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2005年5月の11件の記事

2005年5月29日 (日曜日)

浅草橋 ─ 柳橋界隈

 買ったばかりのD2Xの試し撮りも兼ねて,今日は浅草橋,柳橋界隈を歩いてみることにする。

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 JR総武線浅草橋駅の東口駅前。JRがまだ国鉄だった今から20年ほど前,この浅草橋駅が中核派によって放火された事件が記憶に残る。
 ここを走る電車は,新しいステンレス車両の電車ばかりになってしまった。その昔,茶色一色だった電車が赤や黄色,緑色に塗装され,路線ごとに色が統一されるようになるなど,電車はカラフルになった。それが最近,車両のコストダウンのためにステンレス素材むき出しの電車ばかりになってしまい,時代が逆戻りしたかのように銀色一色になってしまったのだ。塗料ぐらいケチるな,と言いたい気分である。

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 駅周辺にはガード下を利用した商店街がのびている。生活感のある街は,歩いていてとても楽しい。

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 浅草橋駅西口は,気をつけないと見落としてしまうほどのさりげなさである。

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 浅草橋駅周辺には,「秀月」や「久月」といった有名店をはじめとして,人形メーカーが多い。

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 浅草橋のたもとに立つ浅草橋ビル。昭和初期ぐらいのビルだろうか。老朽化は進んでいるが,その存在感はすごいものがある。
 このあたりは浅草見附があった場所である。見附ということから,ここから北側が江戸城の外,南側が城内だったことがわかる。また,浅草橋の南側は追分になっていて,一方は大手町方面へ向かう江戸通り,もう一方は清洲橋へ向かう清杉通りである。

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 浅草橋の上から神田川に浮かぶ屋形船を見る。

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 浅草橋の交差点から馬喰町,日本橋横山町方面を見る。

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 馬喰町,日本橋横山町の問屋街。最近は小売りもする店が増えている。

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 清杉通りの歩道橋から浅草橋交差点方面を臨む。

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 隅田川に架かる両国橋のたもとには,球体をモチーフにしたモニュメントがある。

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 両国橋の上から隅田川を行く水上バスを見る。高架道路は首都高速6号線の両国ジャンクション付近である。

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 両国橋の上から北側の総武線鉄橋を見る。ステンレス車体の電車ばかりだから味気ないなぁ,と思いつつカメラを構えていたところ,やってきた電車は房総方面からの特急列車だった。一日に数本だけ,総武線緩行線を走って新宿まで乗り入れている特急があるのだが,運良くその特急が通る時刻だったらしい。隅田川の川幅に収まらない長編成の国鉄色車両には風格さえ感じられる。

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 この橋が柳橋である。神田川はこの柳橋をくぐったところで隅田川に合流する。

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 小さいながらも存在感のある橋だ。

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 柳橋の上から神田川の屋形船群を見る。柳橋は江戸随一の花柳街で,その名前を全国に轟かせたが,現在その面影はほとんどない。屋形船は柳橋の宴席の延長となり,お客の吉原通いの送迎の役割もしたようである。当時の粋な遊びの最前線であり,その名残が神田川の屋形船群である。

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 粋な遊びの最前線も,今はすっかり落ち着いた街になっている。

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2005年5月28日 (土曜日)

久しぶりに散髪に行く

 前回散髪してから約3ヶ月。髪の毛が伸びて鬱陶しくなったので,久しぶりに散髪&パーマに行く。若い頃に比べるとさすがに髪の毛が多少細くなってきたが,直毛&本数が多いのは相変わらずで(遺伝的には,もうすぐ本数も減ってくることが予測される),パーマを掛けた髪があっという間に巨大なブロッコリーだか手抜きしたアフロヘアーのようになってしまう。
 そこで,2〜3ヶ月に一度,極細ロットでパーマを掛け,髪をぎりぎりまで短くカットしている。一見するとパンチパーマと区別できないような外観になってしまうわけだが,毎日「クシ無し,鏡無し,手入れ無し」で,髪の毛にまったく気を遣わずに生活できるという,ズボラな私には最適な髪型である。

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 前回のブログにも書いたが,馴染みの散髪屋は今のアパートに引っ越す前に住んでいた町にあるため,はるばる遠征することになる。
 溝の口駅からバスに乗る。溝の口駅周辺は再開発事業によって大きく変わったが,バスは昔からの商店街を通過する。高架橋は東急田園都市線である。今日は,なぜか車も人も少なく,すんなり商店街を通り抜けることが出来た。

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 3時間がかりの散髪&パーマが終わり,バスに乗ってJR武蔵小杉駅前へ。すでに日が傾きかけている。

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 朝から何も食べていなかったため,駅周辺をぶらつく。木々を残した街作りをしているようだが,根元までコンクリートに覆われていて窮屈そうだ。

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 武蔵小杉から南武線に乗って川崎へ。川崎駅前の広場には座れる場所も多く,たくさんの人がそこに座って休んでいる。ごくありふれた光景にも見えるが,最近は浮浪者対策で座ったり寝転がったりする場所を極端に減らす施策が一般的になっており,都市部の駅前では珍しいことかもしれない。

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 ヨドバシカメラが入っているビル。
 散髪屋のお兄さんとデジカメの話をしているうちに,無性に新しいデジカメが欲しくなってしまい,ふらふらと川崎までやってきたのだった。

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 ニコンのD2Xを買ってしまった。ほぼ衝動買い。我ながら呆れてしまう。
 F5(銀塩フィルムカメラ)で愛用しているAF18/2.8レンズを付けてみた。

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2005年5月22日 (日曜日)

いにしえの武蔵国分寺を偲ぶ

 国分寺市は,国府のあった府中市の北側に位置し,市名の由来となった武蔵国分寺は各国に存在した国分寺の中でも大きな規模を誇っていたそうだ。現在の人口は約10万人。武蔵野の面影をわずかながら残す,東京郊外の文教都市となっている。

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 JR中央線国分寺駅北口前。以前のこぢんまりした駅前には更地が広がっていた。

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 東側にはタクシープールとバス専用のロータリーがある。以前からの駅前広場である。

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 JR国分寺駅の北口。南口側には新しい大きな駅ビルが立っているが,古くからの街が広がる北口側はこれから再開発されようとしているところである。国分寺駅の南側には野川の河岸段丘があって,地形的にはなかなか面白いのだが,今日は北口側を歩くことにする。

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 西通り商店街。北口では最も賑やかな商店街である

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 西通り商店街を歩き続けると,そのまま大学通りとなる。大学通りの先には東京学芸大がある。

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 名曲喫茶。店の横の自家畑が店名の由来だろうか。

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 あちらこちらに区画整理事業による空き地がある。いくつかの空き地は野花に埋もれていた。

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「いっぱいやっぺ」の看板が気になる。「いっぱいやっぺ」と言われたら,そりゃ寄らずに居られない……が,まだ店は開いてなかった。

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 「角のタバコ屋」は商店街の定番である。

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 ぶらぶらしているうちにJRの駅前まで戻る。写真の順番がバラバラのようにも見えるが,ほぼ歩いた順番通りに並べている。

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 西武多摩湖線の国分寺駅へ向かう。

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 西武多摩湖線の国分寺駅横には小さなバスターミナルがある。しかし,バスターミナルで下車し西武多摩湖線の電車に乗ろうとしても,駅の入り口はJR国分寺駅側にしか存在しない。すぐ横にホームがあるのに不便だと思うのだが,バスから乗り換える客は少ないのだろう。

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 国分寺駅を出た電車が小平方面へ走り去る。線路横の道路はバス専用道路になっていて,歩行者すら歩くことができない。

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 坂道を下っていくと,「だんごの輪島」の看板が目に入る。元ボクサーの輪島功一の店らしい。
 輪島は元Jミドル級(現在の言い方だとスーパーウェルター級)の世界チャンピオンである。ミニマム級やライトフライ級ではなく,世界的にも選手層の厚い階級の元チャンピオンなのだ。柳斎斗戦だったかエディ・ガソ戦だったかは忘れたが,タイトルマッチなのにラジオ中継しかなく(当時福島県には民放が少なかったからかもしれない),ラジオにかじりつくようにして試合の様子を聴いたことを思い出す。そんな輪島がバラエティ番組でイジられているのを見ると,妙に悲しい気分になる。

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 国分寺駅を発車し,東村山駅を目指す西武国分寺線の電車。駅を出てしばらくはJR中央線と平行して走る。北側の土手にはまだ緑が残る。

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 西武多摩湖線の国分寺駅は,JR国分寺駅に直角にぶつかるかたちで設けられている。周辺にはまだビルが少ない。

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 西武国分寺線の電車に乗ることにする。同じ西武鉄道でも多摩湖線と車両に違いがあって面白い。

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 小川駅で拝島線の電車に乗り換える。電車は厳つい感じの面構えである。

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 玉川上水駅で多摩モノレールに乗り換える。モノレールは高架を走り,線路脇にフェンスなどが無いため車窓がとても楽しい。根が単純なものだから,高いところからの景色が見えるだけで嬉しくなってしまう。

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 立川の中心街には新しいビルが立ち並んでいる。
 ビル群よりも,空き地の真ん中に残る白いガードレールの歴史が気になったりする。

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 立川駅を見下ろす。小雨が降り出したためか,人通りが少ない。

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 多摩川を渡ると日野市に入る。奥に見える橋は,国道16号線の日野橋である。

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 日野市の甲州街道付近。農地が中心だった地域に住宅化の波が押し寄せている状況がよくわかる。

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 多摩動物公園駅を過ぎると緑豊かな丘陵地帯となる。周辺一帯には中央大学をはじめとする大学のキャンパスが点在する。写真の左下は京王動物園線の多摩動物公園駅である。

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2005年5月21日 (土曜日)

野暮用で本厚木へ

 今日は野暮用で厚木市へ。厚木の街を歩いたのは10年ぶりぐらいだろうか。以前勤めていた会社の研究所が郊外の山の中にあったこともあって,本厚木駅周辺の街並みや飲み屋は多少覚えているつもりだったが,駅を出た瞬間から右も左もわからず,まさに異邦人になってしまった。
 厚木市は神奈川県の真ん中に位置し,人口は約20万人。郊外に大企業の工場や研究機関,大学などが多く,小田急線本厚木駅周辺は若い人達で賑わう。

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 小田急の本厚木駅。駅前はきれいに整備されている。

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 駅前広場を見下ろす。
 いろいろ歩き回ってみたい気分だったが……

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2005年5月15日 (日曜日)

向ヶ丘遊園から登戸へ

 小田急線の電車の中からぼんやり外を眺めていたら,登戸駅周辺の建物が無くなっていることに気付いた。JRと小田急の駅舎の改築に合わせて駅周辺の区画整理事業も進み始めているようだ。
 とりあえず,隣の向ヶ丘遊園駅で下車し,登戸駅まで歩いてみることにする。

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 向ヶ丘遊園駅の跨線橋から北口駅前を見る。一般の自家用車の乗り入れが少なく,ノンビリした雰囲気の良い駅前である。

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 周辺は昔から区画整理事業計画区域になっているが,遅々として計画が進まず,新旧が入り交じった状態になっている。

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 向ヶ丘遊園駅北口の駅舎は小田急線開業当時のものがそのまま使用されている。最近化粧直しされ,とても綺麗である。

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 ノンビリした駅前。飲食店も多く,雰囲気が良い。

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 駅前から北西にのびる区役所前通り商店街。北口のメインストリートである。バス通りとなっており,駅前には交通整理員が立つ。

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 駅前から北にのびる中央銀座商店会を歩く。本数は少ないが,川崎市バスの登戸駅始発のバスの回送がここの通りを走り,どうやってここまで来たのだろうと思わせる登戸駅のバス停に向かう。
 向ヶ丘遊園駅を振り返ると,絶妙な位置に駅舎があり,駅舎の見事な造形が目に入る。

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 縦横に細い小道が通っている。ゆっくり安心して歩けるという魅力は大きいと思うのだが,車で移動したい人には生活しにくいのかもしれない。

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「ほねつぎ」の文字が懐かしい接骨院。見事な造形の建物である。

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 商店街と住宅地が入り交じったような通りが縦横に広がる。

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 何やらインパクトのある建物。圧倒される。

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 向ヶ丘遊園と登戸の中間付近。この通りの左側にも商店街がのびていたが,完全に更地になっている。

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 JR南武線の登戸駅北西側。南武線の東側はすでに区画整理が終わっているが,西側には立ち入り禁止になった更地があちらこちらに点在している。
 歩いているうちに空がみるみる暗くなり,遠雷が聞こえるようになった。

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 登戸駅北側の商店街に着いた頃には本格的に雨が降り出した。

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 多摩百貨店も健在である。

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 多摩百貨店内には日曜休みの店もあり,シャッター通りとなっていた。

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 登戸駅前商店街は小田急線登戸駅の北側にのびている。

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 小田急線登戸駅の改札口前から登戸駅前商店街を見る。以前,この位置には小田急線登戸駅に設けられた築堤を貫通するトンネルがあって,登戸駅前商店街は駅の裏側にあるという印象だったが,そのトンネル部分に改札口が設けられたため(昔の臨時改札口付近),文字通り「駅前商店街」となった。

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 登戸駅前にあった飲食店街がすっかり更地になっていた。

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 宿河原寄りには商店街が残っているが,ここももうすぐ取り壊されてしまうかもしれない。良い感じの商店街だったのだから,区画整理後にもその雰囲気が残ってほしいものである。

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 たたきつけるような強い雨になってきた。
 ビルで小田急線を隠してしまわず,高架線を走る電車が見えるような街のデザインすれば楽しいと思うのだが……。さてどうなるだろうか。

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 雨は降り続けているが,日差しが出てきた。

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 改築中のJR登戸駅。小田急線との乗り換え通路を遠回りにして関連商店を配置するような姑息なことはせず,乗り換えに便利な駅にしてほしいものである。
 さて,この看板によるとタクシー乗り場と交番は50m先にあるらしいが,左? 右? どっちだろうか。

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 小田急線の電車に乗り込んでから窓の外を撮影してみる。周りの人からは奇異の目で見られるのがつらい……かも。

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2005年5月12日 (木曜日)

出張で相模原へ

 5月としては肌寒い感じの5月12日,相模原へ出張することになった。

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 JR横浜線の相模原駅。人工的な冷たさを演出したようなデザインである。10年ぐらい前に流行したデザインかもしれない。こういう無機的なデザインでも,使いやすいように出来ていればカッコイイのだが……。

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 相模原駅南口前。北口側には巨大な米軍基地が広がっており,相模原の市街地は横浜線の南側に位置する。相模原市は人口60万人を越える大きな都市だが,市街地が横浜線の相模原駅,橋本駅,小田急線の相模大野駅,小田急相模原駅,相模線の上溝駅に散在していて中心市街地と呼べるものが無く,商業的には町田の後塵を拝している。

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 目指すバス乗り場への通路は手すりで塞がれ,一旦ペデストリアンデッキに上ってから,階段を下りなければならないように改修されている。バスターミナル内の道路を横切るときに事故でも起こったのだろうか。外観だけでなく,実用上も冷たいデザインである。

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 バス停のベンチも,尻が冷たくなる仕様である。夏にはバス待ちの客が涼しく感じるように,との配慮がなされているのだろう,たぶん。でもまだ夏じゃないので,冷え性の人にはつらい仕様である。
 凝ったデザインのベンチだが,ベンチの座面に飛び出たネジの頭はいかがなものだろうか。ひょっとしたら,ちょうどネジの位置に中国四千年の歴史あるツボがあるのかもしれない(無い無い)。

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 バス乗り場をさがす視界を遮るように,大きな案内板が立てられている。
 この案内板には大きな地図が3枚掲示されているのだが,それを見てちょっと呆れてしまった。3枚とも,地図を描くときの原則をまったく守っていないのだ。いったい誰のための地図なのだろうか。

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 まずは相模原駅周辺案内図。左下が北になっている。どうやらデザイン優先でJR横浜線を縦軸に置いたようだが,少なくとも上下は逆にしたほうがマシだったろう。

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 次が相模原広域案内図。今度は右上が北になっている。北が上の方向を向いているのはマシだが,この微妙な傾きは何なのだろうか。やっぱり,デザイン的にJR横浜線を45度に傾けることを優先したのだろうか。

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 そして3枚目,広域避難場所を示す地図で,緊急避難するときに使用するものである。この地図では,左上が北になっている。あらあら,今度はJR横浜線を横軸に起きたかったのね,と言いたくなる。地図を見る人にとってわかりやすいかどうかにまでは気が回らなかったらしい。「緊急時」にこの地図を見て判断を誤る人々が続出したらどうするのだろうか。
 とは言え,駅から駅の北側の米軍基地へ避難する人を案内する地図としては,この位置関係は(偶然だろうが)悪くない。

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2005年5月 9日 (月曜日)

小田急にも女性専用車登場

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 大型連休明けの5月9日から,関東の大手私鉄にも女性専用車両が登場した。写真は,小田急藤沢駅の朝の様子である。藤沢駅では朝のラッシュ時の新宿方面行き急行列車のみに対して,改札口に最も近い車両(新宿到着時には最後尾)が女性専用車両に設定されている。

 女性専用車両に対しては,歓迎派,賛成派,いろいろのようだが,個人的には「まぁ,そういう車両があってもいいかな」ぐらいの感想であり,同時に「それだったら,女性禁止車両も作ってほしい(満員電車内では,痴漢と間違われないようにするのも結構たいへんなのだ)」「朝の小田急線下り各駅停車の車内ではしゃぎまわる玉川学園の小学生軍団がウザイので,子供禁止車両も作ってほしい」とも言いたくなる。とにかく,痴漢を避けようとしても避けられないほどの混雑が問題なのは明らかである。

 私は,読売ランド前駅や新百合ヶ丘駅を使うことが多いのだが,「混雑」が嫌いなので,新宿まで出るときには混雑する急行は使わない。少なくとも,ここ5年間ぐらいは新宿までの急行には一度も乗っていない。乗るのは各駅停車ばかりである。新百合ヶ丘から各駅停車に乗っていると,途中の成城学園前で急行に抜かれるのだが,各駅停車の乗客の多くが満員の急行に乗り換えるため,急行はさらに超満員になって成城学園前駅を発車していく。混雑が嫌いな私はいつも,がらんとした各駅停車車内から,満員の急行を見送るのだ。
 実際,急行に乗り換えたからと行っても,到着時刻はわずか10分とか20分しか違わない(成城学園前から新宿までの比較)。そのわずかの時間と混雑を天秤にかけて,混雑のほうがマシだと感じる人が多いだけのことである。痴漢と混雑と20分の時間を秤に掛けて,「急行の女性専用車」を熱望する女性の気持ちは,少数派の私の感覚ではわからなくても当然なのかもしれない。

 

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2005年5月 8日 (日曜日)

京王線調布駅で下車したものの…

 京王線の地下化による立体交差事業が始まり,10年後には大きく変貌しそうな調布駅周辺を歩いてみることにした。
 調布駅で下車し,バッグから自慢のデジカメCOOLPIX5700を取り出して電源を入れた……が,うっかりして記録メディアを入れてくるのを忘れてしまった。COOLPIX5700の弱点であるバッテリ寿命をカバーするため,ちゃんと満充電の予備バッテリも用意したのに,肝心のメディアを忘れるとは……。で,常時持ち歩いているOptioS5iを使うが,こっちは1週間ぐらい充電していないのでバッテリが怪しい状態だった。

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 京王線調布駅。人口20万人を抱え,古くから甲州街道の宿場町として栄えた街の駅としては,非常にこぢんまりした印象である。

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 まずは駅の東側に向かうが,歩道だか何だかわからないガードレールが歩行のジャマになっている。道路との段差も大きく,なぜこのようになっているのか理解できない状況である。

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 ここまで来ると,事態が飲み込めた。要は道路の拡幅事業に対して,ここのラーメン屋さんがジャマになっているので,前後の歩道を無理に整備して店の立ち退きを促しているのだ。プラタナスの木も風前の灯火といった様相である。
 歩行者は,ラーメン屋の横まで歩いてきたら,狭くて大きな段差を飛び降りなければならない。歩行者が健康になるようにとの調布市の配慮なのだろう(……まさか)。

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 調布駅から線路沿いに東側に歩いていくと,「調布百店街」という商店街がある。飲食店を中心にした商店街である。

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 甲州街道と駅前通りの交差点はスクランブル交差点になっており,人通りが絶えない。

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 スクランブル交差点の横から深大寺方向へ伸びるのが天神通り商店街。布田天神の参道である。ここから深大寺にかけては,なぜかゲゲゲの鬼太郎関係のモニュメントが作られている。

 と,ここまで来たところでOptioS5iのバッテリが切れてしまった。妖怪のたたりだろうか。

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2005年5月 4日 (水曜日)

町屋から新三河島・そして日暮里へ

 5月5日は5月2日に続いて出勤しなければならない可能性が高いため,せっかくのゴールデンウィークなのに遠出は難しい。かといって,近場で「どうしても行ってみたい」という場所もなく,とりあえず営団地下鉄の町屋駅で下車し,周辺を歩いてみることにする。

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 町屋の駅ビル,センターまちや。近年,町屋駅周辺には背の高いビルがどんどん立って,「町屋」のイメージを変えつつある。

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 町屋のシンボルでもある都電は変わらないが,都電の位置づけというか,その環境は変わりつつある。時代遅れの乗り物と思われていた路面電車が,ヨーロッパを中心としたLRT推進の動きによって逆に環境負荷の小さな時代の先端を行く乗り物に変わりつつある,という意味である。

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 休日にもかかわらず,小学校の校庭で遊んでいる子供が一人もいない。私の個人的な印象では,とても異常なことのように思うのだが,東京では当たり前のことなのかもしれない。

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 五月(さつき)だけあって,ツツジの花が綺麗だ。

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 路地の光景は昔から変わりがない。

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 都電の運行本数は多く,ひっきりなしに電車が通過する。団子状態になって,複数の電車が立て続けにやってくることも多い。しかも,どの電車も満員状態である。列車を2両編成に増やすなどの対策が急務だと思われる。

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 あっという間に隣の町屋二丁目駅となる。このように停留所がバスのように短い間隔で設置されているのも路面電車の魅力である。

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 町屋二丁目駅の横に小さな商店街を見つけた。「飯田のオモチャ」の看板に惹かれるモノがある。感じの良さそうな商店街なので,ちょっと歩いてみることにする。

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 商店街が途中で分岐しているところも魅力的だ。住宅地の中の小さな商店街だが,こういう地元の人相手の商店街も楽しい。

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 商店街と住宅地が混じったような感じではあるが,狭い通りなので車がほとんど走らないので,安心して歩くことが出来る。

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 小さな商店街なので,あっという間に途切れてしまうかと思いきや,歩いても歩いても商店街が続く。商店街の名称はいつの間にか「商隆会」から「江戸道商店会」に変わっている。「江戸道」ということは,何か歴史のありそうな通りである。

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 道なりに歩いていくと,京成線にぶつかった。町屋二丁目付近から京成線に平行に歩いていると思っていたので,ちょっと驚いた。

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 京成線の高架下は住宅や商店として利用されていることが多い。他の鉄道ではあまり見られない利用方法である。
 京成線に沿った通りは藍染川通りと言うらしい。一部は車の通行が禁止されていて,子供がキャッチボールやテニスをしていた。のどかな感じで嬉しくなってくる。

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 そのまま新三島駅近くまで歩いていくと,駅の直前で藍染川通りが途切れていた。よく見ると,藍染川通りを横切っているのは明治通りだった。

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 新三島駅から電車に乗ろうと思い,明治通りを渡る横断歩道で信号が青に変わるのを待っていたところ,明治通りの向かい側の「冠新道商興会」という文字が目に入った。「冠新道(かんむりしんどう)」という文字の並び,語感が新鮮だった。商店街は特に古い感じは無く,一直線に伸びていた。どちらかというと曲がりくねった商店街が私の好みだが,一直線に伸びる道路の向こう側に緑色の木々が見える。公園だろうか。ちょっと気になって歩いてみることにする。

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 ごく普通の商店街だったが,途中からは桜並木が商店街の両側に並んでおり,トンネルのようになっていた。一ヶ月前には見事な桜の花のトンネルが出来ていただろう……。

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 一直線に伸びている冠新道の商店街は,途中で広い尾久橋通りにより分断されている。尾久橋通りから西側は,商店街としての機能は薄くなっている。
 尾久橋通りでは,日暮里と足立区北部の舎人を結ぶ新交通システムの橋脚工事が行われている。

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 真っ直ぐの冠新道をさらに歩いていくと,東北本線の高架橋をくぐったところのツツジの花に突き当たった。奥に見える高架線は東北・上越新幹線である。

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 ツツジの花が咲いている土手を登ると,足下には東北本線と常磐線をショートカットする貨物線が通っていた。通りには電車を見に来た親子が数組と,大きな三脚を立てた鉄チャンが数人,どうやら定番のポイントらしい。

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 ちょっと歩くと,西日暮里駅だった。ということは,冠新道の直線が終わったあたりは田端駅に近かったかもしれない。

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 西日暮里駅の東側には京成線の高架線が通っている。

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 京成線の下には常磐線が通っている。やってきたのは103系電車。数年前までは103系ばかりだった常磐線の快速列車だが,最近では見かけることがほとんど無くなり,私はすでに常磐線から103系の電車は無くなったものだと思っていた。

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 昔は赤電と呼ばれた真っ赤な電車ばかり走っていた常磐線の中距離電車だが,筑波博のころから白地に青ラインの塗装となり,最近はステンレスの車両ばかりになっている。

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 尾久橋通りをオーバークロスする常磐線。電車は「スーパーひたち」か「フレッシュひたち」か(まぁ,どっちでもいい)。日暮里・舎人間の新交通システムの橋脚を見ると,この常磐線の上をさらにオーバークロスするようだ。

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 尾久橋通りを日暮里方面に歩くと,日暮里駅前にあった駄菓子問屋街から立ち退いたと思われる店があった。

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 日暮里駅前。駄菓子問屋街があったあたりは,区画整理事業によってすっかり更地化されていた。ここには40階建てのビルが建つらしい。

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 日暮里駅の上から駅前を見下ろしてみる。再開発事業や新交通システムの工事が完了する頃には,以前の面影を思い出すのが困難なほど変わった街並みになることだろう。複雑な気分だが,その日が楽しみでもある。

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2005年5月 3日 (火曜日)

楽天イーグルスの現実は厳しい

 プロ野球の楽天イーグルスが勝てない。開幕前,メンバーを見たときにはもう少しやれるんじゃないかという気がしたのだが,現実は厳しかった。これが一軍と二軍の差なのだろう。過去のタイトルホルダーと言えども,昨年のシーズン,レギュラーでなかったのにはそれなりの理由があったのだ。冷静に考えてみれば,当たり前のことである。まぁ,5年,10年単位の長い目で見れば良いことだ。さすけね,である。
 というわけで,楽天といえば錦糸町である(まだ言うか……)。前回(2004年11月)は錦糸町駅の南口側を歩いたので,今回は北口側を歩いてみることにする。

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 錦糸町駅北口。駅の西側には,2000年12月に閉店した東京東側地区最大のデパート「錦糸町そごう」跡の専門店ビル「アルカキット錦糸町」がある。

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 駅の正面。南口と比べて緑が多く,落ち着いた印象である。

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 駅前には怪しげなモニュメントが……。
 バス停には大塚駅行きのバスが入ってきた。大塚駅周辺を歩いたときに駅前に錦糸町行きのバス停があって,一度乗ってみたいと思ったことを思い出した。今日は錦糸町駅周辺を歩いた後は,この大塚駅行きのバスに乗ってみることにしよう(と,この時点では考えていたのだが,歩いているうちにバスのことはすっかり忘れて,電車に乗って帰ってきてしまった)。

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 北口広場東側には「アルカタワーイースト」が立つ。こちらはどちらかというとオフィス用という感じだ。

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 エスニックな飲食店や典型的な飲み屋が点在するが,面や線の商店街とはなっていない。

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 大きな錦糸公園の北側,元精工舎の広大な敷地では2棟の高層ビルが建築中である。完成後には,錦糸町北口周辺のビル群(アルカタワーズ)と合わせて,錦糸町の人の流れを大きく変えそうな規模である。

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 天井近くまで設けられた窓が面白い。何かの作業場だったのだろうか。

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 学校風の建物にも見えるが何だろうかと思ったら,小学校だった。
 小さな校庭を校舎が囲む構造になっている。寝屋川の小学校での事件等を受け,文科省から学校敷地内への部外者の立ち入りを防止するようにとの通達が出ているが,この小学校では校舎とフェンスにより,それが徹底されているようだ。
 私が通った三春の小学校を思い起こすと,校門(三春藩の藩学校「明徳堂」の門が移設されている)が閉まっていた記憶はないし,城跡のある城山へ登る道が敷地の端を通っているので,部外者の進入を禁止するのは困難であるように思われる。実際のところ,三春小学校の周囲もフェンスで囲まれていたりするのだろうか。今度帰省したときに確認してみようかと思う(何年も帰省していないので,「今度」がいつになるかは不明だが)。
 都会と田舎の小学校を比較するのは不適当かもしれないが,文科省の通達なら全国一律だと思われるので,意味のないことではないだろう。

 蛇足だが,三春町は独自の教育改革を全国に先駆けて実践し,教室間の仕切りがないオープンスペースを中心にした校舎,子供達が受けたい授業を自分で選ぶ,学年をまたがるグループを作って上級生と下級生が一緒に行動する,チャイムがない,教育長を公募……等々で全国的に注目を集めている。私は当事者でも関係者でもないが,三春の教育改革が取り上げられた記事を目にすると,我が事のように嬉しい。
 興味のある方は,Googleで「三春 教育改革」で検索すれば,いろいろ引っかかるはず。

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 駅周辺をぐるりと回って,「アルカキット錦糸町」の横に戻ってきた。駐車場待ちの車が並んでいて,貴重な駅前の道路の一車線をつぶしてしまっている。整理員が何人か立っているのだが,「満車」のプラカードを掲げるだけで何もしていない。常識的には,満車の場合には道路にまで駐車場待ちの車が並ばないように交通整理すべきだと思うのだが,いい加減な施設には常識が通用しないようである。

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 JR錦糸町駅には南北の出口を繋ぐ自由通路が無い。駅の東西には,それほど遠くない位置に南北を貫通する道路があるので問題ないが,それを示さず,駅構内を通るには入場券が必要だとの説明しか書かないのは,意図的な不親切だとしか思えない。

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 最後に,『「楽天地」と言えば錦糸町』である。

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2005年5月 1日 (日曜日)

立山連峰に沿って走る大糸線

 大糸線の白馬から南は,いわゆる北アルプスに沿って走っている。白銀の壁が連なる車窓は美しく,とても印象的な路線である。

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 白馬の山々が美しい白馬駅前。国籍不明的ショップがならんでいるが,そのメルヘンチック(?)な外観にはちょっとひいてしまった。はずかしー。

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 北アルプスの山々をバックに電車が走るところを撮影しようと,安曇沓掛駅で下車する。
 まずは国道の跨線橋の上から撮影してみるが,ぽかぽかした春の陽気の薄曇りのため,バックの山は霞んでしまった。冬の晴れた日じゃないと美しい山々が際だたないようだ。

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 田植えを前に,田んぼには水が張られていた。北アルプスをバックにした写真は期待できなかったため,田んぼが水鏡になったところを狙う。列車が来る時刻までは間があったため,あぜ道に座ってぼんやり山を見ていた……ところが,突然手持ちの小型時刻表に載っていない電車が走ってきた。しかも,近頃珍しくなった国鉄色のタイプだ。あわてて撮影してみたものの,風が強くて水鏡はくもり,空には雲も何もない,散々な出来の写真になってしまった。名古屋からの臨時列車だと思われるが,本当にもったいないことをした。

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 肉眼では白銀の山がうっすらと見えているので,とりあえず山を入れて撮影してみたが,やっぱりほとんど写っていない。

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 こういう「ありがち」な写真を撮ることはほとんどないのだが,途方に暮れて撮ってみた。

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 正面勝ちに撮影してみる。

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 近くの山々はきれいなグラデーションで重なっていて,これと列車を絡めて撮れれば面白いのだが……

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 ……良さそうな撮影ポイントも見つからず,特急あずさも正面勝ちに撮影する。

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 あぜ道に花が咲いていた。

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 架線柱のある側から狙ってみる。山々のグラデーションも多少写り込む。運良く水鏡の曇りが多少とれてきた。

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 きれいに磨き込まれた水鏡が出来たと思ったのだが,列車が来た瞬間に曇ってしまった。

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 あきらめて安曇沓掛駅に戻る途中,これまた時刻表に無い列車がやってきた。回送列車だった。

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 横を通り過ぎた回送列車を振り返る。ふと見ると,立山連峰が少しだけ見えるようになってきていた。

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 安曇沓掛駅に松本行きの電車が入ってきた。こういう気分が乗らない日は,さっさと帰ってゆっくり風呂に入ることにしよう。

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