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2005年3月の11件の記事

2005年3月26日 (土曜日)

再開発が進む賑やかな街/立川

 東京西部にある立川市は人口が16万人程度だが,中央線,青梅線,南武線,そして多摩都市モノレールが集まる駅周辺に伊勢丹,高島屋,丸井等の有名デパートが建ち並び,非常に賑やかな街である。多摩都市モノレール建設と同時に都市再開発が進み,古い街がどうだったのかをすっかり忘れてしまうほど街のかたちが変貌している。

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 立川駅南口前。北口には大型店が立ち並んでいるが,南口側には庶民的な商店街が広がっていた。その南口も再開発によって一新した。一軒だけ残る商店の向きが他の街並みと異なっていることから,いかに街並みが変わったかがわかる。

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 JR中央線の上を多摩都市モノレールが横切る。JR立川駅と一体になった駅を作れば乗り換えが便利だったはずだが,モノレールの駅はあえてJR立川駅を避け,立川北と立川南の二つの駅に分断している。利用客の利便性を無視した計画には賛成できない。利用客が計画通りに増えず,赤字に苦しむ多摩都市モノレールであるが,元々利用客のことを考えない計画を立てているのだから,宜なるかな,である。

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 モノレールの立川南駅横には,大型の商業施設AREAREAができており,来月早々のオープンを控えている。個々には開店準備が完了いる店も多そうだが,部分開業はしないようだ。
 かの評論家平岡正明氏は,美空ひばりと山口百恵が「国民歌手」と呼べる位置に登りつめたことに対して,『国民歌手としての条件は,クラシックやジャズなどの既存の音楽体系を身につけた職業歌手ではなく,少年少女の成長過程に宿る』と指摘していることは興味深いが,それは別にして,商店街が地域に愛されるかどうかは,その形成過程が重要な気がしないでもない。

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 立川南駅を出たモノレールが立川北駅に向かう。


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 JR立川駅北口。

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 立川駅北口の駅前通り。丸井やFROM中武があり,昔から立川で最も賑やかな通りである。駅前広場のペデストリアン・デッキはFROM中武やビック・カメラに向かう途中で細くなり,先端がエスカレーターになっているため,人通りが滞ることも多い。

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 多摩都市モノレールの立川北駅と,その横の巨大な伊勢丹デパート。

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 伊勢丹デパートの横(裏)に商店街の残骸が少しだけ残っている。

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 立川北駅(写真右側)にモノレールが入ってきた。モノレールの奥が高島屋,左側がパークアベニューである。中途半端に無機質な感じで,なぜこのような街に人気があるのか,個人的にはよくわからない。

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 街が計画的ならば,しっかりした計画性を見せてほしいものだが,たとえばこのペデストリアン・デッキと新しいビルの段差(階段で繋がっている)が生じているのはなぜなのだろうか。

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 立川南駅を出て,中央線をオーバー・クロスしたモノレールが立川北駅に入ってきた。立川北駅横には空き地が残っており,ここにもすぐにビルが建つだろう。

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 ベデストリアン・デッキから続く歩道橋だが,まだまだ先に伸びそうな構造になっている。しかし,その先に広がっているのは普通の住宅地だ。この住宅地も再開発事業用地になっていて,いずれはこのようなひゃっこい歩道橋を使って歩く場所になるのだろうか。

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 立川駅の北西,モノレールの西側にのびているのが,立川銀座商店街と第一デパートである。名前が表す通りの昔からの商店街であり,再開発の流れからは取り残されたような感じになっている。

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 古くからの商店街であることを示すかのような店も,ほんの少しだけ残っている。バス停は「立川銀座」だが,すでに主要なバス経路からは外れてしまっている。

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 多摩都市モノレールに乗り,多摩センターへ。駅の外に出て西の空を見上げると,乗ってきたモノレールが立川方面へ戻っていくところだった。

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 西日に染まる多摩センター駅前のビル。

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 駅前を歩いている人達も西日に染まる。

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2005年3月25日 (金曜日)

小田急バスがストライキ決行

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 通勤に利用している小田急バスの窓に,3月25日に24時間ストライキを行うことを告知するビラが貼られていた。
 そして今日,3月25日,ニュースで交通機関のストが取り上げられることはなく,まさかストでバスが動かないことはないだろうと,いつものようにバス停でバスを待っていたが……,バスは来なかった。後でWebのニュースを検索してみたところ,やっと四国新聞の記事の中に「小田急バスがスト突入」のニュースを見つけることができた。全国の中小私鉄,バスの53組合の中で,小田急バスだけがストライキを行ったらしい。私が勤務する会社の組合は,スト指令権を上部組織に委譲して,自らストライキを行う決断を放棄してしまうようなところである。爪の垢でも煎じて飲ませたいものだ。

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2005年3月21日 (月曜日)

関東鉄道常総線でのんびりする

 今日は関東鉄道の常総線に乗り,古い駅舎を見たり,田園風景の中で一日のんびりしようと思う。
 関東鉄道常総線は,常磐線の取手と水戸線の下館を結ぶ私鉄の非電化鉄道である。途中には水海道や下妻などの街がある。10kmぐらい東側には,かつて常磐線の土浦と水戸線の岩瀬を結ぶ筑波鉄道──経営は関東鉄道と同じだった──が走っていたが,筑波鉄道は1987年に廃止されている。常総線も筑波鉄道と同じ運命かと思っていたが,その後,流れが大きく変わったのだ。茨城県の南部にまで首都圏の都市化の波が押し寄せ,関東鉄道常総線は廃止どころか水海道まで複線化され,朝のラッシュ時には10分程度の間隔で長編成のディーゼルカーが走る──非電化の複線は非常に珍しい──通勤路線に変貌したのである。筑波鉄道も,あと数年,バブル景気の時代まで頑張っていれば,ひょっとしたら……と思ってしまう。
 水海道から下館の区間は単線のローカル線で,運転本数も少ない。取手駅で「下館行き」を名乗る列車も,実際には下館まで直通する列車はなく,水海道駅で乗り継ぎ用の車両に乗り換えることになる。

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 関東鉄道常総線下館駅は水戸線下館駅の南側に併設されている。下館駅からはSL列車で知られる真岡鐵道が出ており,それに比べると常総線はちょっと地味な印象である。

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 当初は黒子駅で下車しようと思っていたが,楽しみにしていた古い駅舎が無くなり,新しい駅舎に建て替えられてしまっているようだったので,次の騰波ノ江(とばのえ)駅で下車する。ここには存在感のある駅舎がまだ残っている。

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 古い駅舎の典型的な造形である。

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 無人駅だが,きれいに掃除され,一輪挿しの花が飾られている。地域の方々に愛されていることが良くわかる。この駅舎は「関東の駅百選」に選ばれているが,駅舎の造形だけではなく,こういった地域の人々との関わり合いも含めての選定だと思われる。

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「関東の駅百選」に選ばれたからといって,駅舎が保存されるわけではない。無人駅になり,手入れもままならない状況では,あっという間に廃墟になってしまうだろう。

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 騰波ノ江駅の周囲は梨の産地であり,梨畑が広がっている。あちらこちらで枝の剪定作業が行われていた。

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 水海道行き(車内や駅の案内には「取手行き」の表示もあるが,水海道で取手行きに乗り換えるという意味である)に乗る。青い塗装を施した古いディーゼルカーを期待していたのだが,今日は新しいディーゼルカーしか走っていないようだ。

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 次の大宝駅で下車し,駅近くの大宝八幡神社横で撮影する。このあたりには葦や蒲(枯れているが)が繁っている。
 それにしても,APSサイズなのにこれだけ周辺減光があるとは……。

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 この梅の木,線路の反対側は満開なのだが,線路側には枯れ枝も多く,花も五分咲き程度だった。

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 大宝八幡神社の隣(同じ敷地?)には大宝城跡があるが,立ち入り禁止どころか「ちかづくな」である。国指定の史跡らしいのだが,有刺鉄線が張り巡らされていて,案内板にすら近づけない状態である。土地の所有者と何かトラブルでもあったのだろうか。

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 大宝駅。騰波ノ江駅との駅舎の差は大きい。
 周辺の子供達の遊び場になっているらしく,私が列車を待ってホームでボケーッとしている間にも,何人もの子供が入れ替わり立ち替わり現れる。しかもみんな人なつっこい。嫌な事件も多い昨今,こんなに純粋に育って大丈夫だろうか,と心配してしまうほどである。

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 そうこうしているうちに,列車がやってきたので乗り込む。さて,次はどこで下車しようか……。

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水戸の宮下銀座商店街

 昨日は水戸のビジネスホテルに泊まったが,体調が悪く,胃液を吐いた際に真っ赤な血が出てきたときには驚いてしまった。今日はあまり無理せず,昼頃までホテルで休んでから出かけることにした。
 水戸は,水戸光圀と納豆,そして偕楽園の梅──ちょうど見頃を迎え,たくさんの人で賑わっている──で有名な茨城県の県庁所在地である。人口は25万人前後だが,人口に比べると繁華な街である。以前は日立市と同程度の人口だったが,日立市の凋落に伴って商圏が拡大し,茨城県では一人勝ちの状況に見える。
 水戸の市街地は,北の那珂川と南の千波湖(桜川)に囲まれた細長い台地の上に形成されている。正確なことはわからないが,「水戸」という地名も,たぶんこの地形に由来するものと思われる。水戸市の北側に位置する常陸太田市──昨日訪問した日立電鉄の一方の終点常北太田駅がある──も,同じように細長い台地の上に街が形成された城下町だという共通点があり,興味深い。

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 水戸駅前から中心市街地のある台地の上へ向かってのびる銀杏通り(国道50号線)。水戸の中心商店街は,この通りを1kmぐらい行った先の南町付近だが,今日の私にそこまで歩く元気はない。

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 駅前の銀杏通りの途中にあるのが,ここ,宮下銀座商店街。宮下の「宮」とは,もちろん東照宮のことである。
 東照宮といえば日光の東照宮が有名だが,元々徳川家康を奉った神社であり,あちらこちらの大名が徳川家への忠誠を示すために建てたため全国に存在するようだ。

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 アーケード付きの商店街の途中に東照宮への階段と坂道がある。門前の参道に真っ直ぐ商店街がのびているのはよく見るが,このように商店街の横っ腹にあるのは珍しい。

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 日本料理の店と,若者向けのショップが混在している。人通りがほとんど無いのはまだ午前中だからだろう。

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 宮下商店街を後にして,駅に向かう。水戸駅の駅ビルの名前はEXCEL。精一杯センスの良い名前を付けてみたら,某マイクロソフトの表計算ソフトと名前がかぶっていてダサい感じになってしまった,というところか。

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2005年3月20日 (日曜日)

日立電鉄の雄姿を記録に残す

 日立電鉄は,常陸太田市の常北太田駅と日立市の鮎川駅を結ぶ鉄道である。他社に先駆けて電車のワンマン運転を行うなど,経営合理化の努力が続けられてきたが,とうとうこの2005年3月末で廃止されることになってしまった。今日は一日,その日立電鉄に,乗って,撮って,のんびりすることにする。日立電鉄には一日乗車券(フリー切符)があるので,心置きなく楽しむことができる。あいにくの曇り空なのが残念だ。ちょうど一年前の今日も日立電鉄に乗りに来ているのだが,そのときには季節外れの雪だったから,それに比べればマシかもしれない。

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 大甕(おおみか)駅で常磐線から日立電鉄に乗り換える。大甕駅の側線には,昔の日立電鉄の車両に似た塗装に塗り替えられた車両が放置されている。
 鉄道ファンで混雑しているだろうと思っていたが,ホームには人影がまばらだった(鉄道グッズ即売会が行われていたホームの待合室の中が,鉄道ファンで満員だったことを後で知った)。

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 大甕駅のホームに鮎川行きの電車が入ってきた。車内は鉄道ファンや地元の人々で満員である。

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 大甕から電車に乗り,まずは茂宮で下車。国土地理院の地形図で目をつけておいた場所から俯瞰する。3階分の階段を登るだけで息が切れるほどの情けないカラダなのに,こういう高いところからの俯瞰が好きなのは困ったものである。
 茂宮駅上方からの俯瞰だが,中央右寄りに有名撮影ポイントである大橋の鉄橋を渡る電車が見える ──Blogの小さい写真ではよく見えないかな──。こういう写真を撮ることになるなら,*ist Dじゃなくて,解像度の高い画像を作り出すFinePixS2Proを持ってくるんだった,と少しだけ後悔する。

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 大橋駅を出た電車が茂宮駅に入ってきた。

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 茂宮駅の北側,大橋寄りの田園の中を走る。

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 川中子駅で下車し,西側の平宿の集落あたりで撮影する。このあたりには木々に囲まれた家々が並んでいる。

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 平宿の集落の裏側を川中子方面へ電車が走り去る。

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 警報機も遮断機も無い,小さな踏切を電車が通る。

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 平宿の集落を抜けたところに梅の木があった。田んぼに水が張られていて,ひょっとしたら水鏡になるかと期待したが……。

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 常北太田方面に電車が走り去る。もうすぐ走らなくなる電車を,地元の方も思い思いに見送る。
 カメラのファインダーから覗いた電車の車内は満員だった。名残を惜しんで乗車する人が多いのだろう。廃止間際の鉄道では,沿線に鉄道ファン(いわゆる「撮り鉄」)が押し掛けてカメラと路上駐車の放列ができることも少なくないが,この日立電鉄沿線ではほとんど見かけなかった。寄せ集めのような雑多な電車が走っていた時代には鉄道ファンに人気のあった日立電鉄だが,地下鉄銀座線の車両に統一されてからは鉄道ファン的には面白みが無くなってしまったのだろう。経営的にはぎりぎりの最低限のところで生き延びていけるかと思われた日立電鉄が,沿線の自治体にも見放され,あっけなく廃止されてしまうわけだが,実に複雑な気分である。

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 川中子駅に戻る途中に小さな地蔵さんを祀った祠があった。花が飾られ,周囲もきれいになっており,この平宿地区の人たちのゆったりした生活を垣間見たような気がした。

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 大甕~鮎川方面への電車を悠然と見送る。この後,川中子から常北太田行きの電車に乗るつもりだったが,その電車は休日運休だった。

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 夕暮れの川中子駅に鮎川行きの電車が入ってきた。ホームで待つのは私一人だった。
 常北太田へ向かう予定を変更して,鮎川行きの電車に乗り,大甕で常磐線に乗り換えることにする。

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 常磐線のホームから常北太田行きの電車を撮影する。
 廃止まで,あと2週間足らず。たぶんこれが最後の日立電鉄訪問になるだろう。後ろ髪を引かれる思いで,上野行きの各駅停車に乗り込んだ。

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2005年3月19日 (土曜日)

三連休の初日 常陸国の日立へ

 茨城県日立市は,その名の通り日立製作所の企業城下町である。常磐線の大甕,常陸多賀,日立……と,日立製作所関連会社の工場やビルが立ち並ぶさまは圧巻だ。

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 日立駅前には,巨大なタービンの羽根が鎮座している。人口はだいぶ減少したが,それでも20万人の人口を抱える都市の表玄関としては,本当にささやかな駅舎である。この町が商業中心の街でないことを物語るかのようだ。

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 奇妙な球形の建築物。何を意味しているのかは不明だが,日立市という場所が場所だけに,市内に点在する球形のガスタンクを思い起こさせ,あまり未来的な感じがしないところが面白い。

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 昔はあちこちに工場への鉄道の引込み線があって,たくさんの貨車が並んでいた。近年は貨物輸送が衰退して引込み線もどんどんなくなってしまったが,こういう光景を見るとワクワクしてしまう。私が生まれ育った福島県の三春町には磐越東線が通っていて,セメントを主とした貨物列車がたくさん走っていたからだ。磐越東線の大越駅には住友セメントの工場があり,一時は貨物の出荷量全国一を誇っていた。

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2005年3月12日 (土曜日)

昭和のにおい/吉祥寺ハーモニカ横丁

 今日は,久しぶりに吉祥寺のハーモニカ横丁を歩いた。

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 JR吉祥寺駅前。駅ビルの名称は「ロンロン」。各地の駅ビルには変な名称が付けられていることが多いが,この吉祥寺の「ロンロン」は,その恥ずかしさで常磐線いわき駅の「ヤンヤン」と双璧をなす。
 吉祥寺は武蔵野市の東側に位置する繁華街であり,その賑やかさは都内でも有数である。そして,武蔵野市といえば,この「ムーバス」である。「ムーバス」は,その後各地に登場したコミュニティバスのさきがけとなった交通システムだ。駅周辺の繁華街と郊外の住宅地の間の細い路地を縫うように巡回する小型バスで,15分程度の短い運行間隔,100円均一料金などが特徴である。バスやバス停などの設備を自治体が整備し,運行は民間のバス会社が担当する。

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 吉祥寺駅前からは,賑やかなアーケード商店街である「サンロード」と東急チェリーナード「ダイヤ街」がのび,人並みが絶えない。駅前に大型店は無いが,商店街の先に伊勢丹,東急,パルコ,近鉄等のデパートが位置するという構造が,商店街に活気をもたらしている。

 中央線に沿ったバス通り,平和通りとダイヤ街の間に広がっているのがハーモニカ横丁である。ハーモニカ横丁は戦後の闇市の名残をとどめる商店街であり,数坪の小さな店が軒を並べている。残念ながらシャッターを降ろしたままの店も多いが,逆に行列ができるような新しい店も増えており,人通りも多い。

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 鉄道模型ファンにはおなじみの歌川模型店。中学,高校生時代,まだ福島の田舎にいた頃,雑誌「鉄道模型趣味」の広告欄を眺めながら,都会には鉄道模型の店がたくさんあって夢のようだと感じたことを思い出す。

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 若い人が経営していると思われる若者向けの店も多い。

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 二人の若い女性は吉祥寺巡りだろうか。二人の漫才のような楽しい会話に,思わず笑わされてしまった。

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 北側には昔ながらの魚屋さんが並ぶ。

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 メンチカツの店に並ぶ行列である。異常な光景だと思う。
 ひとつのモノに集中するのは,メンチカツやラーメンや音楽(CDの売り上げ)に限らず近年よく見られる傾向である。自分自身で判断することができないから,「人気がある」かどうかという基準にすがることになり,その結果,異常なほど売れるものと,さっぱり売れないものの二極分化が生じる。

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 「CONTAX Carl Zeiss T* Lenses」の看板を掲げたカメラ屋さん。泣く子も黙る「T*」である。京セラがカメラ事業から撤退し,CONTAXブランドも売却するのではないかと言われている。ソニーの名前も挙がっているようだが,それじゃ既存のCONTAXユーザーは気が気じゃないだろう。

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 JR吉祥寺駅への横断歩道を渡ったところで,ハーモニカ横丁方面を振り返る。
 ハーモニカ横丁を取り壊して共同ビルを建てるという計画は昔から存在している。日々変貌し続ける都市にあって,この風景が大きく変化する日が来るのも,そう遠くないことかもしれない。

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2005年3月 5日 (土曜日)

ホヤホヤの新駅/はるひ野で下車してみる

 小田急多摩線の「はるひ野」駅で下車してみる。
 この駅は昨年末にできたばかり,できたてホヤホヤの駅である。駅の近くに住宅や工場などがあって,鉄道の利用客が見込めるために駅ができたのではなく,駅の周囲には何もない。何もないところに駅を作り,そこに街を開発するという,昔ながらのニュータウンの手法である。

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 最近の小田急の駅舎によく見られる,曲線を多用した駅舎である。太陽光発電や風力発電の設備を持ち,環境負荷の縮小を図っている。風が弱かったためだろうか,風力発電機の羽根は回っていなかった。単なるポーズでないことを期待したい。
 地上にある改札を入るとそこがホームになっている。安易に橋上駅にしなかったことは高く評価したい。

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 隣駅の黒川方面から宅地化が進んできてはいるが,はるひ野駅の周辺にはまだ何もない。

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 小田急永山駅方には小さな丘があり,その尾根筋を「よこやまの道」が通っている。
 よこやまの道は,古くは武蔵と相模を結ぶ道だったようだが,近年は鬱蒼とした林の中に埋もれた雰囲気の良い(人によっては寂しすぎて怖いとも)道であった。小田急多摩線と京王相模原線を俯瞰できる場所として何度か利用している。その「よこやまの道」が公園の中のハイキング道として整備され ──雰囲気的にはぶち壊されてしまったわけだが── 一般的には利用しやすくなったが,その手前には複数のビルが工事中であり,その見晴らしの良さは風前の灯火かもしれない。

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 京王線の代田橋を歩き回るのに時間を費やしたため,はるひ野に付いたときにはすでに夕方だった。天気は下り坂で,空には分厚い雲が広がっており,露出が非常に厳しい状況になってしまった。
 右奥には京王相模原線の線路も見える。

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京王線代田橋駅周辺を歩く

 小田急沿線に住んでいることもあって京王線の電車を利用する機会は多くないが,そんな京王線の車窓からちょっと気になる街があった。駅を通過する電車の車窓から,一瞬だけ見える「懐かしい街並み」,それが代田橋だった。

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 代田橋駅北口。駅は地下化されているが,駅の横には踏切が残る。

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 北口の前には,このような小さな商店街が広がっている。なんとも魅力的な商店街ではないか。

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 駅の西側には,このあたりの地名の元になった大原稲荷神社がある。

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 商店街の横,代田橋駅の東側下には玉川上水が流れている。いや,正確に言うと水は流れていなかった。玉川上水もかなりの部分は暗渠化されているが,代田橋駅付近では普通の川のような姿を残している。玉川上水は元々,東京の街中に飲み水を提供するために作られたものであり,代田橋の南側には東京都水道局の給水所があるのも,それと縁のないことではないだろう。

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 玉川上水の測道を歩いて京王線の線路をくぐり,代田橋南口商店街に出る。

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 この南口商店街を真っ直ぐ伸ばすと,京王線の線路を挟んで,大原稲荷神社の参道にそのまま繋がっていることがわかる。

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 南口商店街側から,踏切の先,北口の商店街を見る。実にこぢんまりして魅力的な街だということがわかる。

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2005年3月 4日 (金曜日)

この冬 何回目の雪だろう……

 昨晩から雪になるとの天気予報だったが,雪になったのは未明から。今日は昼頃まで雪で,この冬一番の積雪になるらしい。

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 ほぼ満開になった梅にも雪が積もった。
 雪が積もるとなんだかワクワクしてくるのは,北国で生まれ育ったためだろうか……。 

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 この地方の交通機関は積雪に慣れていないため,ちょっと雪したでも大混乱になってしまうことが多い。

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 職場のある鎌倉では天気の回復が早く,積雪はほどんど無く,昼過ぎには晴れ間も見えるほどだった。
 しかし,帰宅時の新百合ヶ丘駅前には,まだ雪が残っていた。同じ神奈川県でも,北部と南部では気候がずいぶん違っていることがよくわかる。

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 予備校なのか学習塾なのかよくわからないが,ここの学校の広告やCFには奇妙なものが多い。
「なんで東大に?」って,願書を出して入学試験を受けたからに決まってるだろ,と言いたくなってしまう。この学校に国語の先生はいないのだろうか。別の塾では「勝夏」を「カチナツ」と読ませる無茶をしていたけど,そっちのほうがまともに感じられてしまうほどである。

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2005年3月 1日 (火曜日)

久しぶりの出張で淵野辺へ

 今日は久しぶりの出張でJR横浜線の淵野辺へ。出張はいろいろ面倒なので好きではないが,「たまに」程度なら悪くない。

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 目的の打ち合わせを済ませ,バス停で運転本数の少ないバスを待ちつつ,うろうろしていると,市立博物館の建物が目に入った。なんと魅力的なんだろう。仕事をサボって博物館に入ってみたい……という誘惑を断ち切り,バスに乗り込んだ。

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 神奈中バスの出入り口ドア横には,ちょっとしたキャンディ類や傘などが置いてある。どのぐらいの売り上げになるのか不明だが,他のバス会社でこういうものを見ることはない。個人的には,魅力的な運転手横の前方かぶりつきシートに座れないのが残念だったりする。

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 湘南モノレールの大船駅の改札は自動改札になっているが,係員がいる改札には古い改札口で使っていたと思われる扉が使われていて,ちょっと楽しい気分になる。

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