要があるのかもしれない。
(半分ジョーク)

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