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2004年8月の15件の記事

2004年8月22日 (日曜日)

千駄木から谷中,日暮里へ

 日暮里の食品玩具問屋街,通称駄菓子屋横丁がとうとう取り壊されて高層ビルに変わるとのことで,その前に写真におさめておこうと思い,千代田線の電車に乗った。

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 千駄木駅で下車。
 千駄木駅周辺から,よみせ通り商店街を歩く。道がくねくねと曲がっていていい感じである。

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 倉庫か工場か,特徴ある建物が道路の拡幅をジャマしているように見えるが問題ない。道はくねくねと続く。

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 歩行者よりも自転車に乗った人が多いのが気になった。界隈の住宅地だけでなく,ちょっと離れたところからも集客のある商店街なのかもしれない。

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 よみせ通りの途中から日暮里方向に,谷中銀座商店街が伸びている。よみせ通りのように曲がりくねってはいないが,道幅が狭く,車は通行できない。人出が多く,いつも賑やかな商店街だ。

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 谷中銀座商店街は実に良い雰囲気の商店街だ。人気があるのもよくわかる。

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 階段が見えてきた。谷中銀座商店街の日暮里寄りには階段がある。

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 谷中銀座商店街から続く階段を上る。

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 ちょうど西向きになっていて,夕焼けが綺麗に見えるためだろうか,この階段は「夕焼けだんだん」と呼ばれている。残念ながら西側に高層アパートが出来ていて,夕日が沈むシーンは見ることが出来ないんじゃないかと思われる。

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 レトロがブームだということもあって,雰囲気の良い谷中銀座商店街は大人気の商店街である。

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 ただ,本当にレトロが人気なのであれば,各地にある古い商店街に人が集まっても不思議ではないのだが,実際にはそうなっていない。正確には「レトロ」がブームなのではなく,「レトロ風」がブームなのだ。

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 日暮里駅前へ。
 片隅にはこんな感じの良い一郭が残っている。食品玩具問屋街,通称駄菓子屋横丁はここの奥にある。

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 日暮里駅前商栄会の碑。

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 もうすぐ取り壊しが予定されている食品玩具問屋街,通称駄菓子屋横丁。

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 食品玩具問屋街はノスタルジーを求めて集まった大人達で一杯だった。

 ここがもうすぐ取り壊されるというニュースを見て,名残を惜しむ気持ちで訪れた人も多いだろう(もちろん私もその一人)。クラシックカメラをぶら下げたマニアの人も多く見られた。実は私が苦手とする人たちである(それなのに彼らに声を掛けられることも多い)。左端は人混みの中でレンズ・カメラ談義に興じる人々。何もこの人混みの中で,初めて出会った人とカメラやレンズの話をしなくてもいいのに……と思ってしまう。

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 駄菓子屋といえば子供が主役……,というのが普通だが,ここでは子供が置いてきぼり,といった感じだった。

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「何か欲しいモノはないの?」「○○は欲しくないの」と言われてとまどう子供たち,といった風情。

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 ブームのおかげで,あちこちに「レトロもどき」が誕生している。
 そんな中で,「もどき」ではないレトロがどんどん無くなっていくのも不思議な状況である。

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 南西側の繊維問屋街。

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 日暮里駅前。あちこちにフェンスが立っていて,そのうちに街の様相ががらりと変わるだろう。

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 鶯谷駅のホーム。
 鶯谷駅周辺のラブホテル街を歩き回ってみようと思ったが,既に汗だくになっていて,そんなオッサンがラブホテル街を徘徊する姿はあまりに異常だと判断して,このまま帰ることにする。
 東北本線を走る客車列車は,寝台特急「北斗星」。いつかは乗ってみたい列車だ。

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2004年8月16日 (月曜日)

東京湾フェリーで金谷から久里浜へ

 昨日のBlogに木更津のフェリーの話を書いたら,久しぶりにフェリーに乗りたくなった。
 木更津から川崎へのフェリーは無くなってしまったので,対岸の神奈川県久里浜への東京湾フェリーが残る内房線浜金谷駅を目指すことにする。フェリーに乗る前に,とりあえず内房線の電車を撮影するために保田駅で下車。保田駅と隣の浜金谷駅の間には鋸山(のこぎりやま)があって,特徴のある山と電車を絡めて撮影することができる。

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 このあたりの内房線は単線である。ちょうど保田駅で列車交換だったため,跨線橋の上から撮影してみた。

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 保田駅前。

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 各駅停車として走っている特急車両。

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 内房線木更津方面行きの各駅停車。

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 内房線の特急列車ビューさざなみ。斬新なデザインの列車である。
 珍しく,典型的な鉄道写真風構図で撮ってみた。背景の山が鋸山(のこぎりやま)。
 鉄道写真の世界にはいろいろ細かなルールがあるらしく,この写真だと「後追い写真だからボツ」「左端に余分なモノが写り込んでいる」「右端にも……」「架線柱の位置がペケ」とか,その筋の人からはダメ出しされそうである。でも,そんなにルールに縛られて,撮ってて楽しいのかなぁ,と素人なりに感じる。

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 保田の海岸を俯瞰する。走ってきた列車は特急さざなみの車両なのだが,この付近では各駅停車として走っている。

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 保田駅に戻る。

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 保田駅の跨線橋から駅前を見る。

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 保田駅から電車に乗り,隣の浜金谷駅へ。

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 浜金谷駅前。

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 東京湾フェリー乗り場に向かう。
 途中で昼飯兼晩飯。海産物はやっぱり美味い。

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 東京湾フェリー乗り場に到着。

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 金谷からフェリーに乗る。背景の山が鋸山。稜線がノコギリのようになっている。

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 東京湾。フェリーの前を横切る貨物線。
 東京湾には往来する船が多く,フェリーは途中で何度も速度を緩めた。川崎,木更津間のフェリーでは,このようにフェリーの直前を貨物船が通過するということはほとんど無かった。川崎,木更津間は東京湾内の横浜港よりも内部に位置するため,通過する貨物船が少なかったのだろう。

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 川崎,木更津間では,フェリーのすぐ上を旅客機が頻繁に通過して楽しめたのだが,そういう楽しみは無くなってしまった。残念。

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 久里浜の火力発電所の煙突が見えてきた。

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 久里浜の港に到着。

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 京急久里浜駅前の商店街。

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 京急久里浜駅前のバスロータリー。

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 京急久里浜駅前のアーケード商店街(仲通り商店街)に西日が差し込む。

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 アーケード商店街から京急久里浜駅前方向を見る。

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2004年8月15日 (日曜日)

そごう撤退から4年 木更津は立ち直れるか

 木更津の街を歩くのは,まだ川崎と木更津の間をフェリーが結んでいたころ以来である。その川崎−木更津フェリーも,アクアライン開通によって廃止になり,それ以降木更津の街に来ることは無かった。久しぶりの木更津の街である。

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 木更津駅から駅前を見ると,まず目に入るのが巨大なビル。ここが4年前まで木更津そごうだったビルである。それが突然の倒産,撤退で,つい最近まで空きビルになっていた(はずである)。いわゆる平成不況の象徴のように語られているビルであるが,商業ビルとして復活したようだ。この日,周囲の駐車場は満車状態であり,結構繁盛しているように見えた。今後が楽しみである。

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 駅前広場。駅前通り(富士見通り)には立派なアーケードがある。

 気になったのは,駅の正面には自家用車が横付けにできるようになっていて,バスはその横を通り抜け,駅前を横切って,駅南のバスターミナルまで行って乗客を降ろしていることである。
 公共交通機関が優先されないこのような状況は,ますます公共交通機関を脆弱にし,どんどん住みにくい街を作るような気がする。しばらく駅前を見ていたが,長時間停車の自家用車も多い。これはちょっとマズいのではないだろうか。

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 駅前のアーケードには間口の広い,立派な商店が並んでいるが,シャッターを下ろしている商店が多い。
 フェリー乗り場から木更津駅まではいつもこの商店街を歩いていたが,以前はこのようにシャッターを下ろした店ばかりということはなかったような気がする。木更津市は地価下落率が全国でもトップクラスだったと記憶するが,この商店街を取り巻く状況はかなり厳しいようである。

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 木更津銀座商店街を歩く。

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 木更津銀座商店街にはシャッターを閉じている店が多く,歯抜けになっているところも多い。

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 駅前通り(富士見通り)方向を振り返る。

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 木更津銀座商店街の突き当たりに八剱八幡神社がある。

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 木更津銀座という名前から,昔はこのあたりが木更津の中心地だったものと思われる。現在は,わずかにその面影が残るだけである。歩道すらないにもかかわらず,どうも中途半端に交通量が多いのが問題であるように感じる。
 木更津の中心部には,この写真のように神社仏閣(左側は弁財天厳島神社)が多い。街は門前町として形成されたのだろうか。

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 再び駅前通り(富士見通り)に出る。

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 ムービーランド。

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 みまち通り商店街へ。

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 みまち通り商店街は,ちょっと不思議な感じのする商店街である。

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 みまち通り商店街。盆休みの貼り紙が目立った。
 シャッターは下りているが,この商店街は盆明けにはにぎやかになりそうな雰囲気を感じた。実際のところはどうなのだろうか。

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 みまち通りを抜けると,八剱八幡神社横から木更津銀座商店街に出る。

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 木更津駅方向へ,みまち通りを引き返す。

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 木更津駅から電車に乗り五井駅へ。今日は時間が無かったため,小湊鉄道は五井駅で見るだけにする。
 跨線橋の上から車庫を見ていたら,ちょうど列車が五井駅に入ってきた。

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 こうやって見ると,実にシンプルでバランスの良い塗装であると思う。塗装のバランスが良いから,森を抜け,田んぼの中を走るシーンは絵になる。
 こういう車両を見ていると,対照的に奇妙な塗装の久留里線の車両が残念でならない。

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安房鴨川から久留里線へ

 今日は朝から雨。天気予報も雨。乗っていた外房線の電車も,大雨による速度規制で少し遅れていた。
 房総半島をぐるりと電車で回ろうかとも思ったが,鴨川からバスで上総亀山に行き,久留里線に乗ることにする。

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 まずは安房鴨川駅到着。

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 安房鴨川の駅前にある日東バスのバスターミナル。
 上総亀山行きのバスは……ミニバスだった。わずか4人の乗客を乗せて,バスは定刻に発車した。

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 鴨川市郊外で2人の乗客が下車し,私と同じようにバスと電車を乗り歩いていると思われるおじさんと2人だけを乗せてバスは走る。途中には有料道路を走ったりする。
 雨は降り続ける。

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 終点,久留里線上総亀山駅に到着。

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 久留里線は,ここ上総亀山駅から内房線木更津駅までを結んでいるローカル線である。
 ホームには,すでに2両編成のディーゼルカーが待っていた。

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 久留里線は,末端部の上総亀山側で一日に13往復,木更津側では17往復と,列車本数は意外に多い。また,多くの列車が4両編成で運転されており,地図を見たときの沿線の人口密度を考えると,乗降客も意外なほど多い。
 にもかかわらず,路線の印象としてはかなりマイナーである。近くを走る私鉄の小湊鉄道がマスコミに取り上げられる機会が多いのに比べると,その差は歴然としているように思える。

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 久留里線の名の元となった久留里駅で列車交換のために長時間停車。
 久留里線の人気がいまひとつである理由のひとつが,この奇妙な塗装ではないだろうか。きれいな風景の中を走る列車として,このような奇妙に派手で,風景とのバランスが取れていないように感じる塗装は,印象が良くない。

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 久留里駅に対向列車がやってきた。
 このような独自の塗色のため,久留里線はれっきとしたJR東日本の路線であるにもかかわらず,第三セクターの路線と思い込んでいる人も多い。

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 横田駅でも列車交換がある。この列車も4両編成だ。

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 木更津駅到着。
 当初は途中駅で下車して,列車を撮影しようと考えていたのだが,雨が降り続けていたので木更津まで乗り通してしまった。
 木更津駅到着後,雨は小降りになった。

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2004年8月14日 (土曜日)

晩夏の房総 東浪見を歩く

 秋のダイヤ改正で,房総を走る特急列車の車両が新しくなるらしいということで,その前に古い特急列車を撮影しておこうと思い立ち,外房線の東浪見(とらみ)で下車した。
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 実はこの東浪見,サーフィンをする人の間では有名な海岸だそうだ。「東」の海で「浪(なみ)」を「見」る。サーフィンにはぴったりの地名である。国土地理院の地形図を見ると,東浪見の集落は,木々に囲まれた住宅地になっていて,旧道と思われる曲がりくねった道路の両側に細長く広がっている。

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 実際に道路を歩いてみると,生垣に囲まれた見事な集落であることがわかる。

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 集落の周囲には,これまた見事な田んぼが広がっている。

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 田舎で生まれ育った私にとっての原風景のような家々が,こんな感じで数多く残っている。

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 東浪見の集落を抜けたところにある橋の上から東京行き特急わかしおを撮影。かつて日本国内をくまなく走っていた(いわゆる)国鉄色の特急列車だが,あっという間に数が少なくなってしまった。

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 各駅停車のほとんどには,横須賀線や総武線を走らなくなって久しい113系電車が使われている。

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 東浪見駅へ。跨線橋を渡って上りホームに向かう。

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 そろそろ上り普通列車が来る時間になったところで,反対ホームを特急「わかしお」が通過。午後6時を過ぎ,薄暗くなっていたので強引に流し撮り。

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2004年8月 8日 (日曜日)

山下/豪徳寺の商店街を歩く

 山下商店街と豪徳寺商店街はひとつの狭い通りの両側に連続して連なっており,どこからが山下商店街でどこからが豪徳寺商店街なのか私は知らないが,ここでは便宜上小田急線豪徳寺駅の北側を山下商店街,南側を豪徳寺商店街と呼ぶことにする。

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 まずは豪徳寺駅の写真。このあたりで大きく変化したのがここである。以前は駅前に5,6段の階段があって,その上に小さな駅舎があったのだが,複々線高架化工事に伴って駅舎は無くなり,駅は高架下におさまっている。

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 東急世田谷線山下駅に続く路地。有名な中華「満来」がある。

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 駅の北側に伸びている山下商店街。
 車が入れない狭い通りの両側に商店が連なっている。自然に発生した街並みなので,うねうねと曲がりくねっている。

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 三叉路から小田急線豪徳寺駅方向を振り返る。

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 安心して歩くことが出来る。商店街にとって,これがどれだけ重要なことか……。

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 豪徳寺駅方向に引き返すことにする。

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 人形焼の明菓堂。

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 東急世田谷線山下駅。

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 東急世田谷線山下駅側から駅前の路地を見る。

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 東急世田谷線山下駅。高架線は小田急線豪徳寺駅。
 世田谷線は,数年前に車両を一斉に新しくし,ホームをかさ上げして,立派なLRTに生まれ変わった。

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 小田急線豪徳寺駅南側の路地。小さく見える踏切は世田谷線。

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 豪徳寺駅南側の豪徳寺商店街。山下商店街と同じ通りに連続して位置している。

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2004年8月 7日 (土曜日)

千歳から羽田へひとっ飛び

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 千歳空港内部。ちゃんとしたデザイナーが設計したのだろうが,このゴチャゴチャした光景はアリなのだろうか?
 個人的には猥雑なところは大好きなのだが,この意図的にゴチャゴチャさせたショッピングゾーンには,猥雑な商店街が醸し出す「味」のようなものは皆無である。

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 飛行機に乗るなら,やっぱり窓際である。離着陸時にはデジカメの使用が制限されるものの,日頃見慣れた地図と同じ地形が目に入ると単純に嬉しい。
 写真は下北半島北端の尻屋崎だ。

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 雲の合間から猪苗代湖が見えた。
 とすると,手前の集落は郡山のトラックターミナルか?

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 浜松町へ向かうモノレールの中から外を見ていたら,遠くに飛行機がウジャウジャと並んでいるのが見えたため,あわてて撮影した。飛行場の大きさを実感させられた。

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2004年8月 6日 (金曜日)

網走から釧網本線で釧路へ

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 網走駅に到着。隣のホームには発車を待つ石北本線のディーゼル特急「オホーツク」が停まっていた。
 石北本線を網走まで走ってきた2両編成のディーゼルカーは,1両が切り離され,ここ網走駅で長時間休んだ後で釧網本線の緑駅までの各駅停車となる。暑い夏,クーラーの付いていない車両は前面の貫通扉を開けたまま走り,車内に涼しい風を送り込む。粋な計らいだと思う。「危険だ!」と言い出す人がいないことを祈りたい。

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 網走駅で釧網本線に乗り換える。

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 釧路行きの快速「しれとこ」発車。
 ホームの反対側では緑行きの各駅停車が長時間停車中だ。

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 車窓にはオホーツク海が広がる。
 通路を挟んで反対側の車窓には,北浜駅からしばらく濤沸湖(とうふつこ)が続く。
 渚ゆう子の「さいはて慕情」という曲の中に,「夜明けの湖はどこまでも続く……」という歌詞があり,ここ濤沸湖がその湖じゃないかと思っている。北海道で鉄道が湖の横を走るところといえば,函館本線の大沼を思い出すが,大沼付近では「さいはて」という感じではないし,石北本線の網走湖は「どこまでも続く」ほど続いていない。

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 清里町駅で釧路から来た網走行きの快速「しれとこ」とすれ違う。

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 川湯温泉駅で楽しそうな乗り物を見かけた。
 もちろん営業用じゃないけど。

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 釧路までの快速列車は,途中駅でどんどん乗客が増え,車内は今回の北海道旅行中でもっとも混雑した状態になった。満員の列車は対向列車待ちのため,標茶駅で長時間停車する。昔はこの標茶から標津まで標津線の線路が伸びていたが,周辺にその名残を見つけることはできなかった。
 釧路湿原では通路の反対側の席に移って景色を楽しもうと思っていたが,車内が混雑して立っている人までいる状態で,それはかなわなかった……残念。

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 メインじゃない側の釧路湿原。

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 釧路駅に到着。釧路駅構内に入る前に釧路川を渡る。正面に見える道路橋は,地震時の津波注意報での中継で有名な幣舞橋(ぬさまいばし)……ではなく,旭橋である。

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 釧路からディーゼル特急に乗って札幌を目指す。

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2004年8月 5日 (木曜日)

ちほく高原鉄道で北見へ

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 午後は,ちほく高原鉄道で北見へ向かう。
 帯広から根室本線で池田へ行き,池田でちほく高原鉄道に乗り換えようと思っていたが,帯広駅のホームに行くと,根室本線の車両とちほく高原鉄道の車両の連結作業の真っ最中だった。どうやら池田まではJRとちほく高原鉄道の車両が一緒になって走り,池田駅で分離するようだ。
 これはラッキー。ちほく高原鉄道の列車は池田駅始発だと思っていたので,乗り換えたときに混雑してるんじゃないかという不安があったのだ。

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 ちほく高原鉄道に使用されているこのタイプの車両(写真左側)は,各地の第三セクター鉄道などで使用されているタイプだ。1両編成で走ることが多いためか,JRの一般的な車両よりもひとまわり小さい印象があったが,こうやって並べてみるとほとんど同じ大きさなので,ちょっとびっくり。

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 池田駅で切り離されたちほく高原鉄道のディーゼルカー。
 ちほく高原鉄道は,旧国鉄の池北線,「池」田と「北」見を結ぶローカル線で,別名「ふるさと銀河線」と呼ばれる。開通当時はなんと「網走本線」だった。なぜ「銀河」なのかはよくわからないが,沿線は空気がきれいで光害も少なく,銀河(天の川)が綺麗に見えることは確かだと思う。

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 途中の陸別駅で対向列車とすれ違う。
 車体にはアニメの絵が描かれている。美しい風景の中を走る列車として,このデザインはいかがなものだろう。そのアニメが好きな人でも,その絵柄が列車に描かれていて嬉しいものだろうか。疑問である。

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 途中駅に「○○別」という駅名が多いことからわかるように,大小の美しい川に沿って走る。
 「「○○別(ベツ)」は,アイヌ語で「○○川」を意味するらしい。小学生の時に,同級生の誰かが北海道旅行の土産物にアイヌ語と標準語の対比表(のれん?)のようなものを買ってきて,なぜかそれで覚えた「ピリカ」「ヌプリ」「ベツ」などの言葉は忘れられない。

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 訓子府(くんねっぷ)駅で列車交換。

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 北見駅に到着。折り返しは置戸行きの列車となる。
 ホームの反対側には石北本線の遠軽行きディーゼルカーが発車を待っていた。

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 北見駅。午後からずっと曇り空だったが,とうとう雨粒が落ち始めた。

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帯広の商店街は七夕まつりの準備中

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 朝。良い天気になった。

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 帯広駅前。
 空間をたっぷり取った街並みである。さすがは北海道,と感じた。

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 帯広駅前から伸びる平原通り商店街。
「ひらはらどおり」だと思ったら「へいげんどおり」だった。

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 広小路商店街のアーケードでは,七夕まつりの飾りつけの真っ最中だった。
 祭りを前にしてワクワクした感じが伝わってくる。

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 空き地の先に小さな飲食店街が見えた。

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 大きな飲食店ビル。

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 駅前にまっすぐ伸びる平原通り商店街の西側に平行して伸びる都通り商店街。
 商店街としての機能は薄れているようだ。

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 アーケードがあるのは広小路商店街。
 帯広最大の商店街だと思われる。まだ午前中なので人通りは多くは無かったが,17万人ぐらいの帯広の人口からすると,活気があるように見受けられた。

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2004年8月 4日 (水曜日)

猛暑の北海道 札幌から帯広へ

 涼しい地方ということで北海道に来たはずだったが……,その北海道でも連日30℃を越える日が続く。今日は,札幌経由で帯広まで行こうと思うが,朝の天気予報の最高気温予測では,札幌が30℃を超え,帯広に至っては33℃とのこと。これじゃ本州と変わりがない。

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 まずは朝,苫小牧の宿の窓から撮った写真。本州からの寝台特急カシオペアが,札幌を目指すところが見えた。

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 できたてホヤホヤの札幌駅ビルから駅前広場,駅前通りを見る。

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 地下鉄や市電に乗り放題の「1日切符」を買って,まずは地下鉄ですすきのへ向かう。
 なぜか平仮名の地下鉄「さっぽろ」駅で列車を待つ。整列乗車のための乗車位置マークが複種類,説明も無く並存している。きわめて不親切である。
 ちなみに,一日フリー切符の名称も,自動券売機の表示や案内板の表示が統一されておらず,「共通1DAYカード」「一日乗車券」「One Day Card」という名称が混在している。

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 すすきの駅を発車した路面電車。
 札幌市電の車両の中には,岐阜の名鉄に行って働いているものがある。札幌では名鉄岐阜市内線と違って線路敷内は車の通行が禁止されているので,電車はスムーズに運行されている。

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 クーラーの付いていない古い車両もたくさん走っている。

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 石山通り電停付近を走る電車。後ろの山には藻岩山へのケーブルカーの支柱が見える。

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 「電車事業所前」電停付近のカーブ(南22西14交差点)を曲がる電車。
 側面はPEKO & POKO。「ペコちゃん」の名は知っていたが,男の子のほうが「ポコちゃん」だというのをここで初めて知った。

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 南22西14交差点。

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 電車事業所前電停から電車に乗る。

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 市電のもう一方の終点,西4丁目電停に近づく電車。西四丁目ではなく西4丁目と書くのは札幌流か。

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 道路は狭く,線路敷き内通行禁止だが,路上駐車が意外に少ないため,路上駐車車両を避けようと線路敷きに入り込む車に進行を邪魔されることは少ない。
 電停も,仕切りがあるのと無いのでは大違いだ。

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 札幌駅へ。特急ライラックが停車している。

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 特急「スーパーとかち」で帯広に向かう。
 特急列車の名称に「スーパー」を付けるのは,いい加減やめてほしい。特急は「スーパーエクスプレス」だから,「特急スーパーとかち」は「スーパーエクスプレススーパーとかち」と「スーパー」が重複しているということもあるが,それよりなにより語感がダサすぎる。

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 車窓が気持ち良かったため,アイスクリームを買ってしまった。
 こんなに車窓が綺麗なのに,カーテンを閉めっぱなしの人が多いのが不思議である。狩勝峠すら見ないなんて……。

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 帯広の夕景。特急列車が帯広駅を発車して行った。

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2004年8月 3日 (火曜日)

日高門別の丘の上から

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 日高幌別で途中下車した時点で,様似でバスに乗り換え,帯広まで行くことはあきらめざるを得なかった。
 悩ましいのは,日高本線の終点の様似まで乗るか,それとも引き返して景色の良さそうなところで途中下車するか,である。列車が来る時刻まではたっぷり時間があったため,じっくり悩んだ結果,引き返して日高門別駅で下車する。駅から程近い丘の上から,海岸段丘の下を走る列車を撮影するのが目的である。

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 丘の上にたどり着いた時点では太陽が出ていて,こんな感じに惚れ惚れするほど脚の長い私の影が撮影できていた。

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 しかし,列車が通過する頃には分厚い雲が太陽を隠してしまい,露出が非常に厳しい状況に……。うむむ,日頃の行いが悪いのかなぁ。

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 日高門別駅に戻ると,あっという間に日が暮れてしまった。

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 蛇足だが,日頃からこういう整理券や切符もデジカメの重要な被写体である。いわゆる「メモ代わり」。私には切符などの収集癖はないが,いろいろ記憶をたどるとき,切符に記載された情報は貴重である。

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二日続けて日高本線の列車に揺られる

 昨日は日高本線に乗車したが,あまり天気が良くなくて残念な思いをした。そこで,今日もまた日高本線に乗ることにする。リベンジである。とは言え,天気予報は曇りで,午後からは雨とのこと。リベンジどころか,返り討ちに遭いそうな雲行きである。見たのはテレビの全国版天気予報であり,たぶん北海道を代表した札幌の天気であろうと勝手に判断。日高地方は札幌よりも多少天気が良さそうな予感……を勝手に感じる(一応天気図なんかを見ながら)。

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 朝の苫小牧は時折小雨がぱらついていた。甘い予感はいきなり打ち砕かれたのだが,まぁ,のんびり日高本線の列車に乗り,終点の様似からバスで帯広を目指すことにする。
 写真は,静内駅での列車交換風景。様似行きの下り列車は,ここ静内で20分程度の長時間停車となる。天気は……,なんと日高門別付近から太陽が顔を出し,ここ静内では快晴になった。私の勝手な予感も案外イケるじゃん,とほくそえむ。

 終点の様似まで乗り続けるつもりだったが,東町から日高幌別までの間に車窓に広がる風景を見て,どうしても下車したくなってしまった。この区間では,列車は海岸線に沿って走るのだが,海岸と線路の境界が見事にあいまいなのだ。
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 このあたり,この写真のような感じで海岸に昆布を干している横を列車が走る光景が有名だが,列車から見る限りでは干してある昆布は少なかった。すでに時刻は正午近い。すでに昆布を取り込んでしまったのだろうか。ひょっとしたら,今日は昆布漁がなかったのかもしれない。
 昆布は無くても,線路と周辺の境界があいまいな光景(路面電車とか線路が草生したローカル線など)に目が無い私は,終点の様似からバスで帯広を目指すのをあきらめ,次の日高幌別駅で下車した。

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 真夏の日差しに汗だくになりながら海岸まで戻り,さっきまで乗っていた列車が終点の様似で折り返してきたところを撮影した。

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 海岸では,おばあちゃんが浜に打ち上げられた昆布を採っていた。
 ちょっと先の海面には昆布が見え隠れしている。見事な昆布の密度である。このあたりの海水は,そのままですでにダシがきいているんじゃないか,などと考えてしまった。それほどまでに豊かな海である。

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 昆布を採っていたおばあちゃんに話しかけて,世間話ついでに昆布漁の話を聞こうかとも思ったが,なんだかそういう行為がヤボな感じがしたので,遠くでおばあちゃんがこっちを見たときに大きく会釈するだけにとどめた。
 さて,次の列車がやってくるまで長時間。海辺の砂に座って波の音を聞きながらボンヤリする。苫小牧駅で買った駅弁二つ,「ほっきめし」と「ホタテ弁当」をいつの間にか平らげてしまった。何と贅沢な時間だろう,と個人的には思うのだが,こういう「ボンヤリ」には耐えられない人も多い。

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 そうこうするうちに様似行きの下り列車がやってきた。今度は線路際で撮影。
 日頃から線路の両側に高いフェンスが設置されている鉄道ばかり見ているためか,こういう風景にはホッとする。

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 列車は黒煙を上げながら海岸を走り抜けていった。

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2004年8月 2日 (月曜日)

苫小牧から日高本線に乗り,大狩部へ

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 札幌からディーゼル特急「北斗」に乗り,苫小牧へ向かう。

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 苫小牧到着。日高本線の列車を待つ間,ホームをうろうろしていたところ,本州からの寝台特急「北斗星」札幌行きが苫小牧到着。さすがに存在感のある列車だが,DD51ディーゼル機関車の北斗星専用の塗色はどうなんだろうか。何が何でも国鉄色が良いとは思わないが,パッとしない印象である。

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 これが日高本線の様似行き各駅停車。「本線」と名が付くものの,各駅停車が一日に5,6往復しか走らない,典型的なローカル線である。

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 日高本線の車窓は,原野,湿地帯,牧場,海…と,いかにも北海道らしい。
 車両にはクーラーが付いていない。本州よりは涼しいものの,季節は夏。扇風機の風だけでは暑いので,窓を全開にする。吹き込む風が気持ちいい。

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 大狩部駅で下車する。この駅の近くには結構有名な鉄道写真の撮影ポイントがある。
(このあたりはどこで撮影してもきれいな写真が撮れるのだが……)
 大狩部駅の駅銘板の隣には,ここでテレビ番組の撮影があったことを示す板が立てられていた。はなはだしく無粋である,と感じた。
 苫小牧を出たときには晴れていたのだが,海霧が濃く,遠くがかすんでいる。

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 大狩部駅から30分ぐらい歩いて,崖の上から日高本線を見下ろすポイントへ。
 海霧はだいぶ薄くなったが,それでも見晴らしは悪い。曇り空で露出が厳しく,手持ち撮影ではまともな写真が撮れなかった……,残念。

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 海霧のある今日は,望遠レンズを使った撮影は困難と判断し,広角レンズでも撮影できるポイントを探し,結局大狩部駅近くまで戻ってきて撮影。

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 大狩部駅を発車し,様似方面へ走り去る列車。横を走る道路を,車が高速道路並みの速度で走る。
 道路を歩いている人など誰もいないから,車は平気で路肩近くを飛ばしてくる。歩いている途中で何度か怖い思いをした。

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 苫小牧行きの列車がホームに入ってきた。

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 苫小牧駅に戻ると,寝台特急北斗星が上野駅を目指して発車するところだった。
 煙を吐き出す煙突は,ここが北海道一の工業地帯であることを示している。

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2004年8月 1日 (日曜日)

とりあえず千歳行きの飛行機に乗る

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 日曜日になってようやく足の腫れも無くなり,羽田空港への直通バスに乗る。
 途中の鶴見付近,車窓に昭和と平成の境界線のような風景が広がっていたので,思わず撮影。

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 羽田空港は混雑していた。
 羽田へのバスは空港手前で大渋滞に巻き込まれ,希望の飛行機に乗り遅れた人も出た模様。

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 筑波付近。天気は快晴。

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 福島県の郡山市上空。奥のほうには三春の街並みも見える(三春出身の地図好きじゃないと判別不能かもしれない)。
 高校時代,三春から郡山に通学していたが,そのころの市街地は国道49号線の内側がほとんどだった。それが今は郊外の大槻町を飲み込むぐらいに広がっている。

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 福島市上空。市街地の真ん中に信夫山がある。
 市街地は信夫山の北側(写真では左側)にも広がってきている。

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 新千歳空港に到着。

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 新千歳空港駅から千歳線の電車に乗り,新札幌駅で下車する。ここで札幌市営地下鉄東西線に乗り換える。

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 新札幌駅を上野行きの寝台特急「北斗星」が通過する。

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 札幌市営地下鉄東西線。エアコンの吹き出し口に風鈴がぶら下がり,涼しげな音を奏でる。

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