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2005年8月15日 (月曜日)

富山地方鉄道に乗りまくり

 魚津駅前のビジネスホテルで目覚める。
 富山県の今日の天気予報はあいにくの雨。しかも,ときおり猛烈な雨が予想されるとのことである。今日は,古くて印象的な駅がたくさん残っている富山地方鉄道のあちらこちらで下車して見ようと思っていたのだが,さてどうなるだろうか。

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 ビジネスホテルの窓から外を確かめる。このビジネスホテルはJR北陸本線の魚津駅(富山地方鉄道の新魚津駅)が隣にあるため,ひっきりなしに列車が通る音がする。もちろん,普通の人には気付くかどうか程度の音なのだが,鉄チャンの端くれ(鉄チャンから見れば端くれと言えるレベルじゃないだろうけど)の私は,そのたびに外を見たくなってしまって困ってしまった……。

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 富山地方鉄道の新魚津駅で2日フリー切符を購入。2日間使えるのは良いが,この4400円という値段はバカげている。富山駅から宇奈月温泉駅までの運賃が通常1790円だから,フリー切符は3000円ぐらいが妥当だと思う。当然購入する人も少ないのだろう,窓口で購入するときには駅員さんもちょっと不慣れな感じで時間がかかっていた。
 こうやってバカげた値段の切符を買う人間(>私)がいるから,商売が成り立ってしまうのかもしれない。

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 宇奈月温泉行きの電車が新魚津駅を発車するところだった。
 ホームから上に伸びている遺構は,JR魚津駅と繋がっていた跨線橋の骨組みである。こんな弱々しい骨組みの跨線橋を人が上り下りしていたかと思うと,ちょっと驚く。かつてこの跨線橋が繋がっていたころにはJRと同じ「魚津」駅を名乗っていたのだが,今はJRとはまったく別の出入り口を使うようになり,駅名もJRとは別の「新魚津」駅となっている。

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 電鉄富山駅(富山駅)行きの電車がホームに入ってきた。なかなか愛嬌のあるデザインの電車である。

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 新魚津から電鉄富山までは富山地方鉄道の本線だが,ここ上市(かみいち)駅が行き止まり式の駅になっているため,すべての電車がスイッチバックして列車の前後が入れ替わる。富山地方鉄道はたくさんの鉄道会社が合併統合して成立した鉄道なので,このような複雑な線形になっている。立山駅と宇奈月温泉駅を結ぶアルペン特急は,ここ上市と寺田駅の2回も前後が入れ替わる珍しい列車である。

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 立山行きの電車に乗り換えるため,寺田駅で下車する。
 寺田駅を出て行く電車を見送る。上市駅を発車したころから猛烈な雨になり,電車の屋根から落ちる雨水がものすごい。

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 寺田駅は本線と立山線の分岐駅になっている。ここは駅の建築物が見事なのだが,この雨では見て回ることもできない。

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 立山行きの普通列車がやってきた。

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 屋敷森のある散居村は砺波平野が有名だが,このあたりの家も屋敷森に囲まれている。

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 途中下車してみたいところがたくさんあったが,雨が降り続いていたため下車するのを躊躇するうちに終点の立山駅まで乗り続けてしまった。まぁ,4400円の2日フリー切符を買ったのだから,今日は一日電車に乗りまくることにしよう。

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 立山駅はその名も立山の登山,美女平や黒部ダム観光の拠点となっている。
 富山地方鉄道立山駅の上からは美女平までのケーブルカーが出ている。

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 さっき乗ってきた各駅停車の先頭に「特急アルペン号」のヘッドマークが付けられ,特急列車に変身。立山から宇奈月温泉までは1時間半の長旅になる。
 立山駅から電車に乗り込んできた乗客のほとんどは登山客風と観光客風であった。この立山-寺田-宇奈月温泉という経路がわかりにくいらしく,駅員が「富山駅には行きません。宇奈月温泉駅行きです。」と説明しても納得していないようだった。中には,越後湯沢まで最速で行く方法を駅員に尋ね,駅員が一生懸命調べて魚津でJRに乗り換えるという回答をしてくれたのに,「だまされてるみたい」と納得していないおばさんもいた。

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 宇奈月温泉駅到着。ホームで出迎えてくれたのは元西武鉄道の特急レッドアロー号だった。

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 宇奈月温泉駅の前には温泉の噴水があって,観光客の注目を集めていた。その横を元西武レッドアロー号が走り抜けていく。


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 宇奈月温泉のホテルや旅館が建ち並ぶ中の商店街。

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 富山地方鉄道宇奈月温泉駅からちょっと離れたところに,トロッコ鉄道で有名な黒部峡谷鉄道の駅がある。駅の構内を見ると富山地方鉄道と黒部峡谷鉄道の線路は隣り合っているのだから,駅も隣同士にすれば便利だと思うのだが,旅客の便利さよりも商店街の利権が優先するらしい。

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 「特急アルペン号」のヘッドマークを取り外して各駅停車となった電車で電鉄富山駅へ。

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 JR富山駅で各駅停車に乗り,高岡を目指す。今日は高岡に宿泊することにする。
 昼頃,いつも利用している高岡のビジネスホテルに電話したところ,電話番号が使われていない旨のアナウンスが流れて驚いた。とうとう潰れてしまったらしい。元ラブホテルだったと思われるビジネスホテルで,ちょっと設備は古いが,風呂が広くて(ヘタすると小さな駅前旅館の共同風呂より広かった),ベッドが広くて良かったのだが……。仕方なく,ノートパソコンを取り出して高岡の別のビジネスホテルをネット予約したのだった。

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 高岡に到着。ちょうど路面電車(万葉線)が高岡駅前に到着するところだった。雨上がりの曇り空にうっすらと差した夕日が街全体を染めていた。

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 高岡駅前電停に到着した電車は,越の潟に向けてすぐに発車していった。

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 JR高岡駅前にはたくさんのマイカーが並んでいた。本来なら,ここに並ぶのは路線バスか路面電車であるべきだと思うのだが……。

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コメント

そうですかー。とうとう宇奈月まで行きましたか・・・・・。10年位前に職場旅行で行きました。泊まった旅館が沿線沿いにあって宴会場の窓を開けたら電車が目の前を走って行ったのにはびっくりしましたね。それよりトロッコ電車には?乗りましたが、あいにくの雨模様、霧がかかっていて雄大な景色を観ることは出来ませんでした。残念!

投稿: 夢想人 | 2005年8月27日 (土曜日) 20時40分

 せっかくのトロッコ列車なのに雨模様だったというのは残念ですね。
 私はトロッコ列車には乗りませんでした。天気が悪かったですし,宇奈月温泉に着いたのがもう遅い時間だったもんですから。それに,どうもあの手の列車は苦手なもんで……。

投稿: 三日画師 | 2005年8月28日 (日曜日) 23時01分

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