« 苫小牧から日高本線に乗り,大狩部へ | トップページ | 日高門別の丘の上から »

2004年8月 3日 (火曜日)

二日続けて日高本線の列車に揺られる

 昨日は日高本線に乗車したが,あまり天気が良くなくて残念な思いをした。そこで,今日もまた日高本線に乗ることにする。リベンジである。とは言え,天気予報は曇りで,午後からは雨とのこと。リベンジどころか,返り討ちに遭いそうな雲行きである。見たのはテレビの全国版天気予報であり,たぶん北海道を代表した札幌の天気であろうと勝手に判断。日高地方は札幌よりも多少天気が良さそうな予感……を勝手に感じる(一応天気図なんかを見ながら)。

040803-095749.jpg
 朝の苫小牧は時折小雨がぱらついていた。甘い予感はいきなり打ち砕かれたのだが,まぁ,のんびり日高本線の列車に乗り,終点の様似からバスで帯広を目指すことにする。
 写真は,静内駅での列車交換風景。様似行きの下り列車は,ここ静内で20分程度の長時間停車となる。天気は……,なんと日高門別付近から太陽が顔を出し,ここ静内では快晴になった。私の勝手な予感も案外イケるじゃん,とほくそえむ。

 終点の様似まで乗り続けるつもりだったが,東町から日高幌別までの間に車窓に広がる風景を見て,どうしても下車したくなってしまった。この区間では,列車は海岸線に沿って走るのだが,海岸と線路の境界が見事にあいまいなのだ。
040803-145133.jpg
 このあたり,この写真のような感じで海岸に昆布を干している横を列車が走る光景が有名だが,列車から見る限りでは干してある昆布は少なかった。すでに時刻は正午近い。すでに昆布を取り込んでしまったのだろうか。ひょっとしたら,今日は昆布漁がなかったのかもしれない。
 昆布は無くても,線路と周辺の境界があいまいな光景(路面電車とか線路が草生したローカル線など)に目が無い私は,終点の様似からバスで帯広を目指すのをあきらめ,次の日高幌別駅で下車した。

040803-122807.jpg
 真夏の日差しに汗だくになりながら海岸まで戻り,さっきまで乗っていた列車が終点の様似で折り返してきたところを撮影した。

040803-120615.jpg
 海岸では,おばあちゃんが浜に打ち上げられた昆布を採っていた。
 ちょっと先の海面には昆布が見え隠れしている。見事な昆布の密度である。このあたりの海水は,そのままですでにダシがきいているんじゃないか,などと考えてしまった。それほどまでに豊かな海である。

040803-121114.jpg
 昆布を採っていたおばあちゃんに話しかけて,世間話ついでに昆布漁の話を聞こうかとも思ったが,なんだかそういう行為がヤボな感じがしたので,遠くでおばあちゃんがこっちを見たときに大きく会釈するだけにとどめた。
 さて,次の列車がやってくるまで長時間。海辺の砂に座って波の音を聞きながらボンヤリする。苫小牧駅で買った駅弁二つ,「ほっきめし」と「ホタテ弁当」をいつの間にか平らげてしまった。何と贅沢な時間だろう,と個人的には思うのだが,こういう「ボンヤリ」には耐えられない人も多い。

040803-132604.jpg

040803-132608.jpg
 そうこうするうちに様似行きの下り列車がやってきた。今度は線路際で撮影。
 日頃から線路の両側に高いフェンスが設置されている鉄道ばかり見ているためか,こういう風景にはホッとする。

040803-132611.jpg
 列車は黒煙を上げながら海岸を走り抜けていった。

|

« 苫小牧から日高本線に乗り,大狩部へ | トップページ | 日高門別の丘の上から »

・01 北海道」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

鉄道」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 二日続けて日高本線の列車に揺られる:

« 苫小牧から日高本線に乗り,大狩部へ | トップページ | 日高門別の丘の上から »